ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

韃靼そばデンプン-ルチン-水酸化カルシウム複合体の、物理化学的・構造的・消化的特性と相互作用のメカニズム

Physicochemical, structural, digestive properties, and interaction mechanism of Tartary buckwheat starch-Rutin-calcium hydroxide complex

著作名:
Xiaoping Li
Miaofei Bu
Xinxin Ding
Xinzhong Hu
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2024
282
137269
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2024.137269
要旨:
デンプンとルチンが豊富な韃靼そばの製麵加工時には、水酸化カルシウムを添加して品質の向上を図る。そこで、韃靼そばデンプン-ルチン-水酸化カルシウム3成分系の物性に関する基礎研究を行った。顕微鏡観察の結果、ルチンの濃度が高く...

SARS-CoV-2の主要プロテアーゼにおける秩序のない阻害剤としてケルセチンを再構成する

Reframing quercetin as a promiscuous inhibitor against SARS-CoV-2 main protease

著作名:
Haohao Yan
Rui Zhang
Xiaoping Liu
Yanchang Wang
Yunyu Chen
出典:
Proceedings of the National Academy of Sciences
2023
120
e2309289120
DOI:
10.1073/pnas.2309289120
要旨:
新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の主要プロテアーゼであるMproにおけるケルセチンの阻害作用を、アッセイ法を変えて測定した。FRET法によるケルセチンのIC50値は42.81 μMであったが、FP法では活性を示さなかった(>200 μM)。また、SDS-...

カスパーゼ依存性のDNA損傷シグナル伝達を介して、ケルセチンはヒ素関連の肺癌細胞の増殖を抑制する

Quercetin attenuates the proliferation of arsenic-related lung cancer cells via a caspase-dependent DNA damage signaling

著作名:
Pan Yang
Xiaoping Li
Qinghui Wen
Xiaan Zhao
出典:
Molecular Carcinogenesis
2022
61
655-663
DOI:
10.1002/mc.23408
要旨:
ヒ素は、肺癌の進行・浸潤・転移を促進することが知られている。ケルセチンは、ヒ素で活性化した肺癌細胞の増殖を阻害し、活性酸素種を介してDNA二本鎖の切断を誘発した。ケルセチンはまた、カスパーゼ-2を活性化して、ヒ素処理した肺...

イソラムネチンはmTORシグナル伝達経路を阻害して、リポ多糖が誘発した急性肺損傷を軽減する

Isorhamnetin alleviates lipopolysaccharide-induced acute lung injury by inhibiting mTOR signaling pathway

著作名:
Bo Yang
Ling Ma
Yuli Wei
Yunyao Cui
Xiaohe Li
Yiying Wei
Shanshan Zhang
Liang Zhang
Honggang Zhou
Guangshun Wang
Xiaoping Li
出典:
Immunopharmacology and Immunotoxicology
2022
44
387-399
DOI:
10.1080/08923973.2022.2052892
要旨:
マウスと肺胞上皮細胞の両方をリポ多糖で刺激して、急性肺損傷の動物もしくは細胞モデルとした。イソラムネチンは、mTORシグナルの活性化を阻害し、肺胞上皮細胞のオートファジーを促進して、vivoとvitroの両方で肺損傷を軽減した。イ...