ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果：
5633件中 11-20件を表示

VvbZIP36を介したケルセチンの産出による、ブドウの耐熱性の増強

Enhancement of grape heat tolerance through VvbZIP36-mediated quercetin production

著作名：
Guang-Chao Liu
Meng-Fei Li
Zhe Zhang
Fu-Lai Han
Wei Yan
Ya-Lin Liu
Meng-Ran Li
Yi-Nan Xia
Jie Yang
Xing-Feng Xu
Xin Liu
出典：
International Journal of Biological Macromolecules
2025
297
139826
DOI：
10.1016/j.ijbiomac.2025.139826
電子ジャーナル
要旨：
ヨーロッパブドウ(Vitis vinifera)のゲノム解析により、ロイシンジッパー(bZIP)関連遺伝子(VvbZIP)65種を見出し、内16種が熱ストレスで顕著に誘発した。その中の一つであるVvbZIP36の過剰発現は、ブドウの耐熱性を高めた。VvbZIP36は...

シプロフロキサシンおよびゲンタマイシンのケルセチンとの併用は、黄色ブドウ球菌のバイオフィルム形成と毒性を阻害する

Quercetin Combined with Ciprofloxacin and Gentamicin Inhibits Biofilm Formation and Virulence in Staphylococcus aureus

著作名：
Sanghamitra Goswami
Manisha Ghosh
Saikat Roy
Surajit Basak
Surajit Bhattacharjee
出典：
Microbial Pathogenesis
2025
200
107297
DOI：
10.1016/j.micpath.2025.107297
電子ジャーナル
要旨：
ケルセチンをシプロフロキサシンもしくはゲンタマイシンと組合せると、黄色ブドウ球菌への抗菌活性が高まり、細胞膜の完全性を破壊し、活性酸素種の生成が増加した。ケルセチンと抗生物質との組合せは2通りとも、バイオフィルムの形成...

Candida albicansにおけるフルコナゾール耐性と、ケルセチンの相乗効果

The Synergistic Activity of Fluconazole (FLC) Resistance to Candida albicans with Quercetin (QRT)

著作名：
Maha Hassan Sahi
Dawood Chaloob Hilayail
Falah Hassan Shary
Basim Jasim Hameed
出典：
Journal of Obstetrics, Gynecology and Cancer Research
2025
10
127-144
DOI：
10.30699/jogcr.10.2.127
電子ジャーナル
要旨：
腟カンジダ症の患者から採取したスワブサンプル100種を培養し、内50種で真菌Candida albicansが増殖し、内30種がフルコナゾール耐性であった。このフルコナゾール耐性Candida albicansに、ケルセチンとフルコナゾールとを共投与したと...

月経前うつに対するルチンの効果: in vivoおよびin vitro研究

Therapeutic potential of rutin in premenstrual depression: evidence from in vivo and in vitro studies

著作名：
Xiangjun Wang
Xiaowen Xia
Xianliang Song
Yi Zhou
Mingyu Ma
Yashuang Ren
Xitai Chen
Zenghui Xia
Yinghui Guo
Chunhong Song
出典：
Frontiers in Pharmacology
2025
16
1525753
DOI：
10.3389/fphar.2024.1525753
電子ジャーナル
要旨：
非受容期のメスラットを1日6時間拘束して、月経前不快気分障害のモデルとした。ルチンの投与は、強制水泳試験とY字迷路試験のスコアを改善して、月経前不快気分障害におけるうつ様行動と記憶障害の軽減を示唆した。ルチンは、海馬中の...

ダサチニブとケルセチンは、歯肉の老化・炎症・歯周骨の喪失を抑制する

Dasatinib and Quercetin Limit Gingival Senescence, Inflammation, and Bone Loss

著作名：
K. Rattanaprukskul
X.-J. Xia
M. Hysa
M. Jiang
M. Hung
S.F. Suslavich
S.E. Sahingur
出典：
Journal of Dental Research
2025
104
in press
DOI：
10.1177/00220345241299789
電子ジャーナル
要旨：
Vitro: ヒト歯肉角化細胞を歯周病菌であるFusobacterium nucleatumで刺激すると、老化マーカー(p16・老化関連β-ガラクトシダーゼ)と細胞老化随伴分泌現象(IL-8・MMP-1・MMP-3)が顕著に発現した。老化細胞除去剤であるケルセチンとダサ...

