ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

NLRP3インフラマソームが関連する炎症におけるケルセチンの役割

The role of quercetin in NLRP3-associated inflammation

著作名:
Jiaqi Wu
Tongtong Lv
Yu Liu
Yifan Liu
Yukun Han
Xin Liu
Xiaochun Peng
Fengru Tang
Jun Cai
出典:
Inflammopharmacology
2024
32
3585–3610
DOI:
10.1007/s10787-024-01566-0
要旨:
抗酸化作用と並んで重要なケルセチンの薬理活性として抗炎症作用があるが、NLRP3インフラマソームの阻害に基づく場面が多く挙げられる。例えば肝疾患では、ケルセチンによるNLRP3インフラマソームの活性阻害が、肝組織の炎症や線維症...

ネットワーク薬理学と分子ドッキングに基づく、不育症を改善するケルセチンの新しい分子メカニズム

New molecular mechanisms of quercetin in improving recurrent spontaneous abortion based on in-depth network pharmacology and molecular docking

著作名:
Dan Wang
Xuebing Li
Yifan Li
Ruilin Wang
Chunxia Wang
Yongwei Li
出典:
Frontiers in Chemistry
2024
12
1407667
DOI:
10.3389/fchem.2024.1407667
要旨:
各種データベースから取得した、ケルセチンと不育症(再発性流産)に共通する遺伝子は25種であった。遺伝子オントロジー解析は、低酸素への応答とDNA損傷におけるアポトーシスシグナル伝達経路を示唆した。京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyo...

ラットモデルにてケルセチンは糸球体硬化症とTGF‑βシグナル伝達を抑制する

Quercetin suppresses glomerulosclerosis and TGF‑β signaling in a rat model

著作名:
Yifan Liu
Enlai Dai
Jing Yang
出典:
Molecular Medicine Reports
2019
19
4589-4596
DOI:
10.3892/mmr.2019.10118
要旨:
糸球体硬化症のラットモデルを確立した。ケルセチンを投与すると、用量依存的にZO-1・ネフリン・P-カドヘリンを増大して、腎組織の病変を改善した。ケルセチンはまた、TGF-βシグナル伝達経路に関連する蛋白質の発現を抑制した。