ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

逆説睡眠不足のマウスモデルにてケルセチンは、ミクログリアの異常な活性化を阻害して記憶障害を改善する

Quercetin ameliorates memory impairment by inhibiting abnormal microglial activation in a mouse model of paradoxical sleep deprivation

著作名:
Yangming Zhang
Yuqiao Xie
Zishuo Cheng
Kaiwen Xi
Xin Huang
Fang Kuang
Wenting Wang
Tiaotiao Liu
Baolin Guo
Shengxi Wu
出典:
Biochemical and Biophysical Research Communications
2022
632
10-16
DOI:
10.1016/j.bbrc.2022.09.088
要旨:
逆説睡眠(レム睡眠)不足によるマウスの記憶障害と、ケルセチンによる改善効果を新奇探索試験で明らかにした。逆説睡眠不足のマウスは、新奇探索試験のスコアを大幅に低下したが、ケルセチンが用量依存的に改善した。新奇探索試験の最...

ケルセチンは樹状細胞の活性化を阻害して、アテローム性動脈硬化症から保護する

Quercetin protects against atherosclerosis by inhibiting dendritic cell activation

著作名:
Weiqun Lin
Wenting Wang
Dongliang Wang
Wenhua Ling
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2017
61
1700031
DOI:
10.1002/mnfr.201700031
要旨:
ケルセチンをモデルマウスに投与すると、アテローム性動脈硬化症の進行を阻止した。メカニズムとして、Dab2蛋白質の生成の促進による、樹状細胞の成熟阻害が示唆された。

ケルセチンはマウスのTREK-1カリウムチャネルを活性化して、D-アンフェタミン誘発性の躁病様行動を緩和する

Quercetin relieves D-amphetamine-induced manic-like behaviour through activating TREK-1 potassium channels in mice

著作名:
Keke Ren
Haiying Liu
Baolin Guo
Rui Li
Honghui Mao
Qian Xue
Han Yao
Shengxi Wu
Zhantao Bai
Wenting Wang
出典:
British Journal of Pharmacology
2021
178
3682-3695
DOI:
10.1111/bph.15510
要旨:
アンフェタミン(覚醒剤)で惹起したマウスの異常興奮を、ケルセチンが鎮めた。ケルセチンはカリウムチャネルTREK-1を活性化するが、その結果、カルシウムの流れが抑制される。アンフェタミンは前頭前皮質の神経を過剰に活性化して、興...