ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

うつ病の治療における、BDNF-ケルセチンアルギン酸ナノゲルによる抗うつ効果の増強

Enhanced antidepressant effects of BDNF-quercetin alginate nanogels for depression therapy

著作名:
Dong Xu
Li-Na Gao
Xu-Jiao Song
Qin-Wei Dong
Yi-Bing Chen
Yuan-Lu Cui
Qiangsong Wang
出典:
Journal of Nanobiotechnology
2023
21
379
DOI:
10.1186/s12951-023-02150-4
要旨:
脳由来神経栄養因子(brain-derived neurotrophic factor, BDNF)によるニューロンの発達は、うつ病の治療に有効である。しかし、BDNFは巨大蛋白質ゆえ血液脳関門(blood–brain barrier, BBB)を通過できず、また体内で容易に酸化されるた...

急性肺損傷の有望な治療法としての吸入可能な新しいケルセチン-アルギン酸ナノゲル

A novel inhalable quercetin-alginate nanogel as a promising therapy for acute lung injury

著作名:
Yi-Bing Chen
Ya-Bin Zhang
Yu-Le Wang
Prabhleen Kaur
Bo-Guang Yang
Yan Zhu
Lei Ye
Yuan-Lu Cui
出典:
Journal of Nanobiotechnology
2022
20
272
DOI:
10.1186/s12951-022-01452-3
要旨:
ケルセチンーアルギン酸ナノゲルは、水素結合によってケルセチンが安定化され、水溶性で吸入が可能である。このナノゲルは100 nm未満のサイズで均一に分布し、vitroでフリーのケルセチンよりも強力な抗酸化作用を示した。急性肺損傷の...

グリチルリチンが媒体のアルギン酸ナノゲルは、肝臓を標的にケルセチンを送達して、急性肝不全を緩和する

Glycyrrhizin mediated liver-targeted alginate nanogels delivers quercetin to relieve acute liver failure

著作名:
Fa-Quan Zhao
Gui-Fang Wang
Dong Xu
Hai-Yun Zhang
Yuan-Lu Cui
Qiang-Song Wang
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2021
168
93-104
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2020.11.204
要旨:
グリチルリチンがキャリア―で、ケルセチンがAPIのナノゲルを設計した。Vitroでのラジカル消去能力は、ケルセチンの81倍に達した。マウスによる組織移行性試験にて、肝臓特異性を確認した。急性肝炎モデルにて、ナノゲルは肝臓の損傷を...