ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
4件中 1-4件を表示

SIRT6蛋白質と基質との相互作用におけるケルセチンの効果: 分子動力学シミュレーションによる洞察

Effect of quercetin on the protein-substrate interactions in SIRT6: Insight from MD simulations

著作名:
Hui Zhang
Jilong Zhang
Hong-Xing Zhang
出典:
Journal of Molecular Graphics and Modelling
2024
130
108778
DOI:
10.1016/j.jmgm.2024.108778
要旨:
分子ドッキングはケルセチンのSIRT6への高い親和性を示し、結合エネルギーは−22.7 kcal/molであった。従ってケルセチンは、SIRT6が触媒するモノADPリボース化において、SIRT6と基質の相互作用に影響を及ぼす。分子動力学シミュレーシ...

ケルセチン-鉄ナノ粒子は、腫瘍の免疫抑制微小環境を調節して光温熱療法を強化する

Quercetin-ferrum nanoparticles enhance photothermal therapy by modulating the tumor immunosuppressive microenvironment

著作名:
Lin Li
Mengxing Zhang
Tiantian Liu
Jing Li
Shili Sun
Junjie Chen
Zhenmi Liu
Zhirong Zhang
Ling Zhang
出典:
Acta Biomaterialia
2022
154
454-466
DOI:
10.1016/j.actbio.2022.10.008
要旨:
ケルセチンと鉄イオンより、新規ナノ光増感剤を設計した。ナノ粒子を線維芽細胞に作用すると、放出されたケルセチンがJAK2とSTAT3 のリン酸化を阻害して、細胞外マトリックスを再形成した。ナノ粒子はまた、腫瘍抗原を捕捉して、光温...

ケルセチンはM1/M2マクロファージ極性化を調節して、腎臓の損傷と腎線維化を改善する

Quercetin ameliorates kidney injury and fibrosis by modulating M1/M2 macrophage polarization

著作名:
Hong Lu
Lianfeng Wu
Leping Liu
Qingqing Ruan
Xing Zhang
Weilong Hong
Shijia Wu
Guihua Jin
Yongheng Bai
出典:
Biochemical Pharmacology
2018
154
203-212
DOI:
10.1016/j.bcp.2018.05.007
要旨:
ケルセチンの腎保護作用に関する、メカニズムの詳細を研究した。ケルセチンは腎間質にて、CD68+マクロファージの浸潤を阻害し、iNOSとIL-12を低減した。マクロファージの比率(F4/80+/CD11b+/CD86+)は、損傷した腎臓におけるM1マクロフ...
要旨:
ケルセチンは急性骨髄性白血病の腫瘍細胞を、カスパーゼ依存的にアポトーシスした。ケルセチン処置した細胞は、VEGFR2が減少し、PI3K/Aktシグナル伝達が阻害された。