ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

マクロファージにてAKT1/FoxO1およびKeap1/Nrf2シグナル伝達経路と相互作用してケルセチンは、リポ多糖が誘発したサイトカインストームを阻害する

Quercetin inhibited LPS-induced cytokine storm by interacting with the AKT1-FoxO1 and Keap1-Nrf2 signaling pathway in macrophages

著作名:
Jingyi Xu
Yue Li
Xi Yang
Hong Li
Xi Xiao
Jia You
Huawei Li
Lingnan Zheng
Cheng Yi
Zhaojun Li
Ying Huang
出典:
Scientific Reports
2024
14
20913
DOI:
10.1038/s41598-024-71569-y
要旨:
リポ多糖で刺激したマクロファージRAW 264.7にケルセチンを投与すると、AKT1/FoxO1経路を調節して、炎症性サイトカインの過剰発現を抑制した。同時にケルセチンは、Keap1/Nrf2経路を介して活性酸素種を低減した。リポ多糖で惹起したサ...

ケルセチン-3-O-グルクロン酸抱合体を豊富に含むハス葉抽出物は、C3H10T1/2間葉系幹細胞の褐色脂肪表現型を促進する

Quercetin 3-O-glucuronide-rich Lotus Leaf Extract Promotes a Brown-fat-phenotype in C3H10T1/2 Mesenchymal Stem Cells

著作名:
Zhenyu Wang
Chaoyi Xue
Xuan Wang
Maomao Zeng
Zhaojun Wang
Qiuming Chen
Jie Chen
Mark Christian
Zhiyong He
出典:
Food Research International
2022
163
112198
DOI:
10.1016/j.foodres.2022.112198
要旨:
ハス葉のエタノール抽出物(LLE)は、総フラボノイド(178.3 mg/g)の内、ケルセチン-3-O-グルクロン酸抱合体(Q3G)が最も多かった(128.2 mg/g)。LLEをC3H10T1/2間葉系幹細胞に作用すると、脂肪分解因子と褐色調節因子の発現を、対照と比べ...
要旨:
アテローム性動脈硬化症のモデルマウスにケルセチンを投与すると、マクロファージのパイロトーシスを阻害した。パイロトーシス後のマクロファージの残骸は血管内皮にプラークを形成するが、このプラークがアテローム性動脈硬化症の本...

マイクロRNA-17が悪性黒色腫細胞に誘導するアポトーシスと、ケルセチンによるTET1の発現

Quercetin Mediated TET1 Expression Through MicroRNA-17 Induced Cell Apoptosis in Melanoma Cells

著作名:
Yongjian Gao
Chengshun Li
Tianyi Xue
Chao Lin
Ruizhi Hou
Qianyun Xia
Dayong Ding
Jiaqi Li
Dongxu Wang
Ye Feng
出典:
Biochemical Genetics
2023
61
762–777
DOI:
10.1007/s10528-022-10286-5
要旨:
悪性黒色腫細胞株OCM-1・SK-MEL-1・B16にケルセチンを作用すると、アポトーシスが誘導され、遊走と浸潤を阻害したが、同時に、TET1 (ten-eleven translocation)蛋白質の発現も増大した。TET1蛋白質と抗癌作用との関連を探るべく、同蛋...

酸化ストレスに起因するパイロトーシスが軟骨細胞に誘発する、アポトーシスと細胞外マトリックス分解に対する、ケルセチンの効果

Effects of quercetin on apoptosis and extracellular matrix degradation of chondrocytes induced by oxidative stress-mediated pyroptosis

著作名:
Qing Wang
Lujing Ying
Bing Wei
Yikui Ji
Yi Xu
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2022
36
e22951
DOI:
10.1002/jbt.22951
要旨:
Vitro: 軟骨細胞C28/I2をリポ多糖で刺激すると、アポトーシス、細胞外マトリックス分解、パイロトーシス(炎症性のプログラム細胞死)、NLRP3インフラマソームの活性化を招く。しかし、ケルセチンを作用させると、抗酸化作用を発揮して...