ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5414件中 2151-2160件を表示

Spondias mombin葉抽出物のケルセチン-3-O-β-D-グルコシド(イソケルセチン)が豊富な画分による酸化還元の調節と抗炎症作用の活性化: ジクロルボスがラットに誘発した毒性における生化学的・生殖的・組織学的研究

Redox-regulation and anti-inflammatory system activation by Quercetin-3-O-β-D-glucopyranoside-rich fraction from Spondias mombin leaves: Biochemical, reproductive, and histological study in rat model of Dichlorvos toxicity

著作名:
Olalekan Bukunmi Ogunro
出典:
RPS Pharmacy and Pharmacology Reports
2023
2
rqad016
DOI:
10.1093/rpsppr/rqad016
要旨:
殺虫剤ジクロルボスを投与したオスラットは、精巣と精巣上体に酸化ストレス・炎症・アポトーシスをを誘発した。精子の生存率・運動性・粘性は顕著に減少し、異常精子の数が増加した。モンビンノキ(Spondias mombin、ウルシ科)葉抽出物...
要旨:
エールリッヒ腹水癌細胞を移植した乳癌のモデルマウスは、腫瘍組織のみならず肝重量が大幅に増大した。ケルセチンの投与は、腫瘍組織の縮小に加え、血中のAST・ALT・ALP活性を低減し、肝組織の炎症と線維化を抑制した。分子ドッキング...

クララ細胞10-kD蛋白質を産生する鼻上皮細胞の能力は、ケルセチンが増強する

Quercetin-Induced Enhancement of Nasal Epithelial Cells’ Ability to Produce Clara Cell 10-kD Protein In Vitro and In Vivo

著作名:
Amane Otaki
Atsuko Furuta
Kazuhito Asano
出典:
Medicines
2023
10
28
DOI:
10.3390/medicines10040028
要旨:
Vitro: ヒト鼻上皮細胞をTNF-αで刺激して、アレルギー性鼻炎の細胞モデルとした。ケルセチンは濃度依存的に、同細胞によるクララ細胞10-kD蛋白質(CC10)の産出を増強した。Vivo: トルエンジイソシアナートで惹起したアレルギー性鼻炎の...

酸化亜鉛ナノ粒子がマウスに誘発した毒性におけるケルセチンの肝保護効果

Evaluation the hepatoprotective effect of quercetin against zinc oxide nanoparticles induced toxicity in mouse model

著作名:
R. Anjum
H. Maqsood
A. Anwar
S. Hussain
A. Kinza
S. Mohsin
S. Aslam
S. Kanwal
A. Ajmal
T. Ahmed
M. Ehtsham
M. Hamid
出典:
Biological and Clinical Sciences Research Journal
2023
2023
246
DOI:
10.54112/bcsrj.v2023i1.246
要旨:
酸化亜鉛ナノ粒子30 mg/kgを投与したマウスの肝組織は、中心静脈への浸潤と肝細胞の壊死が見られた。しかし、ケルセチン100 mg/kgの共投与により、この様な異常は軽減され、28日間継続すると完全に回復した。

ラット肝における線維芽細胞増殖因子-21(FGF-21)およびペルオキシソーム増殖因子活性化レセプターγ共役因子-1α(PGC-1α)レベルへの高フルクトース食の影響とケルセチンの効果

Effects of quercetin on hepatic fibroblast growth factor-21 (FGF-21) and peroxisome proliferator-activated receptor gamma coactivator 1-alpha (PGC-1α) levels in rats fed with high fructose

著作名:
Kardelen Kocaman Kalkan
Serkan Şen
Belkıs Narlı
Cemile Merve Seymen
Canan Yılmaz
出典:
Molecular Biology Reports
2023
50
4983–4997
DOI:
10.1007/s11033-023-08444-y
要旨:
フルクトースを20%含む餌を10日間継続して与えたラットは、メタボリックシンドロームを発症した。肝組織にてFGF-21およびPGC-1αの発現が、mRNAと蛋白質の両方のレベルで低下した。FGF-21は、グルコースとエネルギー恒常性の代謝調節を...

