ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6976件中 21-30件を表示

イソラムネチンはPPARγを阻害しミトコンドリアの恒常性を維持して、リポ多糖が心筋に誘発した炎症性損傷を軽減する

Isorhamnetin attenuates lipopolysaccharide-induced myocardial inflammatory injury by inhibiting PPARγ and preserving mitochondrial homeostasis

著作名:
Zhongchao Gai
Ranran Wang
Linlin Xiao
Sijia Yan
Chengyuan Min
Guoli Gong
Jieqiong Zhao
出典:
Phytomedicine
2026
150
157627
DOI:
10.1016/j.phymed.2025.157627
要旨:
リポ多糖で惹起したマウスの心筋炎は、イソラムネチンの投与で軽減した。イソラムネチンは、リポ多糖が心筋にもたらしたアポトーシスとパイロトーシスを減少し、活性酸素種を低減した。分子ドッキングの結果、イソラムネチンの潜在的...

培養したネコノヒゲ(Orthosiphon stamineus)葉とケルセチンとの抗酸化作用の比較

Comparative Assessment of Antioxidant Properties Between In-Vitro Cultured Cat's Whiskers Leaves (Orthosiphon stamineus) and Quercetin

著作名:
Fahrauk Faramayuda
Dinda Choirunnisa
Yenni Karlina
出典:
Journal of Agricultural Applied Science and Technology
2025
9
480-489
DOI:
10.55043/jaast.v9i4.479
要旨:
ネコノヒゲ(Orthosiphon stamineus、シソ科の多年草)の葉を96%エタノールで抽出した。得られた抽出物のDPPHラジカル消去活性は、IC50値が7.51 μg/mLであった。一方、ポジコンとして用いたケルセチンのIC50値は0.74 μg/mLであった。
要旨:
ケルセチンミセルを均一にヒドロゲルへ含浸した、新規製剤FQ-35を調製した。3種の抗生物質カクテル(バンコマイシン・アンピシリン・ネオマイシン)で惹起した腸内毒素症のモデルラットにFQ-35を投与した。その結果、腸内細菌叢の多様性...

Atalantia racemosaから単離したフラボノイド(ルチン)の抗炎症作用

Isolation and Characterization of Flavonoid (Rutin) from Atalantia racemosa Wight for Potential Anti-inflammatory Activity

著作名:
Pournima Anil Shelar
Prashant Kumar Dhakad
Ritu Gilhotra
出典:
International Journal of Drug Delivery Technology
2025
15
1237-1244
DOI:
10.25258/ijddt.15.3.44
要旨:
Atalantia racemosaは広く用いられている薬用植物である。乾燥した植物体を石油エーテルで抽出した後TLCにて単離した主成分を、NMRおよびIRスペクトルにてルチンと同定した。カラギーナンで惹起したラットの足のむくみは、得られたル...

食品中のケルセチン: 構造・生合成・毒性・分析法・基原・リスク評価

Quercetin in food: structure, biosynthesis, toxicity, analytical method, occurrence and risk assessments

著作名:
Junghyun Cho
Kiyun Kim
Joon-Goo Lee
出典:
Applied Biological Chemistry
2025
68
90
DOI:
10.1186/s13765-025-01063-0
要旨:
表題が示すようにケルセチンの全般的な情報を述べた総説であるが、薬理的側面には言及していない。構造および生合成では、フェニルアラニンよりクマリン酸を経てフラボノイド骨格を形成し、ケルセチンに至る過程を視覚的に訴える。急...

強制水泳が誘発したうつ病のマウスモデルにおける、ケルセチンによる脳内セロトニンおよびマロンジアルデヒド濃度の調節

Modulatory Role of Quercetin on Brain Serotonin and Malondialdehyde Concentration in an Open-Space Forced Swim-Induced Depression Mouse Model

著作名:
S. M. Okey
A. O. Ezewandi
C. J. Zeebedee
出典:
Sokoto Journal of Medical Laboratory Science
2025
10
370-375
DOI:
?
要旨:
4日間連続して15分間の強制水泳を行ったマウスは、対照と比べて脳内のマロンジアルデヒドが上昇し、セロトニンは減少した。その後のケルセチンの投与は用量依存的に、セロトニンを増加しマロンジアルデヒドは減少して、抗酸化作用に基...

高脂肪食を摂取したラットのコレシストキニン合成に見る、脂質異常症に対抗する食物性ケルセチン

Antihyperlipidemic Properties of Dietary Quercetin on Synthesis of Cholecystokinin on Wistar Rat Fed High-Fat Diet

著作名:
Adesiyan Adekunle Abiodun
Adekunle Adeniran Sanmi
Afolabi Olugbenga Kayode
Fatoki John Olabode
Adesiyan Olubukola Folake
Odewusi Odeyinka Olufunsho
出典:
Sokoto Journal of Medical Laboratory Science
2025
10
233-248
DOI:
10.4314/sokjmls.v10i3.24
要旨:
高脂肪食によるラットの血中中性脂肪・総コレステロール・LDL・VLDLの上昇とHDLの減少は、ケルセチンが用量依存的に抑制した。内臓脂肪としての肝および心組織の中性脂肪と総コレステロールも、同様の傾向を示した。ケルセチンはコレ...

ミツバチの水分恒常性と細胞外液の動態が明らかにした、イミダクロプリドによる阻害とルチンの緩和効果

Water homeostasis and extracellular fluid dynamics reveal imidacloprid disruption and rutin mitigation in honey bees

著作名:
Juan P. Hernández
Fredy Mesa
Andre J. Riveros
出典:
Scientific Reports
2025
15
42716
DOI:
10.1038/s41598-025-26833-0
要旨:
イミダクロプリドに暴露したミツバチは、摂餌量と体重が減少し、細胞外液の蒸発速度が著しく低下した。ルチンの投与は体重を増加し水分を保持して、イミダクロプリドの悪影響を部分的に逆転した。よって、体重の変動と細胞外液の物性...
要旨:
生後2~21日目に1日4時間母親から隔離したマウスに、生後61日目から4週間イソラムネチンを投与した。イソラムネチンは用量依存的に、オープンフィールド試験・高架式十字迷路試験・強制水泳試験のスコアを改善して、不安およびうつ様行...

水溶性ルチンの経口摂取は、脚の拘束が誘発した認知障害を予防する

Oral Treatment of Water-Soluble Rutin Protects Against Cast Immobilisation–Induced Cognitive Impairment

著作名:
Chihiro Tohda
Mizuho Kaneda
Tsukasa Nagase
Kaori Nomoto
出典:
JCSM Communications
2025
8
e70016
DOI:
10.1002/rco2.70016
要旨:
両後肢を17日間拘束して筋萎縮を誘発したマウスにおける、ユビオケルセチン®(水溶性ルチン、アルプス薬品製)の投与の有無を比較した。ユビオケルセチンの投与は対照と比べて顕著に、前脛骨筋の量を増加し、新奇探索試験のスコアを改善...