ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

Nrf2/Drp1/mtDNA軸を調節してケルセチンは、シリカ粒子が誘発したZBP-1媒介性パノトーシスから脾組織を保護する

Quercetin Protects against Silicon dioxide Particles-induced spleen ZBP1-Mediated PANoptosis by regulating the Nrf2/Drp1/mtDNA axis

著作名:
Ke Li
Xuejiao Yang
Tong Xu
Xu Shi
Shiwen Xu
出典:
International Immunopharmacology
2024
143
113546
DOI:
10.1016/j.intimp.2024.113546
要旨:
シリカ粒子に暴露したマウスおよびTリンパ球由来CTLL-2は、ミトコンドリア膜電位の低下と、ミトコンドリアDNAの漏出が見られた。ミトコンドリアDNAは細胞質内のZ-DNA結合蛋白質1(ZBP-1)が認識し、ZBP-1の発現が増加して、パノトーシス...

ROS/ASK1/JNK経路を介してケルセチンは、フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)が誘発したアポトーシス・オートファジー・免疫機能障害に拮抗する

Quercetin antagonizes apoptosis, autophagy and immune dysfunction induced by di(2-ethylhexyl) phthalate via ROS/ASK1/JNK pathway

著作名:
Jiatong Sun
Xiaodan Wang
Tong Xu
Mengyao Ren
Meichen Gao
Hongjin Lin
出典:
Comparative Biochemistry and Physiology Part C: Toxicology & Pharmacology
2024
285
109991
DOI:
10.1016/j.cbpc.2024.109991
要旨:
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)で刺激したブタ由来腸上皮細胞IPEC-J2に、ケルセチンを投与した。DEHPがもたらした活性酸素種の上昇・酸化ストレス(カタラーゼ・総抗酸化能・GPx活性の減少、マロンジアルデヒドの増大)・ASK1/JNK...

BHPFによるアポトーシスをケルセチンが緩和するメカニズムの解明: SIRT3を介したマイトファジー

Unraveling the mechanism of quercetin alleviating BHPF-induced apoptosis in epithelioma papulosum cyprini cells: SIRT3-mediated mitophagy

著作名:
Shasha Chen
Yidan Wang
Kai Chen
Xinyue Xing
Qihang Jiang
Tong Xu
出典:
Fish & Shellfish Immunology
2024
154
109907
DOI:
10.1016/j.fsi.2024.109907
要旨:
フルオレン-9-ビスフェノール(BHPF)はビスフェノールAの代替物質であるが、水環境における蓄積と水生生物への安全上のリスクが懸念されている。コイ上皮性細胞株を20 μMのBHPFで刺激した後の、ケルセチン20 μM投与の有無を比較した。B...

ルチンはSTAT1を抑制して、ゲンタマイシンがゼブラフィッシュ側線の有毛細胞に誘発した損傷を軽減する

Rutin Attenuates Gentamycin-induced Hair Cell Injury in the Zebrafish Lateral Line via Suppressing STAT1

著作名:
Huiming Yang
Tao Zong
Jing Liu
Dengxu Wang
Ke Gong
Haiyan Yin
Weiwei Zhang
Tong Xu
Rong Yang
出典:
Molecular Neurobiology
2024
61
9548–9561
DOI:
10.1007/s12035-024-04179-4
要旨:
ゲンタマイシンの長期使用は、有毛細胞の死滅に起因する難聴などの耳毒性を誘発する。実際、ゲンタマイシンを投与したゼブラフィッシュは聴覚行動に異常が見られた。ゲンタマイシンが減少した有毛細胞は、ルチンの投与で回復した。ル...

ケルセチンはCaSR/CaMKIIシグナル伝達経路を阻害して、ゼアラレノンがブタ腎上皮細胞に誘発したアポトーシスとネクロトーシスを軽減する

Quercetin alleviates zearalenone-induced apoptosis and necroptosis of porcine renal epithelial cells by inhibiting CaSR/CaMKII signaling pathway

著作名:
Shasha Chen
Tong Xu
Anqi Xu
Jiahong Chu
Dongliu Luo
Guangliang Shi
Shu Li
出典:
Food and Chemical Toxicology
2023
182
114184
DOI:
10.1016/j.fct.2023.114184
要旨:
ゼアラレノンはマイコトキシンの一種であり、腎毒性を誘発する。ブタ由来腎上皮細胞PK15をゼアラレノン(80 μM)で刺激すると、細胞内の活性酸素種とマロンジアルデヒドが上昇し、抗酸化システムが下方調節され、アポトーシスおよびネク...