ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示

ケルセチン-3-ルチノシド(ルチン)は、致死量のガンマ線が誘発する染色体の不安定性を軽減する

Quercetin 3 Rutinoside Alleviates Chromosomes Instability Induced by Lethal Dose of Gamma Radiation

著作名:
Savita Verma
出典:
Defence Life Science Journal
2022
7
156-162
DOI:
10.14429/dlsj.7.17555
要旨:
予めルチンを注射したマウスに、致死量(9 Gy)のガンマ線を照射した。ガンマ線は骨髄細胞に、多くの種類(二重微小染色体・フラグメント・二動原体染色体・ギャップ・環状)の染色体異常をもたらしたが、ルチンは有意に遺伝的変異に対抗...

ルチンはNF-κB/TGF-β1シグナル伝達を調節して、放射線が誘発した肺炎症および肺線維症を軽減する

Quercetin-3-Rutinoside alleviates radiation-induced lung inflammation and fibrosis via regulation of NF-κB/TGF-β1 signaling

著作名:
Savita Verma
Ajaswrata Dutta
Akshu Dahiya
Namita Kalra
出典:
Phytomedicine
2022
99
154004
DOI:
10.1016/j.phymed.2022.154004
要旨:
胸部に12 Gyのガンマ線を16日間照射したマウスは、肺炎症と肺線維症が進行した。特にNF-κB・TGF-β1・Smad3・ICAM-1・アクアポリン-5・α-平滑筋アクチンの上昇が顕著であった。しかし、予めルチンを投与したマウスでは、肺炎症と肺線維...

ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、サイトカイン・細胞周期の進行・アポトーシスを調節して、放射線がマウスに誘発したリンパ造血系の損傷を軽減する

A combined prophylactic modality of podophyllotoxin and rutin alleviates radiation induced injuries to the lymphohematopoietic system of mice by modulating cytokines, cell cycle progression, and apoptosis

著作名:
Savita Verma
Manju Lata Gupta
Kamal Kumar
出典:
Free Radical Research
2020
54
497-516
DOI:
10.1080/10715762.2020.1805447
要旨:
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、放射線によるリンパ球造血系への損傷を緩和した。マウスに予め投与した組合せは、Bcl2の上方調節およびBax・p53・カスパーゼ3の下方調節を介して、胸腺細胞のアポトーシスを顕著に抑制した。

ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、炎症を調節して、放射線が誘発したマウスの肺炎と線維症を軽減する

A Combination of Podophyllotoxin and Rutin Alleviates Radiation-Induced Pneumonitis and Fibrosis through Modulation of Lung Inflammation in Mice

著作名:
Savita Verma
Bhargab Kalita
Sania Bajaj
Hridayesh Prakash
Ajay Kumar Singh
Manju Lata Gupta
出典:
Frontiers in Immunology
2017
8
658
DOI:
10.3389/fimmu.2017.00658
要旨:
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、マウスにガンマ線を放射した際に起こる肺の炎症(過敏性肺炎および線維化)を軽減した。

ケルセチン-3-ルチノシド(ルチン)はマウスの脾臓および骨髄の酸化・炎症・アポトーシスを調節して、ガンマ線による造血機能障害から保護する

Quercetin-3-rutinoside protects against gamma radiation inflicted hematopoietic dysfunction by regulating oxidative, inflammatory, and apoptotic mediators in mouse spleen and bone marrow

著作名:
Ajaswrata Dutta
Akshu Dahiya
Savita Verma
出典:
Free Radical Research
2021
55
230-245
DOI:
10.1080/10715762.2021.1914334
要旨:
γ線を照射して惹起した、マウスの脾臓および骨髄における造血不全をルチンが緩和した。予めルチンを投与すると、7.5 Gyのγ線を照射した後に、脾臓内の活性酸素を阻害し、血中の抗酸化物質濃度を一定に保った。ルチンは抗アポトーシス...

ケルセチン-3-ルチノシド(ルチン)は、放射線が誘発したC57bl6マウスの遺伝子毒性と酸化的損傷を保護する

Quercetin 3 Rutinoside Facilitates Protection Against Radiation Induced Genotoxic and Oxidative Damage A Study in C57bl 6 Mice

著作名:
Savita Verma
Ajaswrata Dutta
出典:
Defence Life Science Journal
2021
6
128-137
DOI:
10.14429/dlsj.6.16219
要旨:
予めルチンを投与したマウスに、2 Gyのガンマ線を照射した。ルチンは投与量依存的にフリーラジカルを除去し、金属イオンを捕捉して、過酸化脂質の生成を阻害した。ルチンはまた、血中および肝組織中のGSHを上昇させ、マロンジアルデヒ...