ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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高脂肪食がマウスに誘発した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に対するケルセチンの保護効果は、腸内細菌叢の不均衡と関連する腸肝軸の調節が媒介する

Protective effect of quercetin on high-fat diet-induced non-alcoholic fatty liver disease in mice is mediated by modulating intestinal microbiota imbalance and related gut-liver axis activation

著作名:
David Porras
Esther Nistal
Susana Martínez-Flórez
Sandra Pisonero-Vaquero
José Luis Olcoz
Ramiro Jover
Javier González-Gallego
María Victoria García-Mediavilla
Sonia Sánchez-Campos
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2017
102
188-202
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2016.11.037
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスの非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を、ケルセチンが緩和した。高脂肪食が腸内毒素症を起こし、腸内毒素症がTLR4経路による炎症と脂質毒性の原因となるが、ケルセチンには抑制的に働く。
要旨:
ケルセチンはなぜ非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に有効かを解明した、基礎研究。同疾病は、メチオニンと塩素が不足する際に活性化されるPI3K/AKT伝達経路が引起すが、ケルセチンはAKTのリン酸化を阻害する。