ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

銅がHEPG2細胞に誘導するアポトーシスの促進と、ケルセチンのオートファジー調節による緩和作用

Copper-induced pro-apoptotic response and its alleviation by Quercetin through autophagic modulation in HEPG2 cells

著作名:
Joyeeta Chakraborty
Sourav Pakrashi
Jaya Bandyopadhyay
出典:
Journal of Trace Elements in Medicine and Biology
2024
86
127508
DOI:
10.1016/j.jtemb.2024.127508
要旨:
肝細胞HepG2に過剰の銅を作用すると、細胞内の活性酸素種が上昇し、形状異常とミトコンドリア膜電位の低下を誘発した。さらに銅はカスパーゼ-3とBaxを上方調節し、Bcl-2は下方調節してアポトーシスを誘導した。ケルセチンの共投与は、...

6-OHDAに起因するSH-SY5Y細胞のアポトーシスは、ケルセチンが軽減する

Quercetin alleviates 6-OHDA-caused apoptosis in SH-SY5Y cells

著作名:
Sourav Pakrashi
Joyeeta Chakraborty
Jaya Bandyopadhyay
出典:
Toxicology Research
2024
13
tfae117
DOI:
10.1093/toxres/tfae117
要旨:
ヒト神経芽細胞SH-SY5Yを6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)で刺激して、パーキンソン病の細胞モデルとした。6-OHDAがSH-SY5YにもたらしたBax・カスパーゼ-3・PARPの発現の上昇と、Bcl-2の発現の低下は、ケルセチンが逆転してアポトーシ...

ケルセチンはオートファジーを調節して、銅がSH-SY5Y細胞に誘発したアポトーシスと小胞体ストレスを軽減する

Quercetin Attenuates Copper-Induced Apoptotic Cell Death and Endoplasmic Reticulum Stress in SH-SY5Y Cells by Autophagic Modulation

著作名:
Joyeeta Chakraborty
Sourav Pakrashi
Arpita Sarbajna
Moumita Dutta
Jaya Bandyopadhyay
出典:
Biological Trace Element Research
2022
200
5022–5041
DOI:
10.1007/s12011-022-03093-x
要旨:
ヒト神経芽細胞SH-SY5Yに銅を作用させると、細胞内に活性酸素種が増大し、形態学的変形と核の凝縮を引き起こした。また、ミトコンドリア膜電位の不均衡も引き起こし、アポトーシスを誘発した。ケルセチンの添加は、これらの変化を逆転...

アポトーシスおよび自食作用経路の調節を介したSH-SY5Y細胞株におけるロテノン誘発毒性に対するケルセチンの神経保護的役割

Neuroprotective Role of Quercetin on Rotenone-Induced Toxicity in SH-SY5Y Cell Line Through Modulation of Apoptotic and Autophagic Pathways

著作名:
Sourav Pakrashi
Joyeeta Chakraborty
Jaya Bandyopadhyay
出典:
Neurochemical Research
2020
45
1962–1973
DOI:
10.1007/s11064-020-03061-8
要旨:
ヒト由来神経芽細胞SH-SY5Yに、ロテノンを作用させて惹起した神経毒性を、ケルセチンが保護した。ロテノンは活性酸素種を上昇させ、ミトコンドリアの膜電位のバランスを崩し、アポトーシスを誘導する。また、ロテノンは、LC3-IIの発現...