ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ルチン-亜鉛錯体による、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)の阻害活性と抗血栓活性の増強

Enhanced inhibition of protein disulfide isomerase and anti-thrombotic activity of a rutin derivative: rutin:Zn complex

著作名:
Xinyuan Liao
Panpan Ji
Kunxiang Chi
Xueying Chen
Yang Zhou
Shanli Chen
Yuan Cheng
Robert Flaumenhaft
Cai Yuan
Mingdong Huang
出典:
RSC Advances
2023
17
11464-11471
DOI:
10.1039/D3RA01135F
要旨:
ルチンが亜鉛イオンに配位した錯体は、フリーのルチンと比べて水溶性が4倍に向上した。錯体の形成により、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)の阻害活性(vitro)も向上した。電流でマウスの総頸動脈の内皮を損傷して血栓形成を誘...

ケルセチン・イソケルシトリン・ルチンそれぞれの、HMGB1との相互作用に関する包括的なスペクトルおよびin silico解析

A comprehensive spectral and in silico analysis on the interactions between quercetin, isoquercitrin, rutin and HMGB1

著作名:
Pingping Shen
Yan Peng
Xiaoyang Zhou
Xuewa Jiang
Richa Raj
Haixia Ge
Weiwei Wang
Boyang Yu
Jian Zhang
出典:
LWT
2022
169
113983
DOI:
10.1016/j.lwt.2022.113983
要旨:
ケルセチン・イソケルシトリン・ルチンそれぞれの、多機能性蛋白質HMGB1(high mobility group protein 1)との相互作用を、各種スペクトルと分子ドッキングで明らかにした。蛍光スペクトルはHMGB1の固有の蛍光が消光して、HMGB1ーフラ...

脂質を基盤とするナノ製剤で経口送達されたルチンは、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害して強力な抗血栓効果を発揮する

Orally delivered rutin in lipid-based nano-formulation exerts strong antithrombotic effects by protein disulfide isomerase inhibition

著作名:
Dan Chen
Yurong Liu
Peiwen Liu
Yang Zhou
Longguang Jiang
Cai Yuan
Mingdong Huang
出典:
Drug Delivery
2022
29
1824-1835
DOI:
10.1080/10717544.2022.2083726
要旨:
ルチンのプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)阻害作用は、血栓症治療薬として期待される。しかし、ルチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さが、克服すべき問題点である。そこで、ルチンのナトリウム塩(NaR)と脂質を基盤と...

ケルセチンを担持したポリマーナノ粒子は、ウロキナーゼ型プラスミン活性化因子を阻害して、トリプルネガティブ乳癌の治療効果を改善する

Improved therapeutic efficacy of quercetin-loaded polymeric nanoparticles on triple-negative breast cancer by inhibiting uPA

著作名:
Yang Zhou
Dan Chen
Guangpu Xue
Shujuan Yu
Cai Yuan
Mingdong Huang
Longguang Jiang
出典:
RSC Advances
2020
10
34517-34526
DOI:
10.1039/D0RA04231E
要旨:
ケルセチンは、トリプルネガティブ乳癌(TNBC)の標的の一つであるウロキナーゼに強い阻害作用を持つが、経口吸収が乏しいため実用化されない。そこでナノ粒子ポリマーに担持させ、吸収性の改善を図った。調製したナノ粒子は、TNBC細胞...