ケルセチンは糖尿病ラットのグルコースと脂質代謝を改善する: Aktシグナル伝達とSIRT1の関与

Quercetin Improves Glucose and Lipid Metabolism of Diabetic Rats: Involvement of Akt Signaling and SIRT1

著作名:
Jing Peng
Qingde Li
Keye Li
Li Zhu
Xiaoding Lin
Xiaohong Lin
Qianhui Shen
Guoping Li
Xi Xie
出典:
Journal of Diabetes Research
2017
2017
3417306
DOI:
10.1155/2017/3417306
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに、ケルセチンとピオグリタゾン(既存糖尿病治療薬、ポジコンとして)をそれぞれ投与した。その結果、ケルセチンは空腹時血糖値・グルコース代謝パラメータ(糖化蛋白質・糖化ヘモグロ...

ox-LDLがマクロファージRAW264.7に誘導した泡沫細胞にて、ケルセチンはMST1阻害性オートファジーを調節して、アテローム性動脈硬化症の進行を抑制する

Quercetin Suppresses the Progression of Atherosclerosis by Regulating MST1-Mediated Autophagy in ox-LDL-Induced RAW264.7 Macrophage Foam Cells

著作名:
Hui Cao
Qingling Jia
Li Yan
Chuan Chen
Sanli Xing
Dingzhu Shen
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2019
20
6093
DOI:
10.3390/ijms20236093
要旨:
マクロファージRAW264.7をox-LDL(酸化されたLDL)で刺激して、アテローム性動脈硬化症の細胞モデルとした。ox-LDLはRAW264.7を泡沫細胞に誘導し、細胞内に脂肪を蓄積し、老化の指標であるβ-ガラクトシダーゼを上昇した。ケルセチンの投...

運動とケルセチン摂取との組合せは、リポ蛋白質の代謝を調節して、アテローム性動脈硬化症のプラーク形成を減少する

Quercetin intake with exercise modulates lipoprotein metabolism and reduces atherosclerosis plaque formation

著作名:
Mahdi Garelnabi
Halleh Mahini
Thomas Wilson
出典:
Journal of the International Society of Sports Nutrition
2014
11
22
DOI:
10.1186/1550-2783-11-22
要旨:
LDL受容体をノックアウトしたアテローム性動脈硬化症のモデルマウスを、以下の4群に分けた。1) 無処置、2) トレッドミルによる運動を30分間、週5回行う、3) ケルセチン100 μg/dayの投与、4) 運動とケルセチン投与の併用。30日後に、ア...

サジー(Hippophae rhamnoides L.)由来のフラボノイドは、培養ニューロンの神経突起伸長の誘導における神経栄養機能を模倣する: PI3K/AktおよびERKシグナル伝達経路の調節

Flavonoids from Seabuckthorn (Hippophae rhamnoides L.) mimic neurotrophic functions in inducing neurite outgrowth in cultured neurons: signaling via PI3K-Akt and ERK pathways

著作名:
Chen-Xi Xia
Xiong Gao
Tina Ting-Xia Dong
Karl Wah-Keung Tsim
出典:
Phytomedicine
2023
115
154832
DOI:
10.1016/j.phymed.2023.154832
要旨:
サジー抽出物のフラボノイドを豊富に含む画分を、PC12細胞やSH-SY5Y細胞の培養系に添加した。その結果、PI3K/AktおよびERKシグナル伝達を活性化して、細胞分化を促進した。すなわち、サジーフラボノイドは、神経成長因子(NGF)や脳由来...
要旨:
ジカウィルスはジカ熱の病原体として世界中の脅威であるが、適切なワクチンや治療薬がない。ジカウィルスに感染したベロ細胞およびA549細胞にケルセチンを作用すると、ウィルスの増殖を濃度依存的に阻害した。また、分子ドッキングは...