ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンはM2/M1バランスを回復し、cGAS/STING経路の下方調節にて腸バリアを修復して、潰瘍性大腸炎を改善する

Quercetin ameliorates ulcerative colitis by restoring the balance of M2/M1 and repairing the intestinal barrier via downregulating cGAS‒STING pathway

著作名:
Fei Gao
Feng Zhu
Bo Shuai
Meng Wu
Chunzhu Wei
Yuyi Yuan
Yang Gui
Yushi Tian
Heng Fan
Hui Wu
出典:
Frontiers in Pharmacology
2024
15
1351538
DOI:
10.3389/fphar.2024.1351538
要旨:
デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)で惹起した潰瘍性大腸炎のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。その結果、潰瘍性大腸炎の尺度であるDAI(disease activity index)を減少し、脾組織および腸間膜リンパ節にてM1極性化したマクロファ...

ウナギを焼く際の複素環アミンと終末糖化産物の生成に、ケルセチンとL-アスコルビン酸が及ぼす影響と、脂質が媒介する阻害機構の解析

Effects of quercetin and L-ascorbic acid on heterocyclic amines and advanced glycation end products production in roasted eel and lipid-mediated inhibition mechanism analysis

著作名:
Junbo Chu
Songyi Lin
Yi Yuan
Siqi Zhang
Simin Zhang
出典:
Food Chemistry
2024
441
138394
DOI:
10.1016/j.foodchem.2024.138394
要旨:
ウナギを焼く際には、有害物質である複素環アミンと終末糖化産物の生成が伴う。ケルセチンは複素環アミンの生成を75.07%抑制し、終末糖化産物を23.03%抑制した。アスコルビン酸による抑制率はそれぞれ、84.72%と39.14%であった。

炎症性腸疾患のプロドラッグとしての、両応答性ケルセチン-キトサン結合型ナノミセル

Smart Responsive Quercetin-Conjugated Glycol Chitosan Prodrug Micelles for Treatment of Inflammatory Bowel Diseases

著作名:
Cuiyun Shen
Luqing Zhao
Xueying Du
Jiaxin Tian
Yi Yuan
Mengdi Jia
Ye He
Rong Zeng
Renzhong Qiao
Chao Li
出典:
Molecular Pharmaceutics
2021
18
1419–1430
DOI:
10.1021/acs.molpharmaceut.0c01245
要旨:
新規に設計したナノミセルは、生理的状態ではケルセチンの放出率は20%以下であったが、pH 5.8で過酸化水素の存在下では95%以上を示した。すなわち、pHおよび活性酸素種両応答性のミセルであり、臓器内での酸化ストレス下でケルセチン...