ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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16件中 11-16件を表示

ケルセチンはvfr遺伝子が関与するlasIR系を介して、緑膿菌のバイオフィルム形成を阻害する

Quercetin inhibits Pseudomonas aeruginosa biofilm formation via the vfr-mediated lasIR system

著作名:
Jing Ouyang
Wei Feng
Xiaodan Lai
Yaling Chen
Xue Zhang
Li Rong
Fengjun Sun
Yaokai Chen
出典:
Microbial Pathogenesis
2020
149
104291
DOI:
104291
要旨:
バイオフィルム形成能力を遺伝子操作で増強した、緑膿菌の変異株を用いる、ケルセチンの評価。変異株でありながら、ケルセチンはバイオフィルム形成阻害効果を維持した。メカニズムとして、vfr遺伝子が関与するlasIR系をケルセチンが...

筋肉機能と抗酸化能の強化を基盤とする、ケルセチンの抗疲労効果

Anti-fatigue effect of quercetin on enhancing muscle function and antioxidant capacity

著作名:
Xiaoling Chen
Dahui Liang
Zhiqing Huang
Gang Jia
Hua Zhao
Guangmang Liu
出典:
Journal of Food Biochemistry
2021
45
e13968
DOI:
10.1111/jfbc.13968
要旨:
ケルセチンの抗疲労効果を、マウスを用いて検証した。ケルセチンを6週間投与したマウスと、投与しないマウスとをそれぞれ泳がせたところ、投与群の方が早い所要時間であった。投与群は非投与群と比べて、血中の乳酸、窒素、乳酸脱水素...

ケルセチンとヒト由来間葉系幹細胞との組合せは、トール様受容体3シグナル伝達の活性化を介して、TNF-αまたはインターフェロン-γで刺激した末梢血単核細胞を調節する

Quercetin Combined With Human Umbilical Cord Mesenchymal Stem Cells Regulated Tumour Necrosis Factor-α/Interferon-γ-Stimulated Peripheral Blood Mononuclear Cells via Activation of Toll-Like Receptor 3 Signalling

著作名:
Guiling Chen
Yang Ye
Ming Cheng
Yi Tao
Kejun Zhang
Qiong Huang
Jingwen Deng
Danni Yao
Chuanjian Lu
Yu Huang
出典:
Frontiers in Pharmacology
2020
11
499
DOI:
10.3389/fphar.2020.00499
要旨:
ヒト由来間葉系幹細胞が関節リウマチに有効であることは知られているが、ケルセチンとの組合せ効果を初めて検証した。末梢血単核細胞に刺激を与えてリウマチの状態にした。ケルセチンは、間葉系幹細胞が有する免疫調整作用を増強した...

TGF-β/smad経路の抑制による脊髄損傷および炎症性因子の治療における、軽度の低体温とルチン投与の併用効果

The effect of mild hypothermia plus rutin on the treatment of spinal cord injury and inflammatory factors by repressing TGF-β/smad pathway

著作名:
Shudan Yao
Lihang Wang
Qiling Chen
Tingsheng Lu
Xingwei Pu
Chunshan Luo
出典:
Acta Cirúrgica Brasileira
2021
36
e360307
DOI:
10.1590/ACB360307
要旨:
脊髄損傷のモデルラットを用いて、低温療法・ルチンの投与・両者の併用による治療効果を比較した。後脚の機能をBBBスコアを指標とした所、併用>>低温療法単独>処置なしの結果となった。併用群は活性酸素・マロンジアルデヒド・TNF-βが...

ネットワーク薬理学に基づいて、ケルセチンのアルツハイマー病への効果を実験的に同定する

Network Pharmacology-Based and Experimental Identification of the Effects of Quercetin on Alzheimer’s Disease

著作名:
Pingfang Qi
Jing Li
Shichao Gao
Yirong Yuan
Yindi Sun
Na Liu
Yuanyuan Li
Gang Wang
Ling Chen
Jing Shi
出典:
Frontiers in Aging Neuroscience
2020
12
589588
DOI:
10.3389/fnagi.2020.589588
要旨:
ケルセチンでアルツハイマー病の診断および治療を行う際の標的遺伝子を特定すべく、バイオインフォマティクス解析を行った。アルツハイマー病に関連するHT-22を題材に取上げた。同細胞にアミロイドβ1-42を作用させると、MAPT・PIK3R1...

ケルセチンは高脂肪食の摂取に伴うマウスのインスリン抵抗性を改善して、腸内細菌叢を回復する

Quercetin Ameliorates Insulin Resistance and Restores Gut Microbiome in Mice on High-Fat Diets

著作名:
Yuqing Tan
Christina C. Tam
Matt Rolston
Priscila Alves
Ling Chen
Shi Meng
Hui Hong
Sam K. C. Chang
Wallace Yokoyama
出典:
Antioxidants
2021
10
1251
DOI:
10.3390/antiox10081251
要旨:
マウスに高脂肪食のみ与えた時と、0.05%のケルセチンを添加した高脂肪食を与えた場合とを比較した。6週間後のケルセチン群は、体重・肝重量・脂肪組織のいずれも増加が抑えられ、肝脂肪と血糖値は減少した。糖尿病関連の血中バイオマ...