ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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ケルセチンは免疫細胞の蓄積を抑制し、食物が誘発した肥満マウスの脂肪組織にて、ミトコンドリア遺伝子の発現を改善する

Quercetin suppresses immune cell accumulation and improves mitochondrial gene expression in adipose tissue of diet-induced obese mice

著作名:
Masuko Kobori
Yumiko Takahashi
Mutsumi Sakurai
Yukari Akimoto
Tojiro Tsushida
Hideaki Oike
Katsunari Ippoushi
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2016
60
300-312
DOI:
10.1002/mnfr.201500595
要旨:
マウスに、ケルセチンを添加した高脂肪食を18週間与え続けた。無添加群と比べると、ケルセチンは精巣上体脂肪組織の、マクロファージ・リンパ球の活性化を抑制した。一方で、ミトコンドリアの酸化的リン酸化を促す遺伝子の発現を促進...

西洋食に起因するマウスの肝臓の酸化ストレスに対する、ケルセチンと魚油の複合効果

Combined Effect of Quercetin and Fish Oil on Oxidative Stress in the Liver of Mice Fed a Western-Style Diet

著作名:
Masuko Kobori
Yukari Akimoto
Yumiko Takahashi
Toshiyuki Kimura
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2020
68
13267–13275
DOI:
10.1021/acs.jafc.0c02984
要旨:
西洋食(高脂肪・高糖質・高コレステロール)で惹起したメタボマウスを用いる、ケルセチンおよびΩ3脂肪酸の薬効評価。ケルセチンが有する過酸化脂質の生成抑制作用を、DHAを多く含む魚油が肝臓中では増強したが、精巣上体脂肪組織中では...