ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5641件中 2511-2520件を表示

ケルセチンと5-フルオロウラシルの相互作用: 細胞および薬物動態研究

Interaction of quercetin and 5-fluorouracil: cellular and pharmacokinetic study

著作名:
Ali Tavakoli Pirzaman
Soheyla Aghajanian
Razieh Mansoori
Atiyeh Al-e-Ahmad
Manijeh Ebrahimzadeh
Ali Akbar Moghadamnia
Sohrab Kazemi
出典:
Toxicology Mechanisms and Methods
2023
33
502-511
DOI:
10.1080/15376516.2023.2188928
要旨:
5-フルオロウラシル(5-FU)が有するヒト由来結腸癌細胞株HT-29の抗増殖効果は、ケルセチンを組合せると増強した。ラットにケルセチン(10 mg/kg)の投与を14日間継続した後、5-FU(50 mg/kg)投与した際の最大血中濃度(Cmax)および血中濃度...

パラコートが誘発したラットの肝毒性に対するルチンの保護効果: NF-κB/IL-1β経路およびカスパーゼ3の役割

Role of NF-κB/IL-1β Pathway and Caspase 3 in mediating the hepatoprotective effect of rutin against paraquat-induced liver toxicity in male rats

著作名:
Sahar Rafiee
Ali Nouri
Esfandiar Heidarian
出典:
Chemistry & Biodiversity
2023
20
e202200248
DOI:
10.1002/cbdv.202200248
要旨:
除草剤パラコートを投与したラットは、血中脂質プロファイルが悪化し、ALP・AST・ALTの活性が上昇して、肝毒性を誘発した。ルチンの投与は、用量依存的な改善により、肝保護効果を示した。ルチンは、肝組織のマロンジアルデヒド・カル...

体重を減らす際のケルセチン摂取の臨床的な有効性: 無作為化比較試験のプール解析

Clinical effectiveness of quercetin supplementation in the management of weight loss: a pooled analysis of randomized controlled trials

著作名:
Haohai Huang
Dan Liao
Yong Dong
Rong Pu
出典:
Diabetes, Metabolic Syndrome and Obesity: Targets and Therapy
2019
12
553–563
DOI:
10.2147/DMSO.S199830
要旨:
各種データベースから得た、過体重もしくは肥満におけるケルセチンの効果を検証した無作為化比較試験(9件、被験者: 525名)のデータをプール解析した。ケルセチン摂取群の解析結果は、体重(加重平均差: −0.35 kg, 95%信頼区間: −2.03, ...

ケルセチンとリコペンの同時投与は、D-ガラクトースがマウスに誘発する酸化的損傷を予防する

Quercetin and lycopene co-administration prevents oxidative damage induced by D-galactose in mice

著作名:
Xuan Chen
Jinwen Yu
Liufeng Zheng
Zeyuan Deng
Hongyan Li
出典:
Food Bioscience
2022
50
102042
DOI:
10.1016/j.fbio.2022.102042
要旨:
過剰のガラクトース(150 mg/kg)を投与したマウスは心臓と海馬を損傷したが、ケルセチン(45 mg/kg)とリコペン(15 mg/kg)の組合せの同時投与が軽減した。組合せの抗酸化作用は、血中および心組織のマロンジアルデヒドを低減し、SODとカ...

果実の有効成分であるケルセチンは、Nrf2/HO1を調節して神経変性疾患の進行を抑制する

Quercetin Is An Active Agent in Berries against Neurodegenerative Diseases Progression through Modulation of Nrf2/HO1

著作名:
Al Borhan Bayazid
Beong Ou Lim
出典:
Nutrients
2022
14
5132
DOI:
10.3390/nu14235132
要旨:
神経変性疾患における、ケルセチンの改善メカニズムを論じた総説。タイトルにあるNrf2/HO1は代表例ではあるが、全てではない。まずイントロ代わりに、各種の果実に含まれるケルセチンの量を一覧表で示した。本論では、認知障害・抗酸...

ケルセチンはNRP2 -VEGFC複合体を阻害して、局所的な血流の乱れによる炎症から内皮機能を保護する

Quercetin protects endothelial function from inflammation induced by localized disturbed flow by inhibiting NRP2 -VEGFC complex

著作名:
Wenying Zhou
Feng Wang
Xuesong Qian
Shuai Luo
Zhimei Wang
Xiaofei Gao
Xiangquan Kong
Junjie Zhang
Shaoliang Chen
出典:
International Immunopharmacology
2023
116
109842
DOI:
10.1016/j.intimp.2023.109842
要旨:
ケルセチンがアテローム性動脈硬化症に効くメカニズムを解明した。乱流に晒したヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)は、ニューロピリン2の発現が上昇して、細胞内に炎症を誘発した。ニューロピリン2をノックダウンしたHUVECでは、乱流でも炎...
要旨:
ケルセチン・亜鉛・銅を担持したメソポーラスシリカを、微小針に加工して、生分解性のDDSを新規に設計した。テストステロンで惹起した脱毛症のモデルマウスに微小針を適用すると、皮膚に浸透した後に溶解して、ケルセチン・亜鉛・銅を...

アドリアマイシンによる、ラットの心臓におけるエネルギー代謝の異変はケルセチンが逆転する

Quercetin Reverses Altered Energy Metabolism in the Heart of Rats Receiving Adriamycin Chemotherapy

著作名:
Naglaa Zakaria
Samah R. Khalil
Ashraf Awad
Ghada M. Khairy
出典:
Cardiovascular Toxicology
2018
18
109–119
DOI:
10.1007/s12012-017-9420-4
要旨:
抗癌剤アドリアマイシンを投与したラットは、心筋の損傷が著しかった。ケルセチンの前投与もしくは共投与は、トロポニン・心筋に結合したクレアチンキナーゼ・クレアチンホスホキナーゼの心筋損傷のバイオマーカーとともに、マロンジ...

ケルセチンは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者から採取した細胞のコルチコステロイド感受性を回復する

Quercetin restores corticosteroid sensitivity in cells from patients with chronic obstructive pulmonary disease

著作名:
Akihisa Mitani
Aishah Azam
Chaitanya Vuppusetty
Kazuhiro Ito
Nicolas Mercado
Peter J. Barnes
出典:
Experimental Lung Research
2017
43
417-425
DOI:
10.1080/01902148.2017.1393707
要旨:
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者から採取した末梢血単核細胞(PBMC, peripheral blood mononuclear cells)と健常者から得たPBMCの、コルチコステロイド感受性を比較した。PBMCをTNF-αで刺激し、炎症サイトカインCXCL8産出を40%阻害するデキ...

II型糖尿病のリード化合物としてのケルセチンは、骨格筋細胞株のAMPK経路を介してグルコースの取込みを改善する

Quercetin, a Lead Compound against Type 2 Diabetes Ameliorates Glucose Uptake via AMPK Pathway in Skeletal Muscle Cell Line

著作名:
R. Dhanya
A. D. Arya
P. Nisha
P. Jayamurthy
出典:
Frontiers in Pharmacology
2017
8
336
DOI:
10.3389/fphar.2017.00336
要旨:
各種プロテインキナーゼ阻害剤の存在下で、骨格筋細胞(L6筋管細胞)へのグルコースの取込みに対するケルセチンの影響を調べた。その結果、ケルセチンによるグルコースの取込みの促進効果は、インスリンシグナル伝達経路によるものでは...