ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

高脂肪食マウスにて、腸内細菌叢はルチンの抗肥満効果を媒介する

Intestinal Flora Mediates Antiobesity Effect of Rutin in High-Fat-Diet Mice

著作名:
Xu Yan
Yuanyuan Zhai
Wenling Zhou
Yuan Qiao
Lingling Guan
Hao Liu
Jizhi Jiang
Liang Peng
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2022
66
2100948
DOI:
10.1002/mnfr.202100948
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスにルチンを投与すると、対照群と比べて顕著に体重を減少し、インスリン抵抗性を改善した。ルチンはまた、腸のバリア機能に好ましく作用して、内毒素血症と全身性の炎症を減少した。糞便から抽出した16S rRNA...

ケルセチンはリソソーム機能とオートファジーフラックスを回復して、パルミチン酸が誘発したアポトーシスから膵β細胞を保護する

Quercetin protects against palmitate-induced pancreatic β-cell apoptosis by restoring lysosomal function and autophagic flux

著作名:
Hao Liu
Wenling Zhou
Lan Guo
Heng Zhang
Lingling Guan
Xu Yan
Yuanyuan Zhai
Yuan Qiao
Zai Wang
Junhua Zhao
Kangbo Lyu
Ping Li
Haitao Wang
Liang Peng
出典:
The Journal of Nutritional Biochemistry
2022
107
109060
DOI:
10.1016/j.jnutbio.2022.109060
要旨:
パルミチン酸で刺激した膵β細胞のアポトーシスは、ケルセチンが低減した。しかし、ケルセチンの保護作用は、オートファジーの阻害もしくはオートファジーの主要遺伝子のサイレンシングで停止した。一方パルミチン酸は、オートファゴソ...

トリプルネガティブ乳癌の磁気共鳴画像診断と治療を目的とする、酵素と類似したルチンー鉄(III)錯体ナノプローブ

An Enzyme-Like Activity Nanoprobe Based on Fe(III)–Rutin Hydrate Biomineral for MR Imaging and Therapy of Triple Negative Breast Cancer

著作名:
Saisai Yue
Peisen Zhang
Meng Qin
Lichong Zhu
Yuanyuan Qiao
Qilong Li
Yijie Lu
Hao Wu
Ni Jiang
Chaoyong Liu
Mitchell A. Winnik
Yi Hou
出典:
Advanced Functional Materials
2022
32
2202848
DOI:
10.1002/adfm.202202848
要旨:
ルチンの隣接するフェノール性OH基により、ルチンー鉄(III)イオン錯体は、ポリマーのコーティングで安定化されたナノプローブを形成した。このナノプローブは、アグリコン部分が足場となり、2糖部分が、グルコース輸送体と特異的に相...

ルチンは酸化ストレスとMAPK/NF-κB経路を阻害して、カドミウムがニワトリの肝臓に誘発したネクロトーシスを改善する

Rutin Ameliorates Cadmium-Induced Necroptosis in the Chicken Liver via Inhibiting Oxidative Stress and MAPK/NF-κB Pathway

著作名:
Lili Liu
Liangyou Zhao
Yuan Liu
Xiaoli Yu
Xinyuan Qiao
出典:
Biological Trace Element Research
2022
200
1799–1810
DOI:
10.1007/s12011-021-02764-5
要旨:
カドミウムで惹起した毒性から、ルチンがニワトリの肝臓を保護した。カドミウムは肝臓に蓄積して、ALTとASTが上昇し、ネクロトーシス(アポトーシスとは別のプログラム化された細胞死)関連の遺伝子RIPK1・RIPK3・MLKLが過剰発現した。...

ケルセチンはROS/iNOS/NF-κB経路の阻害を介して、カドミウムが誘発するニワトリ脳のネクロトーシスを緩和する

The Alleviative Effects of Quercetin on Cadmium-Induced Necroptosis via Inhibition ROS/iNOS/NF-κB Pathway in the Chicken Brain

著作名:
Lili Liu
Yuan Liu
Xi Cheng
Xinyuan Qiao
出典:
Biological Trace Element Research
2021
199
1584–1594
DOI:
10.1007/s12011-020-02563-4
要旨:
カドミウムで惹起したニワトリの脳神経のネクロトーシスを、ケルセチンが阻止した。カドミウムは、RIPK1・RIPK3・MLKLの発現を上昇させ、カスパーゼ8を減少させ、脳神経のネクロトーシスを引起した。カドミウムへの暴露は、活性酸素が...