ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンを含むナノリポソームは、CD44を標的として前立腺癌細胞の増殖を抑制し、癌幹細胞を根絶する

Potent Suppression of Prostate Cancer Cell Growth and Eradication of Cancer Stem Cells by CD44-targeted Nanoliposome-quercetin Nanoparticles

著作名:
Kader Turkekul
Suat Erdogan
出典:
Journal of Cancer Prevention
2023
28
160-174
DOI:
10.15430/JCP.2023.28.4.160
要旨:
ヒアルロン酸で修飾したナノリポソームに封入効率96.9%でケルセチンを担持して、粒径134 nmのナノ粒子を得た。フリーのケルセチンはヒト由来前立腺癌細胞株PC-3の生存率を16%減少したが、得られたナノ粒子は60%減少した。この際、Bax...

ミッドカインの下方調節はPI3K/AKTおよびMAPK/ERK経路を介して、前立腺癌幹細胞の生存と遊走に対するケルセチンの有効性を増強する

Midkine downregulation increases the efficacy of quercetin on prostate cancer stem cell survival and migration through PI3K/AKT and MAPK/ERK pathway

著作名:
Suat Erdogan
Kader Turkekul
Ilker Dibirdik
Oguzhan Doganlar
Zeynep B. Doganlar
Ayhan Bilir
Gulperi Oktem
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2018
107
793-805
DOI:
10.1016/j.biopha.2018.08.061
要旨:
前立腺癌細胞株PC-3より取り出した幹細胞にケルセチンを作用すると、時間および濃度依存的にその増殖を抑制した。siRNAを用いてミッドカインの発現を抑制しても同様に、幹細胞の増殖抑制効果を認めた。ケルセチンとsiRNAの組合せは、...

ヒト由来角化細胞のアトピー性皮膚炎モデルにおいて、ケルセチンは炎症・酸化ストレス・創傷治癒障害を改善する

Quercetin Improves Inflammation, Oxidative Stress, and Impaired Wound Healing in Atopic Dermatitis Model of Human Keratinocytes

著作名:
Burcin Beken
Riza Serttas
Mehtap Yazicioglu
Kader Turkekul
Suat Erdogan
出典:
Pediatric Allergy, Immunology, and Pulmonology
2020
33
69-79
DOI:
10.1089/ped.2019.1137
要旨:
ヒト由来表皮角化細胞に濃度1.5 μMのケルセチンを予め添加すると、炎症因子(IL-4・IL-13・TNF-α)を加えても、アトピー状態を示さなかった。その上、抗酸化物質(SOD1・SOD2・CAT・GPx・IL-10)の発現が促進された。ケルセチンはまた、上...