ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5419件中 3061-3070件を表示

抗酸化システムの相乗効果は、ルチンで処置したアマランサスによるカドミウムの植物抽出と転流を促進する

Synergistic effect of antioxidant systems enhance cadmium phytoextraction and translocation in Amaranthus hypochondriacus under rutin application

著作名:
Na Li
Jiaxin Liu
Li Yang
Yuchen Kang
Yuan Cao
Kuiwei Chen
Hui Sun
Wenqing Chen
Qizhou Dai
Yuji Sakai
出典:
South African Journal of Botany
2022
149
582-590
DOI:
10.1016/j.sajb.2022.06.053
要旨:
ヒユ科の植物アマランサスは、カドミウムを植物抽出(植物で汚染物質を吸収して浄化する)するが、蓄積したカドミウムが体内に活性酸素種を発生する。そこで、抗酸化作用を有するルチン処置を検討した。5 mg/mLのルチンを作用させたアマ...

糖を有するルチンは、糖がないケルセチンと比べて、グアニン四重鎖への選択性が向上する

Enhanced G-quadruplex selectivity of flavonoid glycoside rutin over quercetin

著作名:
Giovanni Ribaudo
Erika Oselladore
Alberto Ongaro
Giuseppe Zagotto
Maurizio Memo
Alessandra Gianoncelli
出典:
Natural Product Research
2022
36
3469-3473
DOI:
10.1080/14786419.2020.1859505
要旨:
グアニン四重鎖に対する、ルチンとケルセチンの結合親和性は同等であるにもかかわらず、ルチンは二本鎖DNAよりもグアニン四重鎖へ高い選択性を示した。衝突誘起解離(CID)アッセイの結果、ルチンはグアニン四重鎖の配座をより安定化し...

軽度~中程度のCOVID-19に対する補助療法としてのクルクミン・ケルセチン・ビタミンD3の摂取: 無作為化オープンラベル比較試験

Oral Co-Supplementation of Curcumin, Quercetin, and Vitamin D3 as an Adjuvant Therapy for Mild to Moderate Symptoms of COVID-19—Results From a Pilot Open-Label, Randomized Controlled Trial

著作名:
Amjad Khan
Somia Iqtadar
Sami Ullah Mumtaz
Michael Heinrich
Domingo A. Pascual-Figal
Shona Livingstone
Sajid Abaidullah
出典:
Frontiers in Pharmacology
2022
13
898062
DOI:
10.3389/fphar.2022.898062
要旨:
COVID-19の補助療法として、クルクミン・ケルセチン・ビタミンD3を配合したサプリの効果を検証した、臨床研究。軽度~中程度のCOVID-19患者50名を、ランダムに25名ずつ2群に分けた。介入群25名は通常の治療に加えて、クルクミン168 mg...

ケルセチンはマウスの腸内細菌叢と代謝産物を調節して、高脂肪食による肥満を改善する

Quercetin improves high-fat diet-induced obesity by modulating gut microbiota and metabolites in C57BL/6J mice

著作名:
Lijie Su
Yupeng Zeng
Guokun Li
Jing Chen
Xiaoyi Chen
出典:
Phytotherapy Research
2022
36
4558-4572
DOI:
10.1002/ptr.7575
要旨:
高脂肪食で惹起した肥満マウスにケルセチンを投与すると、肥満の軽減・経口グルコース負荷試験の改善・腸バリア機能の回復・脂肪組織の炎症の軽減を認めた。ケルセチンの投与は、腸内細菌叢に多様性をもたらし、高脂肪食による腸内細...
要旨:
ブタの精液を凍結保存する際の、ケルセチンの添加量と精子の質との関係を調べた。精液に0, 10, 50, 100 μMの濃度でケルセチンを添加した後、液体窒素下で7日間保存し、解凍後に精子の細胞膜機能の完全性・先体(精子核の周囲部分)の完...

結腸へ送達して結腸でケルセチンを放出する、イヌリンとキトサンを組込んだアルギン酸マイクロ粒子

Incorporating inulin and chitosan in alginate-based microspheres for targeted delivery and release of quercetin to colon

著作名:
Siyao Liu
Zhongxiang Fang
Ken Ng
出典:
Food Research International
2022
160
111749
DOI:
10.1016/j.foodres.2022.111749
要旨:
アルギン酸マイクロ粒子を基盤とする製剤に、ケルセチンを結腸に送達する機能を持たせるべく、添加物の検討を行った。イヌリンを充填材として、キトサンをコーティング材として着目した。実際、イヌリンーアルギン酸間の水素結合ネッ...
要旨:
ケルセチンの糖尿病に対する効果を論じた総説ではあるが、精製したケルセチンではなく、ケルセチンを主成分とする植物の抽出物の効果を示した論文を整理した。従って臨床研究の論文はなく、全て動物実験のデータである。例えば、ケル...
要旨:
ルチンを銀ナノ粒子に封じ込める際に、アラビアガムを添加した。アラビアガムはルチンを安定化させる働きがあり、粒径 59.67±44.24 nm、ゼータ電位−11.2±6.66 mVのナノゲルを得た。ルチンの放出率は600秒間に81.26±4.06%であり、ゼロ...

顎関節の変形性関節症における、ブロメライン・トリプシン・ルチン・ジクロフェナクの併用療法の有効性: 無作為化臨床試験

Efficacy of Bromelain along with Trypsin, Rutoside Trihydrate Enzymes and Diclofenac Sodium Combination Therapy for the treatment of TMJ Osteoarthritis - A Randomised Clinical Trial

著作名:
S. Jayachandran
Priyanka Khobre
出典:
Journal of Clinical and Diagnostic Research
2017
11
9-11
DOI:
10.7860/JCDR/2017/25771.9964
要旨:
顎関節の変形性関節症患者30名を対象とする、臨床研究。ランダムに10名ずつ3群に分けた; 1) ジクロフェナク50 mgを1日2回服用、2) FLAMAR 3D (ブロメライン90 mg・トリプシン48 mg・ルチン100 mg・ジクロフェナク50 mgを含むカプセル)...

ルチンの溶解速度・膜透過性・経口バイオアベイラビリティを向上する、ナノ乳濁液の開発と最適化

Development and optimization of oral nanoemulsion of rutin for enhancing its dissolution rate, permeability, and oral bioavailability

著作名:
Saad M. Alshahrani
出典:
Pharmaceutical Development and Technology
2022
27
588-597
DOI:
10.1080/10837450.2022.2090957
要旨:
油相にLabrafil M1944CS、界面活性剤にTween 80、補助界面活性剤にTranscutol Pをそれぞれ用いる、ルチンを含むナノ乳濁液を新規に得た。平均粒径は98.53±3.22 nm、ゼータ電位は−46.70±4.78 mV、ルチンの担持率は92.34±3.87%であった...