ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

イソケルシトリンはp38MAPK/NF-κB経路を介して、リポ多糖がBV2ミクログリア細胞に誘発した神経炎症を軽減する

Isoquercitrin attenuates neuroinflammation in LPS-stimulated BV2 microglia cells via p38MAPK/NF-κB pathway

著作名:
Shiyi Chang
Yan Chang
Jiajia Wang
Xuelian Huang
出典:
Turkish Journal of Biochemistry
2024
49
525-532
DOI:
10.1515/tjb-2023-0108
要旨:
BV2ミクログリア細胞をリポ多糖で刺激して、神経炎症の細胞モデルとした。イソケルシトリンを投与すると、リポ多糖がもたらした一酸化窒素とプロスタグランジンE2の産出を顕著に低減した。イソケルシトリンは、iNOSおよびCOX2の発現を...

ケルセチンはIL-33/ST2経路を阻害して、ループス腎炎における腎損傷とパイロトーシスを改善する

Quercetin Ameliorates Renal Injury and Pyroptosis in Lupus Nephritis through Inhibiting IL-33/ST2 Pathway In Vitro and In Vivo

著作名:
Hsin-Yuan Chen
Yi-Fen Chiang
Yong-Han Hong
Tzong-Ming Shieh
Tsui-Chin Huang
Mohamed Ali
Hsin-Yi Chang
Kai-Lee Wang
Shih-Min Hsia
出典:
Antioxidants
2022
11
2238
DOI:
10.3390/antiox11112238
要旨:
Vivo: 自己免疫疾患モデルのMRL/lprマウスを、ループス腎炎のモデルと見なして、ケルセチンを投与した。ケルセチンは血中尿素窒素およびクレアチニンを顕著に低減して、腎機能を改善した。ケルセチンはまた、腎線維症のマーカーである...

カイニン酸に起因するラットの発作はルチンが防ぐ: グルタミン酸のレベル・炎症・ニューロン損失の調節

Rutin prevents seizures in kainic acid-treated rats: evidence of glutamate levels, inflammation and neuronal loss modulation

著作名:
Anna Chang
Yi Chang
Su-Jane Wang
出典:
Food & Function
2022
13
10401-10414
DOI:
10.1039/D2FO01490D
要旨:
予めルチンを投与したラットは、カイニン酸で惹起した発作が軽減され、海馬における神経細胞の損失とグルタミン酸の上昇が抑制された。ルチンは、グルタミナーゼとGluN2Bを減少し、興奮性アミノ酸トランスポーター(EAATs)・グルタミン...

ケルセチンは、脳虚血/再灌流および酸素グルコース欠乏/再灌流に起因する神経毒性に保護効果を発揮する

Quercetin protects against cerebral ischemia/reperfusion and oxygen glucose deprivation/reoxygenation neurotoxicity

著作名:
Ya-Yu Wang
Cheng-Yi Chang
Shih-Yi Lin
Jiaan-Der Wang
Chih-Cheng Wu
Wen-Ying Chen
Yu-Hsiang Kuan
Su-Lan Liao
Wen-Yi Wang
Chun-Jung Chen
出典:
The Journal of Nutritional Biochemistry
2020
83
108436
DOI:
10.1016/j.jnutbio.2020.108436
要旨:
ケルセチンを予め投与すると、脳部を虚血再灌流した際の神経保護効果を示した。すなわち、ケルセチンは、神経の損傷・脳の炎症・BBBの混乱・酸化ストレス・TNF-αおよびIL-1βをコードするmRNAの発現・カスパーゼ-3を軽減した。メカニズ...