ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

脊髄損傷後の神経障害性疼痛を調節する、チトクロームP450ファミリー1サブファミリーBメンバー1(CYP1B1)とケルセチンの役割

Exploring the role of cytochrome P450 family 1 subfamily B member 1 and quercetin in modulating neuropathic pain after spinal cord injury

著作名:
Pengyu Zhou
Lu Li
Yu Cao
Jiahao Chen
Chuyin Chen
Xiangsheng Zhang
Jiurong Chen
Yingdong Deng
Ziqiang Lin
Yupei Lai
Suo Wang
Simin Tang
Wenqi Zhang
Peng Sun
Jun Zhou
出典:
Molecular Medicine Reports
2026
33
7
DOI:
10.3892/mmr.2025.13717
要旨:
脊髄損傷の遺伝子情報を基にするネットワーク薬理学解析の結果、鍵となる3種の遺伝子(GPD1L・EPHX2・CYP1B1)を特定した。脊髄損傷のモデルマウスにおいても、発症後の脊髄線維芽細胞にてCYP1B1の発現の増加を確認した。ケルセチンの投...
要旨:
脊髄損傷と神経障害性疼痛に共通する30種の遺伝子情報を基に細胞間コミュニケーション解析した結果、Ccl4-Ccr5シグナル伝達軸が標的と予測した。分子ドッキングおよび分子動力学シミュレーションは、ケルセチンがCcr5のTyr108/Phe109...

D-マンニトール/セリウム/ケルセチン(ルチン)を含むポリマーナノ粒子は、相乗的に急性肺損傷を治療する

Synergistic Therapeutic Effects of D-Mannitol–Cerium–Quercetin (Rutin) Coordination Polymer Nanoparticles on Acute Lung Injury

著作名:
Yusheng Zhang
Hong Wang
Ruiying Yang
Ying Zhang
Yao Chen
Cuiping Jiang
Xianyu Li
出典:
Molecules
2024
29
2819
DOI:
10.3390/molecules29122819
要旨:
ルチン・ケルセチン・酸化セリウム・マンニトールから成るナノ粒子を調製した。ルチンとケルセチンは急性肺損傷の有効成分として、マンニトールは肺を標的とするキャリアーとしての役割を期待した。急性肺損傷のモデルマウスにナノ粒...

ケルセチンはパイロトーシスを不活性化してナノ粒子が誘発した骨溶解を軽減する

Quercetin alleviates nanoparticle-induced osteolysis via deactivating pyroptosis

著作名:
Yu Cheng
Zhijian Zhao
Sheng Zhang
Yanglin Wu
Zhou Han
Lijun Li
Yun Teng
Jun Lin
Naicheng Liu
Shuangjian He
Huilin Yang
出典:
Biomaterials Science
2023
11
4616-4629
DOI:
10.1039/D3BM00060E
要旨:
チタンナノ粒子で惹起した骨溶解のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンはNrf2を活性化して活性酸素種を除去し、NLRP3インフラマソームを不活性化した。ケルセチンはまた、炎症性サイトカインが誘発する破骨細胞の過剰な...

ケルセチンは、高カルニチン食がマウスに誘発したトリメチルアミン-N-オキシドの形成を減少して、肝毒性を緩和する

Quercetin inhibits hepatotoxic effects by reducing trimethylamine N-oxide formation in C57BL/6J mice fed with a high L-carnitine diet

著作名:
Li Zhang
Qiu Wu
Nan Wang
Liansheng Zhang
Xingbin Yang
Yan Zhao
出典:
Food & Function
2023
14
206-214
DOI:
10.1039/D2FO01909D
要旨:
カルニチンは体内で代謝され、肝毒性を有するトリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)を生成する。カルニチンを投与したマウスは、血および尿中のTMAO濃度が上昇したが、その後のケルセチンの投与が用量依存的に減少した。カルニチンは、血...