ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンは膵β細胞のL型カルシウムチャネルを直接活性化して、インスリン分泌を誘導する

Quercetin induces insulin secretion by direct activation of L-type calcium channels in pancreatic beta cells

著作名:
G. Bardy
A. Virsolvy
J. F. Quignard
M. A. Ravier
G. Bertrand
S. Dalle
G. Cros
R. Magous
S. Richard
C. Oiry
出典:
British Journal of Pharmacology
2013
169
1102-1113
DOI:
10.1111/bph.12194
要旨:
膵β細胞INS-1およびラットから摘出した膵島にケルセチンを作用すると、濃度依存的にインスリンの分泌が増え、カルシウム濃度が上昇した。ケルセチンの効果は、SERCA阻害剤の存在下では影響がなかったが、L型カルシウムチャネル拮抗薬...

ケルセチンはERK1/2経路を介するインスリン分泌を増強して、酸化的損傷から膵β細胞INS-1を保護する

Quercetin potentiates insulin secretion and protects INS-1 pancreatic β-cells against oxidative damage via the ERK1/2 pathway

著作名:
E. Youl
G. Bardy
R. Magous
G. Cros
F. Sejalon
A. Virsolvy
S. Richard
J. F. Quignard
R. Gross
P. Petit
D. Bataille
C. Oiry
出典:
British Journal of Pharmacology
2010
161
799-814
DOI:
10.1111/j.1476-5381.2010.00910.x
要旨:
膵β細胞INS-1にグルコースもしくはグリベンクラミド(II型糖尿病治療薬)を作用すると、インスリンを分泌する。ケルセチンの共投与はその両方にて、インスリン分泌を増強した。ケルセチンによるインスリン分泌には、ERK1/2シグナル伝達...

ケルセチンは高血圧患者の血圧を急激に低下したが、血中アンジオテンシン変換酵素の活性・エンドセリン-1値・一酸化窒素の低下とは連動しない

Acute, quercetin-induced reductions in blood pressure in hypertensive individuals are not secondary to lower plasma angiotensin-converting enzyme activity or endothelin-1: nitric oxide

著作名:
Abigail Larson
Melissa A.H. Witman
Yi Guo
Stephen Ives
Russell S. Richardson
Richard S. Bruno
Thunder Jalili
J. David Symons
出典:
Nutrition Research
2012
32
557-564
DOI:
10.1016/j.nutres.2012.06.018
要旨:
正常血圧者5名およびステージ1の高血圧者12名を対象とする、ケルセチンの即効的な降圧効果を検証した、二重盲検臨床研究。ランダムに2群に分け、ケルセチン1095 mgもしくはプラセボを服用し、10時間後に血液検査と血圧測定を行った。...