ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5636件中 1191-1200件を表示

亜硝酸ナトリウムで処置したラットの生化学パラメータに、ケルセチンが及ぼす影響

Effect of quercetin on some biochemical parameters in adult rats treated with sodium nitrite

著作名:
Eman Salem Mahmoud
Mutaa Abdulmtaleb Al-Hayali
Sana abdulilahabdulmawjood
出典:
Journal of Applied and Natural Science
2024
16
221-225
DOI:
10.31018/jans.v16i1.5326
要旨:
亜硝酸ナトリウムの単独投与と、亜硝酸ナトリウムとケルセチンとの共投与を、それぞれラットに施した。ケルセチンは血糖値とインスリン抵抗性を低下し、脂質プロファイルを改善して、硝酸ナトリウムの悪影響を軽減した。また、亜硝酸...
要旨:
ラットに中大脳動脈閉塞再灌流(MCAO)を施して、虚血性脳卒中のモデルとした。ケルセチンを投与すると、虚血性脳卒中に起因する皮質および線条体ニューロンの細胞死を減少し、NR2a/PSD95の減少が逆転し、CRMP2のリン酸化を阻害した。ケ...

PLGA-PEGナノ粒子によるパクリタキセル・アトバコン・ケルセチンの同時送達は、エネルギー代謝を調節して卵巣癌の多剤耐性を逆転する

Co-delivery of Paclitaxel/Atovaquone/Quercetin to regulate energy metabolism to reverse multidrug resistance in ovarian cancer by PLGA-PEG nanoparticles

著作名:
Qingyu Lu
Wenhao Gao
Zhenzhen Chen
Zhihong Liu
Jie Wang
Lingjun Zeng
Xiaomu Hu
Enqin Zheng
Qian Zhang
Hongtao Song
出典:
International Journal of Pharmaceutics
2024
655
124028
DOI:
10.1016/j.ijpharm.2024.124028
要旨:
卵巣癌の薬物治療がもたらす多剤耐性の本質は、P糖蛋白質による薬物流出であり、ATPから供給されるエネルギーを必要とする。そこで、エネルギー源の遮断が多剤耐性を克服する仮説を立て、癌細胞の増殖を阻害するパクリタキセル・ミト...

ダサチニブとケルセチンの老化細胞除去剤にカルボプラチンまたはオラパリブを併用すると、卵巣癌の腹膜および脂肪組織への転移を減少する

Senolytic drugs dasatinib and quercetin combined with Carboplatin or Olaparib reduced the peritoneal and adipose tissue metastasis of ovarian cancer

著作名:
Lian Wang
Bing Xiong
Wei Lu
Yujie Cheng
Jihui Zhu
Guihai Ai
Xiaojie Zhang
Xiuni Liu
Zhongping Cheng
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2024
174
116474
DOI:
10.1016/j.biopha.2024.116474
要旨:
脂肪組織由来肝細胞にカルボプラチンやオラパリブを投与すると、細胞老化を誘発した。正常マウスへの投与でも同様に、腹膜の脂肪組織に老化を誘発し、グルコースおよび脂質代謝不全も促進した。しかし、老化細胞除去剤であるダサチニ...

ケルセチンはLC3・P62・Nrf2を調節して、ニコチンが誘発したラットの精巣の変化を防御する

Quercetin guards against nicotine-induced testicular changes in albino rats via LC3, P62 and Nrf2 regulation

著作名:
Mosaab Salah
Magda Ahmed
Mohamed Abomosallam
Heba Allah Abd El Rahman
Hend M. Hassan
出典:
The Egyptian Journal of Histology
2024
47
in press
DOI:
10.21608/EJH.2024.254158.1982
要旨:
ニコチンを皮下注射したラットは、精細管が歪み、変性して空胞化した生殖細胞が顕著であった。しかし、ケルセチンの投与により精巣の構造が回復した。オートファジーのマーカーであるP62とLC3が陽性の領域はニコチンが増大し、ケルセ...

アミラーゼと終末糖化産物に対するイソラムネチンの阻害活性

Evaluation of isorhamnetin for its inhibitory activity on amylase and advanced glycation end products

著作名:
Anuska Balaji
Abirami Arthanari
P. Parameshwari
出典:
International Journal of Applied Engineering & Technology
2024
6
284-290
DOI:
?
要旨:
イソラムネチンはアルドース還元酵素を阻害し、IC50値は20 μMであった。イソラムネチンはまた、終末糖化産物の産出も抑制し、IC50値は15 μMであった。よって、糖尿病の治療薬として有望である。

クプリゾンがマウスに誘発した多発性硬化症におけるルチンの神経保護効果

Neuroprotective effects of rutin against cuprizone-induced multiple sclerosis in mice

著作名:
Mariam A. Nicola
Abdelraheim H. Attaai
Mahmoud H. Abdel-Raheem
Anber F. Mohammed
Yasmin F. Abu-Elhassan
出典:
Inflammopharmacology
2024
32
1295–1315
DOI:
10.1007/s10787-024-01442-x
要旨:
クプリゾンで惹起した多発性硬化症のモデルマウスに、ルチン(50 or 100 mg/kg)もしくはフマル酸ジメチル(15 mg/kg)をそれぞれ投与した。その結果、多発性硬化症がもたらした運動機能障害・脱髄・脱髄に伴うグリアの活性化を顕著に改善...
要旨:
J774.1細胞にてイソラムネチンは、エンドソーム/リソソーム系蛋白質分解を促進した。mTORC2は GATA3の核移行を調節し、mTORC2/GATA3軸はエンドソームの形成と成熟を変化させ、送達物質のリソソームへの輸送を促進した。よって、mTORC2...

ケルセチンは海馬のインスリンシグナル伝達経路を調節して、予測不可能で慢性的なストレスがマウスに誘発した行動不全を改善する

Quercetin ameliorates chronic unpredicted stress-induced behavioral dysfunction in male Swiss albino mice by modulating hippocampal insulin signaling pathway

著作名:
Vineet Mehta
Tiratha Raj Singh
Malairaman Udayabanu
出典:
Physiology & Behavior
2017
182
10-16
DOI:
10.1016/j.physbeh.2017.09.019
要旨:
予測不可能で慢性的なストレスを21日間与えたマウスは、歩行不全・うつ・認知障害を誘発した。海馬においては、インスリンシグナル伝達と神経新生が損なわれた。ストレス負荷時のケルセチン投与は、ストレスで上昇したインスリンおよ...

植物Mussaenda recurvataから得たフラボノイド配糖体の抗菌活性およびα-グルコシダーゼ阻害活性: in vitro および in silicoアプローチ

Antimicrobial and alpha-glucosidase inhibitory flavonoid glycosides from the plant Mussaenda recurvata: in vitro and in silico approaches

著作名:
Tran Thi Ngoc Mai
Phan Nhat Minh
Nguyen Tan Phat
Thuc Huy Duong
Tran Nguyen Minh An
Van Son Dang
Nguyen Van Hue
Mai Dinh Tri
出典:
RSC Advances
2024
14
9326-9338
DOI:
10.1039/D4RA00666F
要旨:
アカネ科の植物Mussaenda recurvataの地上部から、7種のフラボノイド配糖体を単離した。内1個は新規化合物であり、NMRより構造決定した。それ以外の成分は、アストラガリン・イソケルシトリン・ニコチフロリン・ルチン・ヘスペリジン...