ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5414件中 2791-2800件を表示

エレクトロスピニング法で調製したケルセチンを含む血管移植片は、内皮化を促進して炎症性微小環境を改善する

Quercetin improves rapid endothelialization and inflammatory microenvironment in electrospun vascular grafts

著作名:
Yuan Gui
Kang Qin
Ye Zhang
Xiangyu Bian
Zhiguang Wang
Dianpeng Han
Yuan Peng
Hongyuan Yan
Zhixian Gao
出典:
Biomedical Materials
2022
17
065007
DOI:
10.1088/1748-605X/ac9266
要旨:
ケルセチンを含む新規ポリカプロラクトン血管移植片を、エレクトロスピニング法にて調製した。この血管移植片をマクロファージに作用すると、炎症を誘導する遺伝子の発現が減少し、抗炎症性遺伝子の発現は増加した。ラットの腹部大動...

酵素阻害剤との併用投与によるケルセチンのバイオアベイラビリティの向上

Enhancing the Bioavailability of Quercetin by Concomitant Administration with Enzyme Inhibitor

著作名:
Hayder Mohammed Abdulhameed
Jubran K. Hassan
Hayder Alwafi
Shahad M. Alzobai
出典:
Journal of Pharmaceutical Negative Results
2022
13
981–991
DOI:
10.47750/pnr.2022.13.S06.131
要旨:
10名の健常者を対象とする、抗真菌薬ケトコナゾールとの共投与がケルセチンの体内動態に与える影響を検証した臨床研究。無作為化、二重盲検、クロスオーバーで実施した。5名ずつ2群に分け、片方はケルセチン1000 mgとケトコナゾール4...

ケルセチン/1,10-フェナントロリン銅(II)錯体の、抗癌およびアポトーシス誘導メカニズム

The Mechanism for Anticancer and Apoptosis-Inducing Properties of Cu(II) Complex with Quercetin and 1,10-Phenanthroline

著作名:
Gulseven Done
Ferda Ari
Oguzhan Akgun
Halime Akgun
Buse Cevatemre
Hasene Mutlu Gençkal
出典:
ChemistrySelect
2022
7
e202203242
DOI:
10.1002/slct.202203242
要旨:
ケルセチン/1,10-フェナントロリン銅(II)錯体は、強い抗癌活性を示した。すなわち、ヒト由来肺癌細胞株A549およびH1299に対するIC50値は、シスプラチンを凌駕した。銅錯体は、細胞内に活性酸素種とカスパーゼ-3および7を上昇してアポ...

木材の耐腐朽性を向上する、ケルセチンによる修飾

Quercetin-grafted modification to improve wood decay resistance

著作名:
Li Yan
Xiaodi Ji
Feiyang Zeng
Zhangjing Chen
Yafang Lei
出典:
Holzforschung
2022
76
1013-1022
DOI:
10.1515/hf-2022-0110
要旨:
シュウ酸をリンカーとして機能させ、木材にケルセチンを結合した。すなわち、シュウ酸が有する2つのカルボン酸の片方は木材とエステル結合し、もう片方はケルセチンとエステルを形成した。ケルセチンを取込んだ木材は、白色腐朽菌(Tra...

フラボノイド(カシノピンおよびイソケルセチン)でキャップされた銅ナノ粒子(ISQ/CAS@CuNPs)は、MRSAのバイオフィルム形成を阻害する

Biogenic phytochemicals (cassinopin and isoquercetin) capped copper nanoparticles (ISQ/CAS@CuNPs) inhibits MRSA biofilms

著作名:
Robert Lotha
Bhanuvalli R. Shamprasad
Niranjana Sri Sundaramoorthy
Saisubramanian Nagarajan
Aravind Sivasubramanian
出典:
Microbial Pathogenesis
2019
132
178-187
DOI:
10.1016/j.micpath.2019.05.005
要旨:
カシノピン(ケンフェロールにラムノースが3個結合)およびイソケルセチンでキャップした銅ナノ粒子を合成した。このナノ粒子は、最小発育阻止濃度以下で、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のバイオフィルム形成を50%以上減少した。...
要旨:
高用量(2 g/kg)のパラセタモール(アセトアミノフェン)投与は、ラットにmiR-155の発現・CD45の浸潤・肝細胞の変性・肝損傷をもたらした。しかし、予めケルセチンとレスベラトロールの組合せを投与すると、アセトアミノフェンの悪影響に...

ワルファリンのラットの薬物動態における、ケルセチン前投与の影響

Influence of Quercetin Pretreatment on Pharmacokinetics of Warfarin in Rats

著作名:
Ejaz Ahmad
Muhammad Jahangir
Muhammad Akhter Ismail
Hafsa Afzal
Shehar Bano
Rahat Shamim
Nadeem Irfan Bukhari
出典:
Current Drug Safety
2023
17
547-554
DOI:
10.2174/1574886317666221014101201
要旨:
抗凝固剤ワルファリンは、薬物代謝酵素CYP3A4とCYP2C9で容易に代謝される。両者を阻害するケルセチンが存在すれば、ワルファリンの薬物動態が改善されると仮定して、ラットを用いる実験を行った。予めケルセチンを投与したラットでは...

ケルセチンおよびその誘導体の、抗炎症特性の分子構造解析とネットワーク薬理学

Systematic analysis of Quercetin and its derivatives with Special Reference to anti-inflammatory property-Based on Network Pharmacology

著作名:
Sharmistha Dutta
Kumar H. P. Prashanth
Nijalingappa Ramesh
Sushil Kumar Middha
出典:
Plant Science Today
2022
9
41–46
DOI:
10.14719/pst.1705
要旨:
各種データベースから取得した、薬物動態の予測と物性データに基づいて、ケルセチンとその誘導体(イソラムネチン・ラムネチン・ケルセチン-3-硫酸抱合体・タマリキセチン)を、薬の要件を満たしていると認定した。これら5種のフラボノ...
要旨:
アテローム性動脈硬化症のモデルマウスにケルセチンを投与すると、マクロファージのパイロトーシスを阻害した。パイロトーシス後のマクロファージの残骸は血管内皮にプラークを形成するが、このプラークがアテローム性動脈硬化症の本...

炎症性腸疾患に関するケルセチンの前臨床エビデンス: システマティックレビューとメタ解析

Preclinical evidence for quercetin against inflammatory bowel disease: a meta-analysis and systematic review

著作名:
Shuangyuan Hu
Maoyaun Zhao
Wei Li
Pengfei Wei
Qingsong Liu
Shuanglan Chen
Jinhao Zeng
Xiao Ma
Jianyuan Tang
出典:
Inflammopharmacology
2022
30
2035–2050
DOI:
10.1007/s10787-022-01079-8
要旨:
各種データベースを検索して得たケルセチンの炎症性腸疾患に対する効果を動物実験で検証した論文(研究11件、動物199匹)を対象に、システマティックレビューとメタ解析を行った。その結果、ケルセチンはHS(病理組織学的活動性スコア)と...