ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

デルタメトリンがラットに誘発した精巣毒性におけるルチンの効果: 生化学的・分子的・病理学的研究

Effects of rutin against deltamethrin-induced testicular toxicity in rats: Biochemical, molecular, and pathological studies

著作名:
Sefa Küçükler
Orhan Çelik
Selçuk Özdemir
Şeyma Aydın
Selim Çomaklı
Elif Dalkılınç
出典:
Food and Chemical Toxicology
2024
186
114562
DOI:
10.1016/j.fct.2024.114562
要旨:
殺虫剤デルタメトリンを投与したラットは、精巣組織の損傷とマロンジアルデヒドの上昇が顕著であった。ルチンの共投与は、この様な異常を軽減して、抗酸化作用に基づく保護効果を示した。ルチンはまた、精巣組織のアポトーシスも抑制...

ビンクリスチンがラットに誘発した肝障害に対するケルセチンの有益な効果: Nrf2/HO-1・NF-κB/STAT3・SIRT1/PGC-1αの調節

Beneficial effects of quercetin on vincristine-induced liver injury in rats: Modulating the levels of Nrf2/HO-1, NF-κB/STAT3, and SIRT1/PGC-1α

著作名:
Selim Çomaklı
Selçuk Özdemir
Sefa Küçükler
Fatih M. Kandemir
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2023
37
e23326
DOI:
10.1002/jbt.23326
要旨:
抗癌剤ビンクリスチンで惹起した肝損傷のラットに、ケルセチンを投与した。ビンクリスチンがもたらしたALT・AST・ALPの上昇は、ケルセチンが低減して肝機能を改善した。ケルセチンはまた、肝組織のマロンジアルデヒドを減少し、SOD・...

デルタメトリンがラットに誘発した肝毒性および腎毒性は、酸化ストレス・炎症・アポトーシスの調節を介してルチンが保護する

Protective effects of rutin against deltamethrin-induced hepatotoxicity and nephrotoxicity in rats via regulation of oxidative stress, inflammation, and apoptosis

著作名:
Sefa Küçükler
Fatih Mehmet Kandemir
Selçuk Özdemir
Selim Çomaklı
Cuneyt Caglayan
出典:
Environmental Science and Pollution Research
2021
28
62975–62990
DOI:
10.1007/s11356-021-15190-w
要旨:
殺虫剤デルタメトリンで惹起した肝および腎毒性から、ルチンがラットを保護した。デルタメトリンは肝腎両組織中にて、過酸化脂質の増大をもららし、SOD・カタラーゼ・GPx・GSH活性を低下させた。デルタメトリンはまた、血中ALT・AST・...

コリスチンがラットの脳に誘発した酸化ストレス・炎症・アポトーシスにおける、CREB/BDNFの発現と関連するルチンの神経保護効果

Neuroprotective effect of rutin against colistin-induced oxidative stress, inflammation and apoptosis in rat brain associated with the CREB/BDNF expressions

著作名:
Hamit Çelik
Fatih Mehmet Kandemir
Cuneyt Caglayan
Selçuk Özdemir
Selim Çomaklı
Sefa Kucukler
Ahmet Yardım
出典:
Molecular Biology Reports
2020
47
2023–2034
DOI:
10.1007/s11033-020-05302-z
要旨:
環状ペプチドの一種コリスチンで惹起したラットの脳神経毒性を、ルチンが保護した。コリスチンを投与すると、グリア繊維性酸性蛋白質が増大し、アエチルコリンエステラーゼが活性化し、酸化ストレスと炎症マーカーの増大を招く。ルチ...