細胞外ヒストンに対する反応としてケルセチンは、血小板の活性化と小胞体ストレス媒介性のオートファジーを阻害する

Quercetin Inhibits Platelet Activation and ER-stress Mediated Autophagy in Response to Extracellular Histone

著作名：
Kurnegala Manikanta
Somanathapura K. NaveenKumar
Mahadevappa Hemshekhar
Ram M. Thushara
Govindasamy Mugesh
Kempaiah Kemparaju
Kesturu S. Girish
出典：
Phytomedicine
2025
137
156386
DOI：
10.1016/j.phymed.2025.156386
電子ジャーナル
要旨：
細胞外に存在するヒストンは、血小板の機能不全による血小板減少症と深く関連している。血小板をヒストンで刺激すると、活性化・凝集・小胞体ストレスが媒介するオートファジーを誘発した。しかし、ケルセチンを投与すると、これらを...

ルチンはp53シグナル経路を介して、ゼアラレノンが子ブタの子宮内膜間質細胞に誘発したフェロトーシスを軽減する

Rutin attenuates zearalenone-induced ferroptosis of endometrial stromal cells in piglets through the p53 signaling pathway

著作名：
Chenlong Wang
Chuangjiang Chen
Meng Ya Wang
Sajid Ur Rahman
Bin Wei
Hongyan Ding
Wanyue Huang
Xichun Wang
出典：
Ecotoxicology and Environmental Safety
2025
290
117546
DOI：
10.1016/j.ecoenv.2024.117546
電子ジャーナル
要旨：
子ブタ由来の子宮内膜間質細胞をゼアラレノンで刺激すると、フェロトーシスを誘導したが、ルチンの投与で軽減した。ゼアラレノンがもたらした、ACSL4およびALOX12の上昇とGPX4の減少は、ルチンが逆転してフェロトーシスを抑制した。p5...

自然流産を防ぐカッコウアザミ(Ageratum conyzoides)のメカニズム: 分子ドッキングおよびネットワーク薬理学

Mechanistic insights into Ageratum conyzoides L. in preventing spontaneous abortion: A computational and pharmacological study

著作名：
A. A. Ekozin
O. B. Isola
O. H. Onyijen
R. T. Omojoyegbe
K. E. Enerijiofi
E. O. Olaitan
出典：
Pharmacological Research - Natural Products
2025
6
100143
DOI：
10.1016/j.prenap.2025.100143
電子ジャーナル
要旨：
各種データベースから取得したカッコウアザミ(Ageratum conyzoides)と自然流産に共通する遺伝子は220種であった。遺伝子オントロジーおよび京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes, KEGG)解析の結果、MAPK...

ケルセチンはmiR-138-5p/LCN2を調節して、麻酔が誘発した神経炎症および認知機能障害を改善する

Quercetin can improve anesthesia induced neuroinflammation and cognitive dysfunction by regulating miR-138-5p/ LCN2

著作名：
Linjie Lou
Wanning Yu
Ying Cheng
Quan Lin
Yanyan Jiang
Dalong Wang
Lei Che
Meiqing Du
Shuai Wang
Haining Zhen
出典：
BMC Anesthesiology
2025
25
21
DOI：
10.1186/s12871-024-02876-0
電子ジャーナル
要旨：
麻酔薬イソフルランを吸入したラットに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは、モリスの水迷路のスコアを改善して、イソフルランが悪化した認知機能を回復すると共に、海馬中のTNF-α・IL-1β・IL-6を低減した。ケルセチンはまた、miR-1...

メトトレキサートがラットの脾組織に誘発した酸化ストレスにおける、ケルセチンとα-リポ酸の保護効果

Protective benefits of quercetin and lipoic acid on methotrexate-induced oxidative stress in rat spleen

著作名：
Ayşe Akdoğan
Nihal Şehkar Oktay
出典：
Acta Pharmaceutica Sciencia
2025
63
236-247
DOI：
10.23893/1307-2080.APS6315
電子ジャーナル
要旨：
メトトレキサートを投与したラットの脾組織は対照と比べて、過酸化脂質・一酸化窒素・シアル酸が顕著に上昇し、SODとカタラーゼの活性が低下した。しかし、ケルセチンもしくはα-リポ酸を投与すると、この様な異常を改善して、抗酸化作...