ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5641件中 1631-1640件を表示

ケルセチンはチトクロームP450とP糖蛋白質とを同時に阻害して、ラット血漿中のオストールの薬物動態を改善する

Quercetin Simultaneously Inhibited Cytochrome P450 and P-Glycoprotein to Improve the Pharmacokinetics of Osthole in Rat Plasma

著作名:
Mingjun Huang
Fanchang Wu
Xue Zuo
Jinman Liu
Wenqian Yu
Ruiye Xie
Guoqing Liu
Qiwen Tan
Qi Wang
Yong Liang
出典:
Revista Brasileira de Farmacognosia
2024
34
328–337
DOI:
10.1007/s43450-023-00487-3
要旨:
ケルセチンはチトクロームP450を阻害し、IC50値は34.17 μMであった。ケルセチンはまた、ラットの小腸にてP糖蛋白質の発現を52.9%に減少し、関連するmRNAであるMdr1bを下方調節した。ラットにオストールとケルセチンとを共投与すると、...

神経芽細胞における、ケルセチンとロスマリン酸の神経新生への影響

Neurogenic Impact of Quercetin and Rosmarinic Acid on Neuroblastoma Cells

著作名:
Sadaf Jahan
出典:
International Neurourology Journal
2023
27
457-468
DOI:
10.5123/inj.2023.4.inj47
要旨:
ヒト神経芽細胞株SH-SY5Yにケルセチンとロスマリン酸との組合せを作用すると、ニューロンマーカー(NFM・ネスチン・β-IIIチューブリン)の発現を上方調節した。従って、組合せの神経新生効果を強く示唆した。組合せはまた、細胞内の活性...
要旨:
アミロイドβで惹起した線虫のアルツハイマー病モデルにケルセチンを投与すると、時間当たりに体を曲げる回数が増大し、餌に対する関心が増大した。ケルセチンはまた、哺乳動物細胞におけるアミロイドβの分泌を減少した。ケルセチンの...

マイクロニードルデリバリーシステムによる、ルチンを含むリポソームの脂質生成の抑制効果

Antilipogenesis Effect of Rutin-Loaded Liposomes Using a Microneedle Delivery System

著作名:
Zekun Li
Shuang Liang
Huijuan Sun
Cheng Bao
Yuan Li
出典:
ACS Applied Materials & Interfaces
2023
15
54294–54303
DOI:
10.1021/acsami.3c12795
要旨:
ルチンのバイオアベイラビリティの低さを解決すべく、レシチンとコレステロールの自己集合を利用してルチンを含むリポソームを調製した。リポソームの形成により、ルチンの水溶性と脂肪細胞への取込み効率が向上したことを確認した。...

In virtoおよびin silicoにおける、ピロリ菌・結腸癌・溶血・ブチリルコリンエステラーゼに対するルチンおよびルチンナノ結晶の阻害効果

Inhibitory potential of rutin and rutin nano-crystals against Helicobacter pylori, colon cancer, hemolysis and Butyrylcholinesterase in vitro and in silico

著作名:
Husam Qanash
Aisha M. H. Al-Rajhi
Majed N. Almashjary
Ammar A. Basabrain
Mohannad S. Hazzazi
Tarek M. Abdelghany
出典:
Applied Biological Chemistry
2023
66
79
DOI:
10.1186/s13765-023-00832-z
要旨:
ルチンの水溶性の低さを解決すべく、超音波照射により平均粒径が27 nmのナノ結晶を調製した。ピロリ菌に対する阻止円の大きさと最小発育阻止濃度は、ナノ結晶が22.67 mm、7.8 μg/mLで、通常のルチンが18 mm、62.5 μg/mLであった。ヒト...

