ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

α-トコフェロールの共存がケルセチンの吸収と代謝を促進する

Enhancing effect of the coexisting alpha-tocopherol on quercetin absorption and metabolism.

著作名:
Rikito Mitsuzane
Reiko Okubo
Miyu Nishikawa
Shinichi Ikushiro
Shintaro Munemasa
Yoshiyuki Murata
Yoshimasa Nakamura
Toshiyuki Nakamura
出典:
Free Radical Research
2024
58
88-97
DOI:
10.1080/10715762.2024.2317206
要旨:
α-トコフェロールとセルロースがケルセチンの体内動態に及ぼす影響を、マウスで検証した。α-トコフェロールとの組合せは、単独投与時と比べて0.5時間後のケルセチンの血中濃度を上昇したが、セルロースは低下した。α-トコフェロールと...

蛍光色素カクテルを用いた多重薬物部位マッピングによる、ケルセチンと関連ポリフェノールのヒト血清アルブミンへの結合選択性

The binding selectivity of quercetin and its structure-related polyphenols to human serum albumin using a fluorescent dye cocktail for multiplex drug-site mapping

著作名:
Rie Mukai
Hitomi Okuyama
Miku Uchimura
Kozue Sakao
Miyu Matsuhiro
Mayumi Ikeda-Imafuku
Yu Ishima
Miyu Nishikawa
Shinichi Ikushiro
Akihiro Tai
出典:
Bioorganic Chemistry
2024
145
107184
DOI:
10.1016/j.bioorg.2024.107184
要旨:
ヒト血清アルブミンは血液の循環におけるフラボノイドの運搬を担う蛋白質であるが、サイトIおよびIIと呼ばれる2カ所の結合部位が存在する。蛍光色素を用いて比較した結果、ほとんどのフラボノイドはサイトIに選択的に結合し、相互作用...

母マウスが摂取したケルセチンは、母乳を介して新生児へ移行する

Transfer of quercetin ingested by maternal mice to neonatal mice via breast milk

著作名:
Nao Fujiwara
Rie Mukai
Miyu Nishikawa
Shinichi Ikushiro
Akira Murakami
Akari Ishisaka
出典:
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
2023
87
442–447
DOI:
10.1093/bbb/zbad007
要旨:
出産直後のマウスにケルセチンを投与し、血液・尿・母乳中のケルセチンとその代謝物16種を定量した。その結果、母乳のケルセチン含量は尿中よりもはるかに高く、排泄されるより母乳を介して新生児に移行した。

リポ多糖およびRANKLで刺激したRAW264.7細胞における、ケルセチンとグルクロン酸の結合位置の違いが、代謝および生理活性に与える影響

Comparison of metabolism and biological properties among positional isomers of quercetin glucuronide in LPS- and RANKL-challenged RAW264.7 cells

著作名:
Miyu Nishikawa
Yuriko Kada
Mirai Kimata
Toshiyuki Sakaki
Shinichi Ikushiro
出典:
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
2022
86
1670–1679
DOI:
10.1093/bbb/zbac150
要旨:
ケルセチンの主代謝物は、相当する3-O-グルクロン酸抱合体である。他の位置にグルクロン酸が結合した副代謝物を含めた、構造活性相関を網羅的に調査した。7位にグルクロン酸が結合した異性体は、一連の化合物の中で最も細胞毒性が強く...