ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5642件中 2771-2780件を表示

A型インフルエンザウィルスの感染時に、イソケルシトリンはヘマグルチニンとノイラミニダーゼを調節して抗ウィルス効果を発揮する

Antiviral Effect of Isoquercitrin against Influenza A Viral Infection via Modulating Hemagglutinin and Neuraminidase

著作名:
Won-Kyung Cho
Myong-Min Lee
Jin Yeul Ma
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
13112
DOI:
10.3390/ijms232113112
要旨:
A型インフルエンザウィルス(IAV)のH1N1およびH3N2を用いて、イソケルシトリンの抗ウィルス作用を評価した。イソケルシトリンは、宿主細胞へのIAVの付着と侵入を阻害し、感染中に強力な殺ウィルス効果を発揮した。血球凝集アッセイの結...

イソケルシトリンは、胃癌細胞に小胞体ストレスと免疫原性細胞死を誘導する

Isoquercitrin Induces Endoplasmic Reticulum Stress and Immunogenic Cell Death in Gastric Cancer Cells

著作名:
Jiang Liu
LiJun Ren
HaoWen Wang
Zuowei Li
出典:
Biochemical Genetics
2023
61
1128–1142
DOI:
10.1007/s10528-022-10309-1
要旨:
ヒト由来胃癌細胞株AGSおよびHGC-27にイソケルシトリンを添加すると、20 μM以上の濃度にて、有意に増殖を阻害した。イソケルシトリンは、Baxの発現を上方調節し、Bcl-2の発現は下方調節し、カスパーゼ-3および9を活性化して、アポトー...

タモキシフェンがHepG2細胞に誘導したアポトーシスに、ナリンゲニンとケルセチンは、相反する保護効果と毒性を発揮する

Naringenin and Quercetin Exert Contradictory Cytoprotective and Cytotoxic Effects on Tamoxifen-Induced Apoptosis in HepG2 Cells

著作名:
Zhixiang Xu
Yue Jia
Jun Liu
Xiaomin Ren
Xiaoxia Yang
Xueshan Xia
Xuejun Pan
出典:
Nutrients
2022
14
5394
DOI:
10.3390/nu14245394
要旨:
タモキシフェンとフラボノイド(ナリンゲニンもしくはケルセチン)とを、ヒト由来肝癌細胞株HepG2に同時作用させた。高濃度においては、ナリンゲニン・ケルセチンともに、タモキシフェンのHepG2増殖阻害効果を有意に増強した。HepG2の増...

イソラムネチンおよびイソラムネチン配糖体の抗肥満効果

Anti-Obesity Effects of Isorhamnetin and Isorhamnetin Conjugates

著作名:
Maitane González‐Arceo
Iván Gomez‐Lopez
Helen Carr‐Ugarte
Itziar Eseberri
Marcela González
M. Pilar Cano
María P. Portillo
Saioa Gómez‐Zorita
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2023
24
299
DOI:
10.3390/ijms24010299
要旨:
イソラムネチンとイソラムネチン配糖体の抗肥満効果に関する、vitroおよびvivo実験を系統的に整理した総説。Vitro編は3T3-L1細胞を中心に、脂肪細胞に起きた変化とそのメカニズムを論じる。Vivo編では、イソラムネチンの論文2件と配糖...

ケルセチン-3-O-α-ラムノシド・p-クマル酸・フロリジン・4-O-β-グルコピラノシル-cis-クマル酸の、チトクロームP450阻害効果

Inhibitory effect of quercetin-3-O-α-rhamnoside, p-coumaric acid, phloridzin and 4-O-β-glucopyranosyl-cis-coumaric acid on rats liver microsomes cytochrome P450 enzyme activities

著作名:
Changyang Ma
Cunyu Liu
Mengjie Ren
Lili Cui
Xuefeng Xi
Wenyi Kang
出典:
Food and Chemical Toxicology
2023
172
113583
DOI:
10.1016/j.fct.2022.113583
要旨:
バラ科リンゴ属のミカイドウ(実海棠)より単離した、ケルセチン-3-O-α-ラムノシド・p-クマル酸・フロリジン・4-O-β-グルコピラノシル-cis-クマル酸(クマル酸配糖体)の、ヒト薬物代謝酵素チトクロームP450ファミリーに対する阻害活性を...
要旨:
C26癌細胞をマウスに移植し、さらに5-フルオロウラシル(5-FU)30 mg/kgを投与して、悪液質のモデルとした。ケルセチンを投与すると、筋肉量と筋肉の断面積が増大した。さらに、筋原線維間ミトコンドリアの数と大きさが増加した。ケルセ...
要旨:
白樺花粉の主要アレルゲンであるBet v 1は、鉄欠乏下で上方調節される。そこで、ケルセチンー鉄錯体とBet v 1との相互作用を分子ドッキングで検証した。その結果、解離定数Kdはフリーのケルセチンが1071 nM、ケルセチンー鉄錯体が1.3 ...

ラットの心筋梗塞にて、ルチンとケルセタゲチンは骨髄由来間葉系幹細胞の再生能力を高める

Rutin and quercetagetin enhance the regeneration potential of young and aging bone marrow-derived mesenchymal stem cells in the rat infarcted myocardium

著作名:
Tuba Mustafa
Irfan Khan
Hana’a Iqbal
Sehrish Usman
Nadia Naeem
Shaheen Faizi
Asmat Salim
出典:
Molecular and Cellular Biochemistry
2023
478
1759–1770
DOI:
10.1007/s11010-022-04628-5
要旨:
Vitro: ラット骨髄由来の間葉系幹細胞(MSC)を、過酸化水素で刺激した。細胞内の活性酸素種の蓄積は、ルチンもしくはケルセタゲチン(6-ヒドロキシケルセチン)が濃度依存的に阻害した。MSCの由来として、若いラットと老齢ラットの差を認...

タマネギの皮のケルセチンは酸化ストレスと脂肪肝を防止して、エタノールがマウスに誘発した肝障害を軽減する

Onion Peel Quercetin Attenuates Ethanol-Induced Liver Injury in Mice by Preventing Oxidative Stress and Steatosis

著作名:
Nathan Isaac Dibal
Sani Hyedima Garba
Tamunotonye Watson Jacks
出典:
Biomedical Research and Therapy
2022
9
5102-5112
DOI:
10.15419/bmrat.v9i6.745
要旨:
エタノールで惹起した脂肪肝のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。その結果、血中のALT・AST・ALP・マロンジアルデヒドの上昇を大幅に抑制し、カタラーゼの活性を回復した。ケルセチンはまた、エタノールがもたらした肝細胞の変性...

拘束ストレスが誘発したマウスの不安行動と酸化的損傷に対するルチンの神経保護効果、一酸化窒素メカニズムの関与の可能性

Possible involvement of nitric oxide mechanism in the neuroprotective effect of rutin against immobilization stress induced anxiety like behaviour, oxidative damage in mice

著作名:
Lalit Machawal
Anil Kumar
出典:
Pharmacological Reports
2014
66
15-21
DOI:
10.1016/j.pharep.2013.08.001
要旨:
1日6時間の拘束を5日間継続したマウスは、自発的な運動が減少し、血中のコルチコステロンが上昇した。また、血中の過酸化脂質と一酸化窒素も上昇し、SODとカタラーゼの活性が低下して酸化ストレスをもたらした。しかし、拘束前にルチ...