ケルセチンはNLRP3インフラマソームの活性化とアポトーシスを弱め、SIRT1経路の調節を介してイソニアジドが誘発した肝障害を保護する
Quercetin attenuates NLRP3 inflammasome activation and apoptosis to protect INH-induced liver injury via regulating SIRT1 pathway
- 出典:
- International Immunopharmacology
- 2020
- 85
- 106634
- DOI:
- 10.1016/j.intimp.2020.106634
- 要旨:
- 抗結核薬イソニアジドで惹起したラットの肝毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。ケルセチンを予め投与すると、ALTおよびASTが減少し、肝臓組織の病態が改善され、アポトーシスを防止した。メカニズムとして、ケルセチンによるSIRT1...