ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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ピラルビシンが誘発する心毒性を、ルチンがTGF-β1/p38MAPKシグナル伝達経路を介して保護する

Rutin Protects against Pirarubicin-Induced Cardiotoxicity through TGF-β1-p38 MAPK Signaling Pathway

著作名:
Yadi Wang
Yang Zhang
Bo Sun
Qing Tong
Liqun Ren
出典:
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine
2017
2017
1759385
DOI:
10.1155/2017/1759385
要旨:
ラット由来心筋細胞H9c2に、ピラルビシンで毒性を惹起した。ルチンを添加すると、細胞の生存率が向上し、ルチンの心保護効果を示唆した。

ピラルビシン起因の心筋障害は、miR-22-5pが調節するRAP1/ERKシグナル伝達経路を介して、ルチンが治療する

Rutin treats myocardial damage caused by pirarubicin via regulating miR-22-5p-regulated RAP1/ERK signaling pathway

著作名:
Meng Qin
Qi Li
Yadi Wang
Tengteng Li
Zehui Gu
Peng Huang
Liqun Ren
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2021
35
e22615
DOI:
10.1002/jbt.22615
要旨:
抗癌剤ピラルビシンで惹起したラットの心筋損傷を、ルチンが効果的に保護した。ルチンは、ピラルビシンが減少させたマイクロRNAmiR‐22‐5pを回復させ、RAP1/ERK系シグナル伝達を抑制した。よって、ルチンの心筋保護のメカニズムとして...