ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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15件中 11-15件を表示

ルチンナトリウム塩は、肝臓の健康への良好な影響を含め、マウスの寿命と健康寿命を延ばす

Sodium rutin extends lifespan and health span in mice including positive impacts on liver health

著作名:
Shuoshuo Li
Jun Li
Ruiyuan Pan
Jinbo Cheng
Qinghua Cui
Jianxin Chen
Zengqiang Yuan
出典:
British Journal of Pharmacology
2021
179
1825-1838
DOI:
10.1111/bph.15410
要旨:
ルチンナトリウム塩は、マウスの寿命を10%延長した。ルチンナトリウム塩水溶液0.2 mg/mLを8か月の老齢マウスに与え続けた。その結果、代謝関連遺伝子の発現に変化が見られ、脂質β酸化の活性化を通して、肝脂肪が減少した。ルチンナト...

AMPK/MAPK経路を媒介して、ケルセチンは慢性絞扼性神経損傷(CCI)モデルラットの神経障害性疼痛を緩和する

Quercetin Alleviates Neuropathic Pain in the Rat CCI Model by Mediating AMPK/MAPK Pathway

著作名:
Guangyao Ye
Chunyan Lin
Yu Zhang
Zihan Ma
Yuebo Chen
Lingsi Kong
Liyong Yuan
Tao Ma
出典:
Journal of Pain Research
2021
14
1289—1301
DOI:
10.2147/JPR.S298727
要旨:
ラットの坐骨神経を結紮して惹起した慢性絞扼性神経損傷(chronic constriction injury, CCI)モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを投与すると、機械的および熱的痛感閾値が上がり、神経障害性疼痛を改善した。坐骨神経...

ルチンモノNa塩はミクログリアのアミロイドβ排除を強化して、アルツハイマー病の病状を改善する

Sodium rutin ameliorates Alzheimer’s disease–like pathology by enhancing microglial amyloid-β clearance

著作名:
Rui-Yuan Pan
Jun Ma
Xiang-Xi Kong
Xiao-Feng Wang
Shuo-Shuo Li
Xiao-Long Qi
Yu-Han Yan
Jinbo Cheng
Qingsong Liu
Wanzhu Jin
Chang-Heng Tan
Zengqiang Yuan
出典:
Science Advances
2019
5
eaau6328
DOI:
10.1126/sciadv.aau6328
要旨:
ルチンのモノNa塩を調製したところ、ルチンの約200倍の水溶性を獲得した。家族性アルツハイマー病の原因遺伝子を組込んだマウスを病態モデル(APP/PS1)とし、遺伝子操作しないマウスを比較対照とする薬理実験を行った。ルチンモノNa塩...

ケルセチンはマウスのSIRT1/小胞体ストレス経路を介して糖尿病性脳症を改善する

Quercetin ameliorates diabetic encephalopathy through SIRT1/ER stress pathway in db/db mice

著作名:
Tian Hu
Jing-Jing Shi
Jiansong Fang
Qi Wang
Yun-Bo Chen
Shi-Jie Zhang
出典:
Aging
2020
12
7015—7029
DOI:
10.18632/aging.103059
要旨:
糖尿病の病態モデルマウスにケルセチンを投与すると、モリスの水迷路試験および新奇探索試験にて、学習および記憶能力に改善が見られた。また、経口グルコース負荷試験とインスリン負荷試験の結果にも改善が見られた。ケルセチンは、S...

ケルセチンはdb/dbマウスのSIRT1/NLRP3経路を介して、糖尿病性脳症への保護効果を発揮する

Quercetin protects against diabetic encephalopathy via SIRT1/NLRP3 pathway in db/db mice

著作名:
Tian Hu
Xin-Yi Lu
Jing-Jing Shi
Xiao-Qi Liu
Qu-Bo Chen
Qi Wang
Yun-Bo Chen
Shi-Jie Zhang
出典:
Journal of Cellular and Molecular Medicine
2020
24
3449-3459
DOI:
10.1111/jcmm.15026
要旨:
糖尿病の病態モデルマウスにケルセチンを投与すると、学習能力と行動に改善が見られた。また、インスリン抵抗性と空腹時血糖値にも改善が見られた。ケルセチンは神経とシナプスに関連する蛋白質を増加させ、炎症に関連する蛋白質を減...