ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ルチンはマイクロRNA-125b-1-3pを介したJunDシグナル伝達経路を調節して、ピラルビシンが誘発する心毒性への保護効果を発揮する

Rutin protects against pirarubicin-induced cardiotoxicity by adjusting microRNA-125b-1-3p-mediated JunD signaling pathway

著作名:
Qi Li
Meng Qin
Tengteng Li
Zehui Gu
Qi Tan
Peng Huang
Liqun Ren
出典:
Molecular and Cellular Biochemistry
2020
466
139–148
DOI:
10.1007/s11010-020-03696-9
要旨:
抗癌剤ピラルビシンで惹起したマウスの心毒性を、ルチンが効果的に保護した。ルチンは細胞間の活性酸素種を減らして、ピラルビシンによる酸化的な心筋の損傷から保護するため、HL-1細胞の生存率が向上した。またルチンは、転写因子Jun...

MiR-129-1-3pを介するカルシウムシグナル伝達経路を調節して、ルチンはマウス由来乳癌細胞の増殖と転移を抑制する

Rutin restrains the growth and metastasis of mouse breast cancer cells by regulating the microRNA-129-1-3p-mediated calcium signaling pathway

著作名:
Qi Li
Dongsheng Xu
Zehui Gu
Tengteng Li
Peng Huang
Liqun Ren
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2021
35
e22794
DOI:
10.1002/jbt.22794
要旨:
ルチンの乳癌細胞に対する分子メカニズムを解明した。マウス由来乳癌細胞株4T1および乳上皮細胞株HC11(正常細胞)それぞれにルチンを作用させると、miR-129-1-3pの下方調節が、後者と比べて前者で顕著であった。次にmiR-129-1-3pの等価...

ピラルビシン起因の心筋障害は、miR-22-5pが調節するRAP1/ERKシグナル伝達経路を介して、ルチンが治療する

Rutin treats myocardial damage caused by pirarubicin via regulating miR-22-5p-regulated RAP1/ERK signaling pathway

著作名:
Meng Qin
Qi Li
Yadi Wang
Tengteng Li
Zehui Gu
Peng Huang
Liqun Ren
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2021
35
e22615
DOI:
10.1002/jbt.22615
要旨:
抗癌剤ピラルビシンで惹起したラットの心筋損傷を、ルチンが効果的に保護した。ルチンは、ピラルビシンが減少させたマイクロRNAmiR‐22‐5pを回復させ、RAP1/ERK系シグナル伝達を抑制した。よって、ルチンの心筋保護のメカニズムとして...