ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンは、ラパマイシン標的蛋白質(mTOR)およびβ-カテニンのシグナル伝達を抑制して、線維芽細胞の活性化と腎線維症を阻害する

Quercetin Inhibits Fibroblast Activation and Kidney Fibrosis Involving the Suppression of Mammalian Target of Rapamycin and β-catenin Signaling

著作名:
Jiafa Ren
Jianzhong Li
Xin Liu
Ye Feng
Yuan Gui
Junwei Yang
Weichun He
Chunsun Dai
出典:
Scientific Reports
2016
6
23968
DOI:
10.1038/srep23968
要旨:
Vivo: 片側尿管結紮で惹起した閉塞性腎疾患のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは、腎組織における、線維化領域・コラーゲンの蓄積・マクロファージの量を著しく減少した。片側尿管結紮がもたらした、線維化に関連す...

リポ多糖が誘発したマクロファージの活性化と急性腎障害は、ケルセチンによるCD38の遮断がNF-κBシグナル伝達を抑制して減少する

Blockade of CD38 diminishes lipopolysaccharide-induced macrophage classical activation and acute kidney injury involving NF-κB signaling suppression

著作名:
Bingyan Shu
Ye Feng
Yuan Gui
Qingmiao Lu
Wei Wei
Xian Xue
Xiaoli Sun
Weichun He
Junwei Yang
Chunsun Dai
出典:
Cellular Signalling
2018
42
249-258
DOI:
10.1016/j.cellsig.2017.10.014
要旨:
Vitro: マクロファージをリポ多糖で刺激すると、CD38の発現が上昇した。一方、CD38をノックダウンしたマクロファージでは、リポ多糖によるM1極性化が抑制され、NF-κBシグナル伝達も抑制した。また、ケルセチンでCD38を遮断したマクロ...

マイクロRNA-17が悪性黒色腫細胞に誘導するアポトーシスと、ケルセチンによるTET1の発現

Quercetin Mediated TET1 Expression Through MicroRNA-17 Induced Cell Apoptosis in Melanoma Cells

著作名:
Yongjian Gao
Chengshun Li
Tianyi Xue
Chao Lin
Ruizhi Hou
Qianyun Xia
Dayong Ding
Jiaqi Li
Dongxu Wang
Ye Feng
出典:
Biochemical Genetics
2023
61
762–777
DOI:
10.1007/s10528-022-10286-5
要旨:
悪性黒色腫細胞株OCM-1・SK-MEL-1・B16にケルセチンを作用すると、アポトーシスが誘導され、遊走と浸潤を阻害したが、同時に、TET1 (ten-eleven translocation)蛋白質の発現も増大した。TET1蛋白質と抗癌作用との関連を探るべく、同蛋...