ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

ケルセチンを担持した多孔質ナノ送達システムは骨の免疫微小環境を改善し、miR-21a-5p/PDCD4/NF-κB経路を介して歯周炎における歯槽骨を再生する

Quercetin-loaded mesoporous nano-delivery system remodels osteoimmune microenvironment to regenerate alveolar bone in periodontitis via the miR-21a-5p/PDCD4/NF-κB pathway

著作名:
Shi-Yuan Yang
Yue Hu
Ran Zhao
Yu-Ning Zhou
Yu Zhuang
Yan Zhu
Xiao-Li Ge
Ting-Wei Lu
Kai-Li Lin
Yuan-Jin Xu
出典:
Journal of Nanobiotechnology
2024
22
94
DOI:
10.1186/s12951-024-02352-4
要旨:
ケルセチンのバイオアベイラビリティの低さを解決すべく、多孔質ナノ材料から連続的な放出を考案した。得られたケルセチンのナノ送達システムを歯周炎の微小環境下の歯周靱帯幹細胞に作用すると、骨および血管新生能力を回復し、骨免...

ケルセチンを封入したグルコース修飾リポソームは脳を標的として、抗酸化作用に基づく神経保護効果を発揮する

A Novel Quercetin Encapsulated Glucose Modified Liposome and Its Brain-Target Antioxidative Neuroprotection Effects

著作名:
Jian Chen
Jinxia Chen
Peiyun Yu
Chunyan Yang
Chen Xia
Junlin Deng
Manyou Yu
Zuoya Xiang
Lu Gan
Boyu Zhu
Yong Wu
Xing Yang
出典:
Molecules
2024
29
607
DOI:
10.3390/molecules29030607
要旨:
ケルセチンの水溶性と脳移行性を向上すべく、グルコースで修飾したリポソームを担体とする新規DDSを設計した。ケルセチンの封入効率は89.9%であり、粒径は116~124 nmで、ゼータ電位は−1.363±0.437 mVであった。グルコースで修飾したリ...
要旨:
EGFRにおけるT790M変異(790番目のアミノ酸がトレオニンからメチオニンに変異すること)は、非小細胞肺癌の治療薬であるゲフィチニブに耐性をもたらす。ケルセチンはグルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)に直接結合し、触媒ドメインにお...

ルチンで修飾したセレンナノ粒子はNrf2/HO-1シグナル伝達経路を活性化して、H2O2が誘発した細胞の酸化的損傷を軽減する

Rutin modified selenium nanoparticles reduces cell oxidative damage induced by H2O2 by activating Nrf2/HO-1 signaling pathway

著作名:
Mengyu Zhu
Yang Zhang
Chi Zhang
Lei Chen
Ying Kuang
出典:
Journal of Biomaterials Applications
2023
38
109-121
DOI:
10.1177/08853282231182765
要旨:
セレン酸ナトリウム(Na2SeO3)とルチンを原料として、セレン還元法により、ルチンで修飾したセレンナノ粒子を得た。過酸化水素で刺激したPC12細胞にナノ粒子を投与すると、アポトーシスを抑制し、生存率を改善した。ナノ粒子はNrf2とHO...

ケルセチンはHMGB1/TLR4/NF-κBシグナル伝達経路を下方調節して、心筋の虚血再灌流傷害を軽減する

Quercetin attenuates myocardial ischemia-reperfusion injury via downregulation of the HMGB1-TLR4-NF-κB signaling pathway

著作名:
Li-Ya Dong
Feng Chen
Min Xu
Li-Ping Yao
Yun-Jiao Zhang
Yu Zhuang
出典:
American Journal of Translational Research
2018
10
1273–1283
DOI:
?
要旨:
Vivo: 冠動脈を結紮して惹起した心筋虚血再灌流傷害のモデルラットに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは炎症性サイトカインの産出を大幅に低減し、心電図にてSTセグメントを正常化した。Ex vivo: ラットから摘出した心臓にてケルセ...

ケルセチンによる癌細胞死メカニズムの総説

Mechanisms of cancer-killing by quercetin; A review on cell death mechanisms

著作名:
Hehua Wang
Ziyu Dong
Jinhai Liu
Zhaoyu Zhu
Masoud Najafi
出典:
Anti-Cancer Agents in Medicinal Chemistry
2023
23
999-1012
DOI:
10.2174/1871520623666230120094158
要旨:
ケルセチンが癌細胞に細胞死を誘導するメカニズム関する総説。アポトーシス・オートファジー・細胞老化・フェロトーシス・その他に章分けして、活性酸素種の調節を中心に、ケルセチンの役割を論じる。ケルセチンの免疫系への影響と、...

ネットワーク薬理学により、潜在的な治療標的としてケルセチンとアルツハイマー病の交差遺伝子を特定する

Network pharmacology identify intersection genes of quercetin and Alzheimer’s disease as potential therapeutic targets

著作名:
Caihui Wei
Shu Li
Yu Zhu
Wenzhi Chen
Cheng Li
Renshi Xu
出典:
Frontiers in Aging Neuroscience
2022
14
902092
DOI:
10.3389/fnagi.2022.902092
要旨:
通常のトランスクリプトーム解析に、前頭皮質の遺伝子発現の交差とを組合せて、アルツハイマー病に関連する遺伝子がケルセチンが標的とするか否かを区別した。特に、ケルセチンが標的とするアルツハイマー遺伝子は、重症度すなわちミ...