ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
5638件中 1151-1160件を表示

ケルセチンは腸内微生物叢の恒常性を再構築し、脳の代謝プロファイルを調節して、予測不可能で慢性的な軽度ストレスが誘発したラットのうつ病様行動を制御する

Quercetin reshapes gut microbiota homeostasis and modulates brain metabolic profile to regulate depression-like behaviors induced by CUMS in rats

著作名:
Bozhi Li
Yuqi Yan
Tiange Zhang
Hanfang Xu
Xiaofeng Wu
Gaolei Yao
Xingze Li
Can Yan
Li-Li Wu
出典:
Frontiers in Pharmacology
2024
15
1362464
DOI:
10.3389/fphar.2024.1362464
要旨:
予測不可能で慢性的な軽度ストレスによるうつ様行動をケルセチンが改善することはよく知られているが、今回はメカニズムの解明に重点を置いた。腸内細菌叢の門レベルに関しては、ケルセチンは、ファーミクテス/バクテロイデス比を減少...
要旨:
ケルセチンの供給源としてのビーポーレン(ミツバチが作る花粉の塊)に焦点を当てた総説。神経変性疾患の予防手段としてケルセチンが有効であり、最大で1000 mg/kgの含量を有するビーポーレンを天然供給源として提唱する。ビーポーレン...

ケルセチンによるRhoCの分解は、肝細胞癌の浸潤と転移を抑制する

Quercetin-induced degradation of RhoC suppresses hepatocellular carcinoma invasion and metastasis

著作名:
Chunlong Huang
Weihua Lai
Shuai Mao
Deli Song
Jihong Zhang
Xiao Xiao
出典:
Cancer Medicine
2024
13
e7082
DOI:
10.1002/cam4.7082
要旨:
肝細胞癌の浸潤および転移にて、RhoCのレベルが正の相関を示すことが既に知られている。今回、ケルセチンがRhoCの発現を下方調節して、浸潤と転移を抑制したことをvitroとvivoの両方で検証した。Vitro実験には初代肝細胞癌細胞を用い...
要旨:
19名の被験者にダサチニブ(50 mg)とケルセチン(500 mg)の組合せを6カ月間投与して、3カ月目と6カ月にDNAのメチル化を測定した。その結果、エピジェネティクス的年齢の加速と、テロメア長の顕著な減少を認めた。ダサチニブとケルセチン...

レスベラトロールとケルセチンは、ベンゾ[a]ピレンが網膜色素上皮細胞に誘発したオートファジーを抑制する

Resveratrol and quercetin protect from Benzo[a]pyrene-induced autophagy in retinal pigment epithelial cells

著作名:
Murat Kasikci
Serkan Sen
出典:
International Ophthalmology
2024
44
12
DOI:
10.1007/s10792-024-02957-6
要旨:
ベンゾ[a]ピレンで刺激した網膜色素上皮細胞ARPE-19は、オートファゴソームが検出され、LC3の発現が1.787倍に増加した。レスベラトロールもしくはケルセチンを共投与すると、オートファゴソームを顕著に減少して、ベンゾ[a]ピレンが誘...

子宮頸癌のリスクが高いヒトパピローマウィルスに対するケルセチンの作用機序を、ネットワーク薬理学と分子ドッキングにて探索する

Exploring the Mechanisms of Action of Quercetin for the Treatment of Cervical High-Risk-Human Papilloma Virus Using Network Pharmacology and Molecular Docking

著作名:
Shanyun Wang
Huisi Hong
Yiming Yuan
Yinhao Yin
Jianfeng Zeng
Jing Xiao
出典:
Chinese Medicine and Natural Products
2024
4
e35-e42
DOI:
10.1055/s-0044-1782158
要旨:
子宮頸癌の発症リスクが高とされるヒトパピローマウィルス(HPV)と、ケルセチンに共通する遺伝子は139種であった。蛋白質間相互作用(PPI)解析の結果、Akt1・MAPK1・IL-6・STAT3・EGFRが、HPVにおけるケルセチンの治療標的であると予測...

熱中症ラットにおける酸化ストレスと炎症応答を介した肝損傷に対する、イソラムネチンの効果

Effects of isorhamnetin on liver injury in heat stroke-affected rats under dry-heat environments via oxidative stress and inflammatory response

著作名:
Xinyue Yang
Hongwei Wang
Caifu Shen
Xiang Dong
Jiajia Li
Jiangwei Liu
出典:
Scientific Reports
2024
14
7476
DOI:
10.1038/s41598-024-57852-y
要旨:
乾熱環境下で熱中症にしたラットは、肝組織が損傷し血中のALTとASTが上昇したが、イソラムネチンの投与が用量依存的に軽減した。イソラムネチンの抗炎症作用は、肝組織のTNF-α・IL-1β・IL-6を用量依存的に低減した。イソラムネチンの...

イソラムネチンはKDM5B/HtrA2シグナル伝達経路を調節して、重症急性膵炎におけるミトコンドリア損傷を軽減する

Isorhamnetin Alleviates Mitochondrial Injury in Severe Acute Pancreatitis via Modulation of KDM5B/HtrA2 Signaling Pathway

著作名:
Xiaojuan Li
Tao Wang
Qilong Zhou
Fan Li
Ting Liu
Kun Zhang
Ao Wen
Lijuan Feng
Xiaoling Shu
Simin Tian
Yijiang Liu
Yu Gao
Qing Xia
Guang Xin
Wen Huang
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2024
25
3784
DOI:
10.3390/ijms25073784
要旨:
膵腺房細胞をタウロコール酸ナトリウム(STC)で刺激して、重症急性膵炎の細胞モデルとした。イソラムネチンの投与は、ミトコンドリアにおける活性酸素種の生成を阻害して、ATP産生とミトコンドリア膜電位の維持に寄与した。その結果、...

蚊取り線香の煙がラットに誘発した血液および肝機能障害における、ケルセチンとオメガ-3脂肪酸の改善効果

Ameliorative effect of Quercetin and Omega-3 Fatty Acids on haematological and liver function impairment induced by mosquito coil smoke in male Wistar rats

著作名:
E. O. Aribo
S. U. Uquetan
S. U. Phillip
A. O. Uduak
出典:
Nigerian Journal of Parasitology
2024
45
126-134
DOI:
10.4314/njpar.v45i1.14
要旨:
蚊取り線香の煙に42日間晒されたラットは、対照と比べて顕著に赤血球とヘモグロビンが減少し、白血球・リンパ球・AST・ALT・ALPは上昇した。しかし、煙の暴露時にケルセチンもしくはオメガ-3脂肪酸を投与すると、この様な異常を回復し...

ケルセチンナノ粒子を担持したメソポーラスシリカ/ヒドロキシアパタイトの調製と抗菌活性

Preparation of mesoporous silica/hydroxyapatite loaded quercetin nanoparticles and research on its antibacterial properties

著作名:
Xuan Yi
Fang Bao
Siyuan Fu
Yazhi Yang
Yuanyuan Xu
出典:
Medical Engineering & Physics
2024
126
104160
DOI:
10.1016/j.medengphy.2024.104160
要旨:
薬物のキャリアとして、メソポーラスシリカとヒドロキシアパタイトから成るナノ粒子を新規に調製した。得られたナノ粒子は28.94%の薬物担持率を示し、メソポーラスシリカ単独に比べて3.6倍に向上した。ナノ粒子にケルセチンを担持した...