ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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15件中 11-15件を表示

M1/M2マクロファージ極性化と酸化/抗酸化バランスの、ケルセチンによる調節効果

Regulatory Effects of Quercetin on M1/M2 Macrophage Polarization and Oxidative/Antioxidative Balance

著作名:
Cheng-Fang Tsai
Guan-Wei Chen
Yen-Chang Chen
Ching-Kai Shen
Dah-Yuu Lu
Liang-Yo Yang
Jia-Hong Chen
Wei-Lan Yeh
出典:
Nutrients
2022
14
67
DOI:
10.3390/nu14010067
要旨:
リポ多糖による刺激は、マクロファージとミクログリアの両方でリポカリン-2の発現を促進する。ケルセチンはこれを阻害して、M1関連マーカー(IL-1・IL-6・TNF-α)を減少し、M2関連マーカー(IL-10)は増大した。ケルセチンは、M1分極の影...

ケルセチンはSIRT1/PINK1/マイトファジー軸を介して、腎尿細管上皮細胞の老化を減少させ、腎線維化を軽減する

Quercetin alleviates kidney fibrosis by reducing renal tubular epithelial cell senescence through the SIRT1/PINK1/mitophagy axis

著作名:
Tao Liu
Qunfang Yang
Xuan Zhang
Rongxing Qin
Wenjun Shan
Haigang Zhang
Xiaohong Chen
出典:
Life Sciences
2020
257
118116
DOI:
10.1016/j.lfs.2020.118116
要旨:
腎尿細管上皮細胞の老化は腎組織の線維化を促すが、マイトファジー(オートファジーを介したミトコンドリアの選択的分解)は腎線維化を保護する機能が知られている。今回、ケルセチンがSIRT1/PINK1/Parkinシグナル伝達を活性化し、マイ...
要旨:
ケルセチンは急性骨髄性白血病の腫瘍細胞を、カスパーゼ依存的にアポトーシスした。ケルセチン処置した細胞は、VEGFR2が減少し、PI3K/Aktシグナル伝達が阻害された。

ケルセチンナノ製剤: 腫瘍治療の有望な戦略

Quercetin nanoformulations: a promising strategy for tumor therapy

著作名:
Xinlong Zang
Mingyang Cheng
Xiaoxu Zhang
Xuehong Chen
出典:
Food & Function
2021
12
6664-6681
DOI:
10.1039/D1FO00851J
要旨:
ナノ化したケルセチンの抗癌作用に焦点を当てた総説。まず、ケルセチンの癌と関係が深い薬理作用を、細胞周期の停止・アポトーシス・オートファジー・薬物および放射線への耐性・血管新生阻害・遊走および転移の阻害・免疫応答の調節...

メチルグリオキサールおよび酸素グルコース欠乏が誘発する細胞毒性からヒト脳微小血管内皮細胞を保護する、イソラムネチンの役割

The protective role of isorhamnetin on human brain microvascular endothelial cells from cytotoxicity induced by methylglyoxal and oxygen–glucose deprivation

著作名:
Wenlu Li
Zhigang Chen
Min Yan
Ping He
Zhong Chen
Haibin Dai
出典:
Journal of Neurochemistry
2016
136
651-659
DOI:
10.1111/jnc.13436
要旨:
脳微小血管内皮細胞にメチルグリオキサールと酸素グルコース欠乏で惹起した細胞毒性は、糖尿病性脳卒中のシミュレーションと見なせるが、イソラムネチンが保護効果を発揮した。イソラムネチンは、カスパーゼ類の発現と活性の両方を低...