ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ケルセチンは侵害受容性疼痛および病的疼痛を軽減する: 神経生理学的メカニズムと治療の可能性

The Phytochemical, Quercetin, Attenuates Nociceptive and Pathological Pain: Neurophysiological Mechanisms and Therapeutic Potential

著作名:
Mamoru Takeda
Yukito Sashide
Ryou Toyota
Haruka Ito
出典:
Molecules
2024
29
3957
DOI:
10.3390/molecules29163957
要旨:
ケルセチンの鎮痛作用をまとめた総説。まず、侵害受容性疼痛と病的疼痛を概説した後、三叉神経痛の経路に言及する。本論では、侵害受容性疼痛・急性炎症性疼痛・慢性炎症性疼痛に章分けして、ケルセチンの鎮痛作用に関する分子メカニ...

ケルセチンの局所投与はリドカインと同等に、炎症後の侵害受容性一次感覚ニューロンの過興奮を軽減する

Local administration of the phytochemical, quercetin, attenuates the hyperexcitability of rat nociceptive primary sensory neurons following inflammation comparable to lidocaine

著作名:
Yukito Sashide
Ryou Toyota
Mamoru Takeda
出典:
The Journal of Pain
2024
25
755-765
DOI:
10.1016/j.jpain.2023.10.004
要旨:
ラットの顔面に完全フロイントアジュバントで炎症を誘発し、機械的刺激から逃げる閾値で、侵害受容性一次感覚ニューロンの興奮性を評価した。炎症組織へケルセチンを局所投与すると、用量依存的に興奮性を低減した。ケルセチン1 mMの...

ラットにケルセチンを局所投与した後の、侵害受容性一次感覚ニューロンの興奮の抑制

Suppression of the Excitability of Rat Nociceptive Primary Sensory Neurons Following Local Administration of the Phytochemical, Quercetin

著作名:
Ryou Toyota
Haruka Ito
Yukito Sashide
Mamoru Takeda
出典:
The Journal of Pain
2023
24
540-549
DOI:
10.1016/j.jpain.2022.10.014
要旨:
三叉神経痛のモデルラットに、ケルセチンを局所注射した。機械的刺激に応答した三叉神経ニューロンの興奮は、ケルセチンが用量依存的に抑制し、可逆的に15分間持続した。ケルセチンの抑制力は、2%リドカインとほぼ同等であった。

炎症性痛覚過敏に関連する三叉神経侵害受容ニューロンの過興奮において、ケルセチンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と同等に軽減する

Phytochemical quercetin alleviates hyperexcitability of trigeminal nociceptive neurons associated with inflammatory hyperalgesia comparable to NSAIDs

著作名:
Haruka Itou
Ryou Toyota
Mamoru Takeda
出典:
Molecular Pain
2022
18
10.1177/17448069221108971
DOI:
10.1177/17448069221108971
要旨:
ラットの顔面に完全フロイントアジュバントで炎症を誘発し、機械的刺激から逃げる閾値で痛みを評価した。閾値は炎症ラットで有意に低下したが、ケルセチンもしくは非ステロイド性抗炎症薬ジクロフェナクを投与すると、2日後に対照レベ...