ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
5414件中 2291-2300件を表示

アドリアマイシンによる、ラットの心臓におけるエネルギー代謝の異変はケルセチンが逆転する

Quercetin Reverses Altered Energy Metabolism in the Heart of Rats Receiving Adriamycin Chemotherapy

著作名:
Naglaa Zakaria
Samah R. Khalil
Ashraf Awad
Ghada M. Khairy
出典:
Cardiovascular Toxicology
2018
18
109–119
DOI:
10.1007/s12012-017-9420-4
要旨:
抗癌剤アドリアマイシンを投与したラットは、心筋の損傷が著しかった。ケルセチンの前投与もしくは共投与は、トロポニン・心筋に結合したクレアチンキナーゼ・クレアチンホスホキナーゼの心筋損傷のバイオマーカーとともに、マロンジ...

ケルセチンは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者から採取した細胞のコルチコステロイド感受性を回復する

Quercetin restores corticosteroid sensitivity in cells from patients with chronic obstructive pulmonary disease

著作名:
Akihisa Mitani
Aishah Azam
Chaitanya Vuppusetty
Kazuhiro Ito
Nicolas Mercado
Peter J. Barnes
出典:
Experimental Lung Research
2017
43
417-425
DOI:
10.1080/01902148.2017.1393707
要旨:
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者から採取した末梢血単核細胞(PBMC, peripheral blood mononuclear cells)と健常者から得たPBMCの、コルチコステロイド感受性を比較した。PBMCをTNF-αで刺激し、炎症サイトカインCXCL8産出を40%阻害するデキ...

II型糖尿病のリード化合物としてのケルセチンは、骨格筋細胞株のAMPK経路を介してグルコースの取込みを改善する

Quercetin, a Lead Compound against Type 2 Diabetes Ameliorates Glucose Uptake via AMPK Pathway in Skeletal Muscle Cell Line

著作名:
R. Dhanya
A. D. Arya
P. Nisha
P. Jayamurthy
出典:
Frontiers in Pharmacology
2017
8
336
DOI:
10.3389/fphar.2017.00336
要旨:
各種プロテインキナーゼ阻害剤の存在下で、骨格筋細胞(L6筋管細胞)へのグルコースの取込みに対するケルセチンの影響を調べた。その結果、ケルセチンによるグルコースの取込みの促進効果は、インスリンシグナル伝達経路によるものでは...

ケルセチンはドウモイ酸が誘発したマウスの認知障害を軽減する

Quercetin attenuates domoic acid-induced cognitive deficits in mice

著作名:
Dongmei Wang
Jianlong Zhao
Sanqiang Li
Guomin Shen
Shu Hu
出典:
Nutritional Neuroscience
2018
21
123-131
DOI:
10.1080/1028415X.2016.1231438
要旨:
神経毒ドウモイ酸で惹起した認知障害のマウスに、ケルセチンを投与した。その結果、新奇探索試験およびモリスの水迷路のスコアが顕著に向上して、認知障害を改善した。ケルセチンはPGC-1αを介したミトコンドリア生成シグナル伝達を刺...

ケルセチンはSestirn2/AMPK/mTORシグナル伝達経路を調節し、結腸癌細胞HCT116内の活性酸素種を増加してアポトーシスを誘導する

Quercetin Regulates Sestrin2/AMPK/mTOR Signaling Pathway and Induces Apoptosis via Increased Intracellular ROS in HCT116 Colon Cancer Cells

著作名:
Guen Tae Kim
Se Hee Lee
Young Min Kim
出典:
Journal of Cancer Prevention
2013
18
264-270
DOI:
10.15430/JCP.2013.18.3.264
要旨:
ヒト由来結腸癌細胞株HCT116にケルセチンを作用すると、細胞内の活性酸素種が上昇して、アポトーシスを誘導した。ケルセチンはまた、Sestirn2の発現を増加し、AMPKの活性化が伴っていた。mTORの活性は、AMPKのリン酸化に依存していた...