前臨床モデルにおける生体異物が誘発した毒性に対する、ルチンによる治療法の可能性

Phytotherapeutic Potential of Rutin Against Xenobiotic-Induced Toxicities in Preclinical Models

著作名:
Ashish Dogra
出典:
Food Reviews International
2024
40
2893-2916
DOI:
10.1080/87559129.2023.2279623
要旨:
動物実験におけるルチンの毒性軽減効果をまとめた総説。生殖毒性・肺毒性・神経毒性・心毒性・肝毒性・腎毒性に章分けして、抗酸化作用に基づくルチンの作用機序を論じる。Nrf2/HO-1・MAPK・NF-κB/IκB・TGF-β1・p38・BAX/Bcl-2・JNK/E...

アロニアジュースは5XFADマウスの作業記憶を改善し、δ-セクレターゼ活性を抑制する

Aronia juice improves working memory and suppresses δ-secretase activity in 5XFAD mice

著作名:
Takuya Yamane
Momoko Imai
Satoshi Handa
Hideo Ihara
Tatsuji Sakamoto
Tetsuo Ishida
Takenori Nakagaki
Susumu Uchiyama
出典:
NFS Journal
2023
32
100146
DOI:
10.1016/j.nfs.2023.100146
要旨:
家族性アルツハイマー病のモデルである5XFADマウスに、2~12週齢に渡り飲料水の代わりにアロニアジュースを自由に飲ませた。その結果、水を飲んだ対照と比べて顕著にY字迷路試験のスコアを改善し、皮質におけるアミロイドβの蓄積を減少...

シクロスポリンが誘発した肝腎毒性におけるジピリダモール・ケトチフェン・ケルセチンの単独および併用効果の比較

Comparative Evaluation of Single and Combined Efficacy of Dipyridamole, Ketotifen and Quercetin on Cyclosporine induced Hepatorenal Toxicity

著作名:
B. Dik
T. M. Parlak
O. Tufan
F. B. Ozgur
A. Er
出典:
Polish Journal of Veterinary Sciences
2023
26
549–557
DOI:
10.24425/pjvs.2023.148275
要旨:
シクロスポリンを投与したラットは、血中のAST・ALT・クレアチニン・尿素窒素が上昇して、肝および腎毒性を誘発した。血管拡張剤のジピリダモール、TLR4のケトチフェン、天然フラボノイドのケルセチンの単独投与はいずれも、顕著な改...

ケルセチンはP糖蛋白質の発現を阻害して、5-ヘプタデシルレゾルシノールのバイオアベイラビリティを高める

Quercetin Enhances the Availability of 5-Heptadecylresorcinol by Inhibiting the Expression of P-gp

著作名:
Lei Jiang
Kuiliang Zhang
Mingcong Fan
Wei Pan
Haifeng Qian
Li Wang
Yan Li
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2023
71
18375–18384
DOI:
10.1021/acs.jafc.3c05518
要旨:
5-ヘプタデシルレゾルシノール(AR-C17)は小麦およびライ麦に含まれる健康に有用な成分であるが、水溶性の低さゆえに、バイオアベイラビリティが低い。Caco-2細胞を用いるAR-C17の輸送実験にて、比較的高い温度と低いpHがAR-C17の透過...

ケルセチンはROS/MAPK/NF-κB経路を阻害して、フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)がソウギョ由来L8824細胞に誘発したパイロトーシスとサイトカインの発現を軽減する

Quercetin alleviates DEHP exposure-induced pyroptosis and cytokine expression changes in grass carp L8824 cell line by inhibiting ROS/MAPK/NF-κB pathway

著作名:
Hao Cai
Ke Li
Yilin Yin
Xiaotong Ni
Shiwen Xu
出典:
Fish & Shellfish Immunology
2023
143
109223
DOI:
10.1016/j.fsi.2023.109223
要旨:
ソウギョ由来肝細胞L8824をフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)で刺激すると、酸化ストレス(過酸化水素およびマロンジアルデヒドの上昇、カタラーゼ・GSH・SOD・総抗酸化能の減少)と、MAPKおよびNF-κBシグナル伝達の活性化(p-p38・p-J...