ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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ルチンは腫瘍性miRNA-125bの発現とSTAT3シグナル伝達を調節して抗膠芽腫活性を示し、ミクログリアの炎症プロファイルに影響を及ぼす

Flavonoid Rutin Presented Anti-Glioblastoma Activity Related to the Modulation of Onco miRNA-125b Expression and STAT3 Signaling and Impact on Microglia Inflammatory Profile

著作名:
Irlã Santos Lima
Érica Novaes Soares
Carolina Kymie Vasques Nonaka
Bruno Solano de Freitas Souza
Balbino Lino dos Santos
Silvia Lima Costa
出典:
Brain Sciences
2024
14
90
DOI:
10.3390/brainsci14010090
要旨:
ルチンは30~50 μMの濃度でヒト由来膠芽腫細胞株GL15の増殖を阻害したが、ミクログリアC20には細胞毒性を示さなかった。ルチン30 μMは、細胞内とセクレトームの両方でmiRNA-125bの発現を著しく低下すると共に、STAT3の発現も低下した。...
要旨:
6-ヒドロキシドーパミンで惹起したパーキンソン病のラットモデルに、ルチンを投与した。その結果、オープンフィールド試験にて中央部を横切る回数が顕著に増加して、運動機能の回復を示唆した。同時にルチンはムスカリンを活性化して...
要旨:
ヒト神経芽細胞株SH-SY5Yにアミノクローム(ドーパミンが酸化されて生成する)を作用させ、神経毒性の細胞シミュレーションした。ルチンの添加は、IL-1βの発現を抑制し、グリア由来神経栄養因子および神経由来神経栄養因子の発現を促進...
要旨:
ルチンはミクログリアに毒性がなく、投与量依存的に同細胞を増殖した。ルチンはまた、ミクログリアの活性化を誘導し、CD150/CD206陽性M2表現型を特徴とした。ルチンが抑制するマーカーは、TNF-α・IL-1β・IL-6・iNOS・一酸化窒素であっ...
要旨:
神経膠腫細胞をルチンもしくはケルセチンで処置すると、その分化が阻害され、細胞内のヘパリン結合性EGF様増殖因子・インスリン様成長因子・グリア細胞株由来神経栄養因子の発現が低下した。ミクログリアをルチンもしくはケルセチンに...