- 要旨:
- ケルセチンの薬効をハイライトした総説。抗酸化作用・抗炎症作用・癌・アポトーシス・潰瘍・抗菌および抗ウィルス作用・アンチエージング・COVID-19・喘息およびアレルギー・神経変性疾患の各分野から、ケルセチンに関する最近のトピ...
ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース
フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。
論文検索
- 検索結果:
- 5414件中 2161-2170件を表示
MDCK II細胞の生存率・密着結合の完全性・細胞形状に関する、高用量ヘスペレチンとケルセチンの比較
Pharmacologic Comparison of High-Dose Hesperetin and Quercetin on MDCK II Cell Viability, Tight Junction Integrity, and Cell Shape
- 出典:
- Antioxidants
- 2023
- 12
- 952
- DOI:
- 10.3390/antiox12040952
- 要旨:
- ヘスペレチンとケルセチンは、イヌ由来腎尿細管上皮細胞(MDCK II細胞)の密着結合完全性に、相反する影響を及ぼした。ヘスペレチンではなくケルセチンのみが、MDCK IIの形態学的変化を細い細胞形状に誘導した。また、クローディン-2の...
ルチンナノ粒子を組込んで、抗酸化作用・抗炎症作用・抗線維化作用を獲得した二層構造の人工皮膚
Bilayered skin substitute incorporating rutin nanoparticles for antioxidant, anti-inflammatory and anti-fibrotic effect
- 出典:
- Biomaterials Advances
- 2023
- 150
- 213432
- DOI:
- 10.1016/j.bioadv.2023.213432
- 要旨:
- 封入剤を持たないルチンのナノ粒子を調製し、粒径が17.53±4.03 nmであった。得られたルチンナノ粒子には細胞毒性がなく、抗炎症作用(IL-10の増大)・抗酸化作用(活性酸素種の減少、カタラーゼの産出)・抗線維化作用(α-SMAの産出抑制)を...
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARγ)はNF-κB経路を抑制して、心筋の虚血再灌流傷害におけるケルセチンの保護効果を媒介する
Peroxisome proliferator-activated receptor γ (PPARγ) mediates the protective effect of quercetin against myocardial ischemia-reperfusion injury via suppressing the NF-κB pathway
- 出典:
- American Journal of Translational Research
- 2016
- 8
- 5169–5186
- DOI:
- ?
- 要旨:
- Vivo: 心筋虚血再灌流傷害のモデルマウスにて、ケルセチンは梗塞部分の面積を大幅に縮小し、血中のAST・クレアチンキナーゼ・心筋トロポニンT・乳酸脱水素酵素を低減した。ケルセチンはまた、心筋組織のマロンジアルデヒドを減少し、S...
ケルセチンはHMGB1/TLR4/NF-κBシグナル伝達経路を下方調節して、心筋の虚血再灌流傷害を軽減する
Quercetin attenuates myocardial ischemia-reperfusion injury via downregulation of the HMGB1-TLR4-NF-κB signaling pathway
- 出典:
- American Journal of Translational Research
- 2018
- 10
- 1273–1283
- DOI:
- ?
- 要旨:
- Vivo: 冠動脈を結紮して惹起した心筋虚血再灌流傷害のモデルラットに、ケルセチンを投与した。ケルセチンは炎症性サイトカインの産出を大幅に低減し、心電図にてSTセグメントを正常化した。Ex vivo: ラットから摘出した心臓にてケルセ...
メタボリックシンドロームのモデルラットにおける、肝組織の病理形態へのケルセチンの影響
Pathomorphological state of liver tissues in rats with experimental metabolic syndrome with quercetin correction
- 著作名:
- Yu. D. Frenkel
- V. S. Cherno
- V. O. Zyuzin
- V. V. Pshychenko
- I. I. Starchenko
- V. O. Kostenko
- A. P. Stepanchuk
- 出典:
- World of Medicine and Biology
- 2023
- 83
- 243-247
- DOI:
- 10.26724/2079-8334-2023-1-83-243-247
- 要旨:
- メタボリックシンドロームのモデルラットにケルセチンを投与した。肝組織切片を顕微鏡で観察した結果、ケルセチンによる炎症の軽減と、血流の正常化を認めた。ケルセチンはまた、単核肝細胞の数を増加して、肝保護作用を示した。
ケルセチン誘導体の乳癌細胞株MCF-7に対する潜在的な細胞毒性
Cytotoxic potential activity of quercetin derivatives on MCF-7 breast cancer cell line
- 出典:
- Revis Bionatura
- 2023
- 8
- 92
- DOI:
- 10.21931/RB/2023.08.01.92
- 要旨:
- ケルセチンの低いバイオアベイラビリティを解消すべく、3位のケトンをイミンに変換した誘導体を2種類合成した。得られた誘導体はいずれも、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7の成長と乳酸脱水素酵素を、濃度依存的に阻害した。
虚血性脳損傷における食物性ケルセチンの保護効果: 薬理作用・薬物動態・バイオアベイラビリティを高めるナノ製剤
Protective effects of dietary quercetin on cerebral ischemic injury: pharmacology, pharmacokinetics and bioavailability-enhancing nanoformulations
- 出典:
- Food & Function
- 2023
- 14
- 4470-4489
- DOI:
- 10.1039/D2FO03122A
- 要旨:
- 虚血性脳損傷におけるケルセチンの役割に焦点を当てた総説。前半では、抗酸化作用・抗炎症作用・抗アポトーシスを中心に、ケルセチンの標的と作用機序を明らかにする。後半では、ヒト試験を含むケルセチンの薬物動態研究について述べ...
レスベラトロール・ケルセチン・マグノロール・β-カテキンの天然ポリフェノールは、ヘロイン中毒における線条体のIL-6とTNF-α を調節する
Natural Polyphenols—Resveratrol, Quercetin, Magnolol, and β-Catechin—Block Certain Aspects of Heroin Addiction and Modulate Striatal IL-6 and TNF-α
- 出典:
- Toxics
- 2023
- 11
- 379
- DOI:
- 10.3390/toxics11040379
- 要旨:
- レスベラトロール・ケルセチン・マグノロール・β-カテキンを用いて、ヘロイン中毒の軽減効果を比較した。用量を10 → 40 mg/kgに上げながらラットにヘロインを7日間投与して、ヘロイン中毒を惹起した。ヘロイン投与は8~15日目にも継続...
ベルベリンとルチンを担持したキトサンナノ粒子製剤の物性評価
Formulation And Physico-Chemical Characterization Of Berberine And Rutin Loaded Chitosan Nanoparticles
- 出典:
- Latin American Journal of Pharmacy
- 2023
- 42
- 121-132
- DOI:
- ?
- 要旨:
- ベルベリンとルチンをキトサンナノ粒子に担持した、新規製剤を設計した。IRスペクトルでその構造を確認し、封入効率はベルベリンが82.1%、ルチンが86.3%であった。エールリッヒ腹水癌細胞に対するIC50値は、19.3 μg/mLであった。