ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5642件中 3171-3180件を表示

イソラムネチンはHeLa細胞のG2/M細胞周期を停止して、増殖を阻害する

Anti-proliferative effect of isorhamnetin on HeLa cells through inducing G2/M cell cycle arrest

著作名:
Juan Wei
Hailan Su
Yang Bi
Jixin Li
Lidan Feng
Wenjun Sheng
出典:
Experimental and Therapeutic Medicine
2018
15
3917-3923
DOI:
10.3892/etm.2018.5892
要旨:
イソラムネチンは、ヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaの増殖を時間および用量依存的に阻害した。イソラムネチンは、サイクリンB1・Cdc25・Cdc2の発現を阻害する一方で、Cdc25とCdc2のリン酸化は促進し、HeLaにおけるG2/M期の停止を示唆した...
要旨:
イソラムネチンは、ヒト由来膀胱癌細胞株T24・5637・2531JのG2/M期を停止し、アポトーシスを誘導した。この際、AMPK シグナル伝達経路が活性化され、活性酸素種の過剰な産出が伴った。除去剤による活性酸素種の生成の中断は、細胞周期...

ヒト由来非小細胞肺癌細胞株A549にて、イソラムネチンはAkt/ERKを介する上皮間葉転換(EMT)を抑制して、遊走と浸潤を阻害する

Isorhamnetin inhibited migration and invasion via suppression of Akt/ERK-mediated epithelial-to-mesenchymal transition (EMT) in A549 human non-small-cell lung cancer cells

著作名:
Wei Luo
Qingbin Liu
Nan Jiang
Mingquan Li
Li Shi
出典:
Bioscience Reports
2019
39
BSR20190159
DOI:
10.1042/BSR20190159
要旨:
イソラムネチンは、ヒト由来非小細胞肺癌細胞株A549の成長と増殖を、時間および用量依存的に阻害した。イソラムネチンはA549の接着・浸潤・遊走を阻害したが、MMP-2および9の活性と発現の抑制と関連した。イソラムネチンはまた、上皮...

イソラムネチンが非小細胞肺癌細胞に誘導するミトコンドリア依存性アポトーシスは、オートファジー阻害が促進する

Autophagy inhibition enhances isorhamnetin‑induced mitochondria‑dependent apoptosis in non‑small cell lung cancer cells

著作名:
Yushu Ruan
Ke Hu
Hongbo Chen
出典:
Molecular Medicine Reports
2015
12
5796-5806
DOI:
10.3892/mmr.2015.4148
要旨:
ヒト由来非小細胞肺癌細胞株A549にイソラムネチンを作用すると、増殖とコロニー形成を顕著に抑制した。同時にイソラムネチンは、時間および用量依存的にA549のアポトーシスを促進した。このアポトーシスは、ミトコンドリア膜電位の変...

イソラムネチンはPI3K/AktおよびNF-κB経路を介して、悪性黒色腫細胞にアポトーシスを誘導する

Isorhamnetin Induces Melanoma Cell Apoptosis via the PI3K/Akt and NF-κB Pathways

著作名:
Ran Duan
Xiao Liang
Bangda Chai
Yiwen Zhou
Hengyu Du
Yingjun Suo
Zhaohuan Chen
Qingfeng Li
Xiaolu Huang
出典:
BioMed Research International
2020
2020
1057943
DOI:
10.1155/2020/1057943
要旨:
イソラムネチンは悪性黒色腫細胞B16F10の増殖と遊走を阻害し、同細胞にアポトーシスを誘導した。アポトーシスに関連する経路の中で、イソラムネチンは、Aktのリン酸化とNF-κBの染色体転座を抑制した。

MMP-2/9の発現と活性を下方調節して、イソラムネチンはヒト乳癌細胞の浸潤を阻害する

Inhibitory Effects of Isorhamnetin on the Invasion of Human Breast Carcinoma Cells by Downregulating the Expression and Activity of Matrix Metalloproteinase-2/9

