ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

ケルセチンが結合したPSCエクソソームは、バルーン損傷後のラット頸動脈におけるERK・Akt・NF-κBシグナル伝達経路を調節して内膜肥厚を阻害する

Quercetin conjugated PSC-derived exosomes to inhibit intimal hyperplasia via modulating the ERK, Akt, and NF-κB signaling pathways in the rat carotid artery post balloon injury

著作名:
Xin Mao
Yaming Du
Rubo Sui
Xiaodong Yu
Yue Zhu
Meiyi Huang
出典:
Nanomedicine: Nanotechnology, Biology and Medicine
2024
61
102763
DOI:
10.1016/j.nano.2024.102763
要旨:
バルーン損傷における内膜肥厚の軽減には抗酸化作用が有効であることに着目して、ケルセチンが結合したPSCエクソソーム(Q@PSC-E)を設計した。Q@PSC-EはAKTとNF-κBに作用して、細胞の成長を効果的に阻害して、内膜肥厚の軽減を示唆した...

ルチンは環状ヘミアセタールを生成して、アクロレインがCaco-2およびGES-1細胞に誘発した毒性を軽減する

Rutin alleviated acrolein-induced cytotoxicity in Caco-2 and GES-1 cells by forming a cyclic hemiacetal product

著作名:
Peifang Chen
Shuang Liu
Zhao Yin
Pengjie Liang
Chunhua Wang
Hanyue Zhu
Yang Liu
Shiyi Ou
Guoqiang Li
出典:
Frontiers in Nutrition
2022
9
976400
DOI:
10.3389/fnut.2022.976400
要旨:
アクロレインは、食品加工時に生成する有毒物質である。ルチン/アクロレインを2:1で混合して、80℃で2時間処理した。その結果、環状ヘミアセタールを生成して、98%のアクロレインが除去できた。環状ヘミアセタールの安定性データとして...

ルチンはTLR4およびP2X7受容体シグナル伝達経路を標的として、肝線維形成および炎症を軽減する

Rutin mitigates hepatic fibrogenesis and inflammation through targeting TLR4 and P2X7 receptor signaling pathway in vitro and in vivo

著作名:
Li-Shuang Hou
Zhen-Yu Cui
Peng Sun
Hui-Qing Piao
Xin Han
Jian Song
Ge Wang
Shuang Zheng
Xiu-Xiu Dong
Lu Gao
Yue Zhu
Li-Hua Lian
Ji-Xing Nan
Yan-Ling Wu
出典:
Journal of Functional Foods
2020
64
103700
DOI:
10.1016/j.jff.2019.103700
要旨:
チオアセトアミドで惹起したマウスの肝線維化を、ルチンが軽減した。ルチンは線維症マーカーと炎症性因子を弱め、TLR4・IL-1受容体関連キナーゼ・P2X7r・NLRP3の発現を抑制した。別途実施したvitro実験にて、TLR4を抑制すると、肝星細...

ケルセチンは、TGF-β/Smadシグナル伝達を介すヘるソニック・ヘッジホッグの阻害により、膵管腺癌の進行を抑制する

Quercetin suppresses pancreatic ductal adenocarcinoma progression via inhibition of SHH and TGF-β/Smad signaling pathways

著作名:
Yangyang Guo
Yu Tong
Hengyue Zhu
Yanyi Xiao
Hangcheng Guo
Lumeng Shang
Wenjing Zheng
Shumei Ma
Xiaodong Liu
Yongheng Bai
出典:
Cell Biology and Toxicology
2021
37
479–496
DOI:
10.1007/s10565-020-09562-0
要旨:
異種移植で作成した膵管腺癌のモデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは、癌細胞の増殖・転移・遊走を阻害するとともに、アポトーシスを促進した。メカニズムとして、TGF-β/Smadシグナル伝達を介する、ソニック・ヘ...
要旨:
Vitro: ルチンとケルセチンは、ヒト肝癌由来細胞株HepG2中のコレステロールを減少させ、SREBP2・LDLR・LXRの発現をmRNAと蛋白質の両方のレベルで上方調節した。Vivo: 高コレステロール血症のハムスターモデルに、ルチン又はケルセチン...