ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5641件中 2261-2270件を表示

ケルセチンを担持したガリウム-ゼラチン系ナノ粒子は、細菌の増殖とマクロファージの極性化を抑制して創傷治癒を促進する

Gallium-modified gelatin nanoparticles loaded with quercetin promote skin wound healing via the regulation of bacterial proliferation and macrophage polarization

著作名:
Ning Yang
Nianyuan Shi
Zhou Yao
Hang Liu
Weinan Guo
出典:
Frontiers in Bioengineering and Biotechnology
2023
11
1124944
DOI:
10.3389/fbioe.2023.1124944
要旨:
表面をガリウムでコーティングしたゼラチンナノ粒子に、ケルセチンを担持した。得られた新規ナノ粒子製剤は、良好な生体適合性を示し、線維芽細胞の機能を促進した。ナノ粒子製剤はまた、大腸菌と黄色ブドウ球菌の増殖を抑制し、抗炎...

プロトカテク酸とケルセチンはネクロトーシスとパイロトーシスのシグナル伝達経路を阻害して、毒素原性大腸菌(ETEC)がIPEC-1細胞に誘発した炎症と損傷を軽減する

Protocatechuic acid and quercetin attenuate ETEC-caused IPEC-1 cell inflammation and injury associated with inhibition of necroptosis and pyroptosis signaling pathways

著作名:
Kan Xiao
Mohan Zhou
Qingqing Lv
Pengwei He
Xu Qin
Dan Wang
Jiangchao Zhao
Yulan Liu
出典:
Journal of Animal Science and Biotechnology
2023
14
5
DOI:
10.1186/s40104-022-00816-x
要旨:
ブタ由来腸上皮細胞IPEC-1を毒素原性大腸菌K88で刺激すると、細胞接着と毒素が増え、乳酸脱水素酵素の活性が上昇したが、プロトカテク酸もしくはケルセチンの投与で改善した。プロトカテク酸とケルセチンは、オクルディン・クローディ...

初期段階のCOVID-19の治療における、クルクミンとケルセチンの役割: 無作為化臨床試験

The possible therapeutic role of curcumin and quercetin in the early-stage of COVID-19—Results from a pragmatic randomized clinical trial

著作名:
Ikram Din Ujjan
Saeed Khan
Roohi Nigar
Hammad Ahmed
Sagheer Ahmad
Amjad Khan
出典:
Frontiers in Nutrition
2023
9
1023997
DOI:
10.3389/fnut.2022.1023997
要旨:
初期段階で軽度~中度のCOVID-19患者50名を対象とする、クルクミンとケルセチンの摂取の補完効果を検証した、臨床研究。無作為化、オープンラベルで実施した。被験者を25名ずつ2群に分け、片方は通常の治療のみを行い対照群とし、介入...
要旨:
ケルセチンは無鞭毛型にも前鞭毛型にも抗リーシュマニア原虫活性を示し、IC50値は21±2.5および 25±0.7 µMであった。Leishmania Viannia braziliensisに感染したハムスターにケルセチンを投与すると、皮膚リーシュマニア症による足の病...

ルチンは心組織のアポトーシスを阻害し、敗血症性心筋症を予防する

Rutin Inhibits Cardiac Apoptosis and Prevents Sepsis-Induced Cardiomyopathy

著作名:
Xiang-Long Meng
Mu-Ming Yu
Yan-Cun Liu
Yu-Lei Gao
Xin-Sen Chen
Song-Tao Shou
Yan-Fen Chai
出典:
Frontiers in Physiology
2022
13
834077
DOI:
10.3389/fphys.2022.834077
要旨:
盲腸結紮穿刺にて、敗血症性心筋症のマウスモデルを確立した。予めルチンを投与したマウスでは、敗血症性心筋症による死亡率が減少した。ルチンは血中のTNF-α・IL-6・心筋トロポニンTを減少し、IL-10は増大した。ルチンはまた、心筋の...

結腸癌を治療するルチンタブレットの製剤化における革新的なアプローチ

An Innovative Approach for Formulation of Rutin Tablets Targeted for Colon Cancer Treatment

著作名:
Aliaa Ismail
Ebtesam El-Biyally
Wedad Sakran
出典:
AAPS PharmSciTech
2023
24
68
DOI:
10.1208/s12249-023-02518-7
要旨:
ルチンをポリビニルピロリドンK30に分散したタブレット製剤を設計するにあたり、コーティング剤の最適化を行った。その結果、65%の乳香と35%のゼラチンからなるコーティングが最適であった。このコーティングにより、ルチン単独作用に...

ルチンはPHB2によるマイトファジーを介して、MPP+がSH-SY5Y細胞に誘発した酸化ストレスを軽減する

Rutin Attenuates Oxidative Stress Via PHB2-Mediated Mitophagy in MPP+-Induced SH-SY5Y Cells

著作名:
Xiaoyi Lai
Yongjiang Zhang
Jiannan Wu
Mengmeng Shen
Shiyi Yin
Junqiang Yan
出典:
Neurotoxicity Research
2023
41
242–255
DOI:
10.1007/s12640-023-00636-5
要旨:
ヒト神経芽細胞株SH-SY5Yを1-メチル-4-フェニルピリジニウム塩(MPP)で刺激して、パーキンソン病の細胞モデルとした。MPPは活性酸素種とマロンジアルデヒドを上昇し、Nrf2・HO-1・NQO1・PHB2の発現は顕著に低下した。ルチンはMPPによる...

一塩基多型アロマターゼを阻害する、ツボクサ(Centella asiatica)由来の有望な抗癌剤候補

Potential Aromatase Inhibitors from Centella asiatica with Non-synonymous SNPs - A Computational Approach

著作名:
Sheshadri S. Temkar
Amruta Sridhara
Dhrithi Jayasimha Mallur
Deepak I. S.
Divya Iyengar
Nritam Das
Benedict Paul C.
出典:
Current Computer-Aided Drug Design
2024
20
341-358
DOI:
10.2174/1573409919666230525151933
要旨:
乳癌の治療に用いられているアロマターゼ阻害剤の探索を目的に、ツボクサ(Centella asiatica)の構成成分14種を分子ドッキングにてスクリーニングした。その結果、イソケルセチン・ケルセチン・9H-フルオレン-2-カルボン酸の3種に、高...
要旨:
抗癌剤レトロゾールで惹起した多嚢胞性卵巣症候群のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。多嚢胞性卵巣症候群が卵巣にもたらした、黄体形成ホルモン/卵胞刺激ホルモンのバランス異常とエストロゲンの低下は、ケルセチンが改善した。...

ケルセチンとフラボノイドのカテコール代謝物によるヒドロ過酸化ラジカル・メチル過酸化ラジカル・過酸化物ラジカルアニオンの除去に関する密度汎関数理論(DFT)計算

A DFT Study on the Kinetics of HOO•, CH3OO•, and O2•− Scavenging by Quercetin and Flavonoid Catecholic Metabolites

著作名:
Ana Amić
Denisa Mastiľák Cagardová
出典:
Antioxidants
2023
12
1154
DOI:
10.3390/antiox12061154
要旨:
ケルセチンとカテコール構造を有するフラボノイド代謝物によるラジカル消去のメカニズムを、密度汎関数理論(DFT)計算で明らかにした。油相中におけるヒドロ過酸化ラジカル(HOO•)とメチル過酸化ラジカル(CH3OO•)の消去は、プロトン共役...