変形性関節症のラットにおいて、ケルセチンはAMPK/SIRT1シグナル伝達経路を活性化して、ミトコンドリアの機能障害と発生を軽減する

Quercetin attenuates mitochondrial dysfunction and biogenesis via upregulated AMPK/SIRT1 signaling pathway in OA rats

著作名:
Linan Qiu
Yuju Luo
Xiaojuan Chen
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2018
103
1585-1591
DOI:
10.1016/j.biopha.2018.05.003
要旨:
変形性関節症のモデルラットにケルセチンを投与すると、活性酸素種の生成を抑制し、GSHとGPxの発現を促進した。ケルセチンは、ミトコンドリアの膜電位・酸素消費量・ATPレベルを高めた上、ミトコンドリアの複製も増大した。ケルセチン...

ブナ科のアカガシとその主成分イソケルシトリンは、ウィルスによる活性酸素種の産生とNF-κBの活性化を抑制して、HSV-1の複製を阻害する

Quercus acuta Thunb. (Fagaceae) and Its Component, Isoquercitrin, Inhibit HSV-1 Replication by Suppressing Virus-Induced ROS Production and NF-κB Activation

著作名:
Buyun Kim
Young Soo Kim
Youn-Hwan Hwang
Hye Jin Yang
Wei Li
Eun-Bin Kwon
Tae In Kim
Younghoon Go
Jang-Gi Choi
出典:
Antioxidants
2021
10
1638
DOI:
10.3390/antiox10101638
要旨:
単純ヘルペスウイルス-1(HSV-1)に感染したヒト由来神経芽腫細胞株SK-N-SHに、アカガシのメタノール抽出物を投与した。その結果、細胞内の活性酸素種の生成を抑制し、NF-кBの活性化を阻害した。アカガシ抽出物はまた、HSV-1の感染時にT...

ヤギの成長・肉量・血清パラメーター・肉質に関する、ルチン投与の影響

Effects of rutin supplementation on growth performance, slaughter performance, serum parameters, and meat quality of Nubian goats

著作名:
Jinshun Zhan
Zhiyong Gu
Haibo Wang
Yuhang Liu
Liyuan Wang
Liewu Huang
Junhong Huo
Yanping Wu
出典:
Animal Science Journal
2023
94
e13819
DOI:
10.1111/asj.13819
要旨:
ヤギを3群に分け、通常の餌・25 mg/kgのルチンを添加した餌(R25)・50 mg/kgのルチンを添加した餌(R50)の3条件で飼育した。成長および肉量に関しては、3群間で差がなかった。肉のpHと水分は、R50よりもR25が有意に高く、色調のb値と脂...

ケルセチンが結合したミクロスフェアを用いる、胃にやさしいジクロフェナクの送達法

Oxidative coupling assembly induced bio-engineered quercetin microspheres for the gastrosparing delivery of diclofenac sodium

著作名:
Vishal Sharma
G.L. Gupta
Manu Sharma
出典:
Current Drug Delivery
2024
21
582-591
DOI:
10.2174/1567201820666230308100040
要旨:
酸化カップリングにより、サイズが10~20 μmのミクロスフェアとケルセチンを結合した。このミクロスフェアにジクロフェナクを担持して、新規DDSを得た。新規DDSの抗炎症効果は、カラギーナンで惹起したラットの足のむくみの改善で確認...

ケルセチンの物性・バイオアベイラビリティ・薬理学への洞察

An insight into physiochemical property, bioavailability and pharmacology of Quercetin: A bioflavonoid

著作名:
Arushi Bisht
Parul Sharma
Garvita Agarwal
出典:
The Pharma Innovation Journal
2023
12 (3)
1254-1260
DOI:
?
要旨:
代謝経路を中心とするケルセチンの体内動態と、薬理活性をまとめた総説。薬理活性は、抗炎症作用・抗菌作用・抗ウィルス作用・抗酸化作用・抗原虫作用・抗癌作用・神経変性疾患・胃炎および胃潰瘍・循環器保護を取上げる。