ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示

食物性ジヒドロケルセチンは、短鎖脂肪酸/miR-10a-5p/PI3K-Aktシグナル伝達経路を介して大腸炎を軽減する

Dietary Dihydroquercetin Alleviated Colitis via the Short-Chain Fatty Acids/miR-10a-5p/PI3K-Akt Signaling Pathway

著作名:
Tong Liu
Siqing Fan
Pengfei Meng
Mingxia Ma
Yanxin Wang
Jiaojiao Han
Yufei Wu
Xiao Li
Xiurong Su
Chenyang Lu
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2024
72
23211–23223
DOI:
10.1021/acs.jafc.4c03278
要旨:
デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)で惹起した大腸炎のモデルマウスにジヒドロケルセチン(別名: タキシフォリン)を投与すると、症状と腸内細菌叢の乱れを改善した。糞便移植実験の結果は、ジヒドロケルセチンの改善効果における腸内細菌...

ビタミンD欠乏食に起因する中年マウスの肝臓における概日リズム機能不全は、ケルセチンが改善する

Quercetin improved hepatic circadian rhythm dysfunction in middle-aged mice fed with vitamin D-deficient diet

著作名:
Rui Li
Guiping Wang
Ruitong Liu
Lan Luo
Ying Zhang
Zhongxiao Wan
出典:
Journal of Physiology and Biochemistry
2024
80
137–147
DOI:
10.1007/s13105-023-00990-0
要旨:
中年マウスをランダムに4群に分け、12時間ずつ交互に明暗周期に晒した。1) 対照群、2) ビタミンD欠乏食群、3) ケルセチン投与群、4) ビタミンD欠乏食+ケルセチン投与群。投与期間終了後に、明周期および暗周期の開始1時間後それぞれに...

ケルセチンは肝星細胞の活性化を阻害し、TGF-β1/SmadsおよびPI3K/Akt経路を介したオートファジーを減少して、肝線維症を予防する

Quercetin prevents hepatic fibrosis by inhibiting hepatic stellate cell activation and reducing autophagy via the TGF-β1/Smads and PI3K/Akt pathways

著作名:
Liwei Wu
Qinghui Zhang
Wenhui Mo
Jiao Feng
Sainan Li
Jingjing Li
Tong Liu
Shizan Xu
Wenwen Wang
Xiya Lu
Qiang Yu
Kan Chen
Yujing Xia
Jie Lu
Ling Xu
Yingqun Zhou
Xiaoming Fan
Chuanyong Guo
出典:
Scientific Reports
2017
7
9289
DOI:
10.1038/s41598-017-09673-5
要旨:
胆管結紮もしくは四塩化炭素で惹した肝硬変のモデルラットに、ケルセチンを投与した。その結果、胆管結紮や四塩化炭素がもたらした肝線維症は、ケルセチンが軽減した。ケルセチンはTGF-β1/Smads経路を活性化し、PI3K/Aktは抑制して肝...
要旨:
Vitro: ヒト由来肝細胞癌細胞株LM3にケルセチンを投与すると、アポトーシスを誘導して増殖を阻害した。ケルセチンはまた、JAK2とSTAT3を抑制して、同細胞の遊走と浸潤も阻害した。Vivo: ヌードマウスにLM3を移植したモデルににケルセ...

ケルセチンはATM/JNK/STAT3シグナル伝達経路を介して、HepG2細胞にアポトーシスを誘導する

Quercetin induced HepG2 cells apoptosis through ATM/JNK/STAT3 signaling pathways

著作名:
Wantong Liu
Danyang Chen
Jingyao Su
Ruilin Zheng
Ran Kong
Bing Zhu
Hao Dong
Yinghua Li
出典:
Biocell
2023
47
187-194
DOI:
10.32604/biocell.2022.02303010.32604/biocell.2022.023030
要旨:
ケルセチンは、ヒト由来肝癌細胞株HepG2の増殖を濃度依存的に阻害した。同時にケルセチンは、ミトコンドリア膜電位を低下し、カスパーゼ-3を活性化した。ケルセチンはまた、活性酸素種を介したATMのリン酸化・JNKおよびSTAT-3の活性化...
要旨:
コンカナバリンAで惹起したマウスの急性劇症肝炎を、イソラムネチンが効果的に緩和した。イソラムネチンは、血中および肝組織中の炎症誘導性サイトカインを減少させ、肝臓の損傷を修復した。イソラムネチンはまた、P38/PPAR-αパスウェ...