ケルセチンを担持したポリマーナノ粒子は、ウロキナーゼ型プラスミン活性化因子を阻害して、トリプルネガティブ乳癌の治療効果を改善する
Improved therapeutic efficacy of quercetin-loaded polymeric nanoparticles on triple-negative breast cancer by inhibiting uPA
- 出典:
- RSC Advances
- 2020
- 10
- 34517-34526
- DOI:
- 10.1039/D0RA04231E
- 要旨:
- ケルセチンは、トリプルネガティブ乳癌(TNBC)の標的の一つであるウロキナーゼに強い阻害作用を持つが、経口吸収が乏しいため実用化されない。そこでナノ粒子ポリマーに担持させ、吸収性の改善を図った。調製したナノ粒子は、TNBC細胞...