ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示
要旨:
尿酸ナトリウムで惹起した痛風のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは機械的に測定した痛覚過敏を顕著に改善し、白血球の動員を減少し、TNF-αとIL-1βの産出を阻害した。ケルセチンはまた、インフラマソームのmRNA発現...
要旨:
二酸化チタンを膝関節に注射して惹起した、慢性関節炎のモデルマウスにケルセチンを投与した。二酸化チタンがもたらした痛覚過敏・むくみ・白血球動員を、ケルセチンは用量依存的に阻害し、かつ、肝・腎・胃の各組織に損傷は与えなか...

ケルセチンは末梢神経と脊髄の侵害受容を阻害して、マウスの急性筋肉痛を軽減する

Quercetin Inhibits Peripheral and Spinal Cord Nociceptive Mechanisms to Reduce Intense Acute Swimming-Induced Muscle Pain in Mice

著作名:
Sergio M. Borghi
Felipe A. Pinho-Ribeiro
Victor Fattori
Allan J. C. Bussmann
Josiane A. Vignoli
Doumit Camilios-Neto
Rubia Casagrande
Waldiceu A. Verri Jr
出典:
PLoS ONE
2016
11
e0162267
DOI:
10.1371/journal.pone.0162267
要旨:
マウスを強制的に泳がせて発症した急性筋肉痛を、ケルセチンが緩和した。ケルセチンは、ミエロペルオキシダーゼ(MPO)およびN-アセチル-β-D- グルコサミニダーゼ(NAG)を阻害し、サイトカインの生成・酸化ストレス・COX2をコードするmRN...

ケルセチンを担持したマイクロカプセル含む局所製剤は、紫外線B波による酸化的および炎症性の皮膚変性を保護する

A topical formulation containing quercetin-loaded microcapsules protects against oxidative and inflammatory skin alterations triggered by UVB irradiation: enhancement of activity by microencapsulation

著作名:
David L. Vale
Renata M. Martinez
Daniela C. Medeiros
Camila da Rocha
Natália Sfeir
Renata F. V. Lopez
Fabiana T. M. C. Vicentini
Waldiceu A. Verri Jr.
Sandra R. Georgetti
Marcela M. Baracat
Rúbia Casagrande
出典:
Journal of Drug Targeting
2021
29
983-997
DOI:
10.1080/1061186X.2021.1898621
要旨:
ケルセチンをマイクロカプセルに封じ込めた製剤は、紫外線B波(UVB)を照射したマウスの皮膚を効果的に保護した。ケルセチンマイクロカプセルは単独のケルセチンと比べて顕著に、B波による抗酸化力(GSH・鉄還元能・ラジカル消去・カタラ...
要旨:
高濃度のケルセチンは抗炎症作用が活性化する反面、ミトコンドリア毒性も示す。継続して低濃度のケルセチンを放出すべく、ケルセチンを担持したペクチン/カゼインからなるナノ粒子を設計し、関節炎のモデルラットに投与した。その結果...
要旨:
顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)は、疼痛を惹起することが知られているが、ルチンで緩和できる。ルチンは、G-CSFが誘発する痛覚過敏抑制性サイトカインの産生を減少させ、マウスの痛覚過敏を抑制した。