著作名:
Chenglin Li
Dan Yang
Yuanwei Zhao
Yu Qiu
Xin Cao
Yanyan Yu
Hao Guo
Xiaoke Gu
Xiaoxing Yin
出典:
Nutrition and Cancer
2015
67
1191-1200
DOI:
10.1080/01635581.2015.1073763
要旨:
ヒト由来乳癌細胞株MDA-MB-231にイソラムネチンを作用すると、細胞の接着・遊走・浸潤を阻害した。MMP-2/9は細胞外マトリックスを分解するため、癌細胞の浸潤をもたらす。しかし、イソラムネチンはMMP-2/9の発現と活性を阻害するため...

イソラムネチンはHsp70の発現を阻害し、結腸癌細胞にアポトーシスを促進する

Isorhamnetin in Tsoong blocks Hsp70 expression to promote apoptosis of colon cancer cells

著作名:
Yunqi Luan
Yunpeng Luan
Youjie Zhao
Fei Xiong
Yanmei Li
Lili Liu
Yong Cao
Fei Dai
出典:
Saudi Journal of Biological Sciences
2019
26
1011-1022
DOI:
10.1016/j.sjbs.2019.04.002
要旨:
Vitro: ヒト由来結腸癌細胞株HCT116およびSW480にて、イソラムネチンは、アポトーシス関連遺伝子(Apaf1・Casp3・Casp9)の発現を調節して、アポトーシスを促進した。イソラムネチンはまた、Hsp70の遺伝子(Hspa1a・Hspa1b・Hspa8)の発現...

O-メチル化されたイソラムネチンは、NF-κBの活性化を阻害して急性炎症を予防する

O-methylated flavonol isorhamnetin prevents acute inflammation through blocking of NF-κB activation

著作名:
Ji Hye Yang
Sang Chan Kim
Bo Yeon Shin
So Hee Jin
Mi Jeong Jo
Kyung Hwan Jegal
Young Woo Kim
Jong Rok Lee
Sae Kwang Ku
Il Je Cho
Sung Hwan Ki
出典:
Food and Chemical Toxicology
2013
59
369-372
DOI:
10.1016/j.fct.2013.05.049
要旨:
Vivo: カラギーナンで足のむくみを惹起したラットにイソラムネチンを投与すると、腫れ部分の量と厚さを顕著に改善した。イソラムネチンは、ラットの炎症性細胞の浸潤を抑制し、炎症に関連する遺伝子の発現を大幅に減少した。Vitro: 予...

枯草菌由来のケルセチンを含む銀ナノ粒子の、糖尿病マウスモデルに対する有効性

In vivo study of efficacy of synthesized silver nanoparticle for quercetin from Bacillus Subtilis against diabetic mice model

著作名:
Himani Hooda
Surabhi Bajpai
Priyanka Singh
出典:
Vegetos
2023
36
93–105
DOI:
10.1007/s42535-022-00465-5
要旨:
枯草菌MTCC1305株を培養して、最大で178.58 mg/mLのケルセチン生産を可能にした。精製したケルセチンを銀ナノ粒子に担持して、粒径260 nmでデータ電位が−39.5 kVの新規DDSを得た。この銀ナノ粒子を糖尿病モデルマウスに投与すると、皮...

アルツハイマー病の治療法を開発すべく、ケルセチンを解析する: In silico研究

Quercetin Compound Analysis to Develop Treatment for Dementia Associated with Alzheimer’s disease in Humans: In-silico Study

著作名:
Amit Joshi
Neha Vats
Himanshu Singh
Vikas Kaushik
出典:
Journal of Drug and Alcohol Research
2022
11
236174
DOI:
10.4303/jdar/236174
要旨:
ケルセチンは、アルツハイマー病の原因蛋白質と見なされているβ-セクレターゼと高い親和性を示した。分子ドッキングの結果、-9.8 kcal/molの結合エネルギーを予測した。ケルセチンはまた、医薬品になり易い構造を予測する、リピンスキ...