ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ケルセチンはI型糖尿病ラットのNrf2を活性化して、酸化ストレスが精嚢に誘発した細胞アポトーシスを軽減する

Quercetin ameliorates oxidative stress‑induced cell apoptosis of seminal vesicles via activating Nrf2 in type 1 diabetic rats

著作名:
Bingzheng Dong
Zhenduo Shi
Yang Dong
Jiangang Chen
Zhuo-Xun Wu
Wei Wu
Zhe-Sheng Chen
Conghui Han
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2022
151
113108
DOI:
10.1016/j.biopha.2022.113108
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起したI型糖尿病のモデルラットに、ケルセチンを4か月間投与した。精嚢の総抗酸化能およびNrf2は糖尿病で低下したが、ケルセチン投与で回復した。ケルセチンはまた、精嚢のマロンジアルデヒド・カスパーゼ-3・B...

酸化油脂を摂餌したブロイラーの抗酸化状態と盲腸の細菌叢へのケルセチンの影響

Effects of dietary quercetin on the antioxidative status and cecal microbiota in broiler chickens fed with oxidized oil

著作名:
Yuanyang Dong
Jiaqi Lei
Bingkun Zhang
出典:
Poultry Science
2020
99
4892-4903
DOI:
10.1016/j.psj.2020.06.028
要旨:
酸化油脂を餌に混入させてブロイラーに食べさせると、血中マロンジアルデヒドが上昇するが、中~高濃度のケルセチンで緩和できた。ケルセチンはNrf2の転写と、その下流を担う酵素(CAT・SOD1・GPX2・TXN)を産出する遺伝子の発現を促進...

デキストラン硫酸ナトリウムが誘発するマウスの炎症性腸疾患のケルセチンによる緩和効果: トランスクリプトーム解析による経路の特定

Dietary Quercetin Alleviated DSS-induced Colitis in Mice Through Several Possible Pathways by Transcriptome Analysis

著作名:
Yuanyang Dong
Jiaqi Lei
Bingkun Zhang
出典:
Current Pharmaceutical Biotechnology
2020
21
1666 - 1673
DOI:
10.2174/1389201021666200711152726
要旨:
デキストラン硫酸ナトリウムで惹起した炎症性腸疾患モデルマウスにケルセチンを投与すると、諸症状が改善された。腸組織のトランスクリプトーム解析にて、関与する遺伝子を特定した。その結果、炎症性腸疾患の進行はERK1/2-FKBP経路お...

ケルセチンはGSHの調節を介して、過酸化水素が誘発した腸の酸化的損傷を軽減する: in vitroスクリーニングと大腸炎のモデルマウスを用いるin vivo評価

Quercetin Alleviates Intestinal Oxidative Damage Induced by H2O2 via Modulation of GSH: In Vitro Screening and In Vivo Evaluation in a Colitis Model of Mice

著作名:
Yuanyang Dong
Qihang Hou
Jiaqi Lei
Patricia G. Wolf
Hammed Ayansola
Bingkun Zhang
出典:
ACS Omega
2020
5
8334–8346
DOI:
10.1021/acsomega.0c00804
要旨:
Caco-2細胞に過酸化水素を作用させ、腸管への酸化ストレス惹起のモデルとした。多くの植物由来の天然物をスクリーニングしたところ、ケルセチンが最も高い抗酸化活性を示した。また、デキストラン硫酸ナトリウムで惹起したマウスの大...