ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
5419件中 3231-3240件を表示

ポリ塩化ビフェニル(PCB)に暴露したラットの海馬における、密着結合蛋白質と脳由来神経栄養因子(BDNF)シグナル伝達分子に対するケルセチンの影響

Impact of quercetin on tight junctional proteins and BDNF signaling molecules in hippocampus of PCBs-exposed rats

著作名:
Kandaswamy Selvakumar
Senthamilselvan Bavithra
Gunasekaran Krishnamoorthy
Jagadeesan Arunakaran
出典:
Interdisciplinary Toxicology
2018
11
294 - 305
DOI:
10.2478/intox-2018-0029
要旨:
ポリ塩化ビフェニル(PCB)の腹腔内投与を30日間継続したラットは、血中にPCBを検出した。しかし、ケルセチンを同時投与すると、血中にはPCBの代謝物を認めた。ケルセチンはまた、PCBが低下したテストステロンとエストラジオールの血中...

槐花のエタノール抽出物は、スコポラミンがマウスに誘発した認知障害を軽減する

Ethanolic extract of Sophora japonica flower buds alleviates cognitive deficits induced by scopolamine in mice

著作名:
Tung Thanh Bui
Hai Thanh Nguyen
出典:
Oriental Pharmacy and Experimental Medicine
2017
17
337–344
DOI:
10.1007/s13596-017-0286-6
要旨:
スコポラミンで惹起したマウスの認知障害を、槐花抽出物が効果的に改善した。槐花抽出物の投与は、スコポラミンが低下したY字迷路試験とモリスの水迷路のスコアを有意に改善し、認知障害の改善を示した。脳組織においては、アセチルコ...

ケルセチンー亜鉛ービタミンC複合体の抗サイトカインストーム活性

The Anti-Cytokine Storm Activity of Quercetin Zinc and Vitamin C Complex

著作名:
Hayder B. Sahib
Omer Abid Kathum
Rafal Shakeeb Alanee
Rehab A. M Jawad
Ahmed Majeed Al-Shammari
出典:
Advances in Virology
2022
2022
1575605
DOI:
10.1155/2022/1575605
要旨:
リポ多糖でマウスにサイトカインストーム(血中サイトカインの急激な上昇)を惹起した。血中のIL-1およびIL-6が急上昇した結果、肺および腎組織に損傷をもたらした。しかし、ケルセチンー亜鉛ービタミンC複合体を予め投与したマウスでは...

トウダイグサから抽出したケルセチンナノ粒子の、マウスの肺損傷に対する有益な役割

Beneficial roles of quercetin nanoparticles extracted from euphorbia helioscopia against lung damage in mice

著作名:
Batoul Mohamed Izzularab
Amira M. Beltagy
Mervet Meged
Ehab Tousson
Doha M. Beltagy
出典:
Egyptian Journal of Chemistry
2022
65
1487-1494
DOI:
10.21608/EJCHEM.2022.137018.6043
要旨:
トウダイグサ抽出物を精製して、純粋なケルセチンを得た。さらに、ポリビニルアルコール法を利用して、ケルセチンナノ粒子も得た。それぞれをエールリッヒ腹水癌のマウスに投与して、肺損傷の改善効果を比較した。ケルセチンは、抗酸...

ケルセチンの発癌予防能力に対する、慢性的で予測不可能なストレスの影響

Effect of chronic unpredictable stress on the chemopreventive potential of Quercetin in experimental carcinogenesis

著作名:
Nida Suhail
Sabiha Fatima
Ashwag Saleh Alsharidah
Tehreem Aftab
Naheed Banu
出典:
Toxicology and Environmental Health Sciences
2022
14
213–222
DOI:
10.1007/s13530-022-00132-x
要旨:
発癌性物質7,12-ジメチルベンズ[a]アントラセンおよび発癌促進物質12-O-テトラデカノイルホルボール 13-アセタートを塗布して、マウスに皮膚癌を誘発した。ケルセチンの投与は、抗酸化状態を高め、脂質過酸化とDNA損傷を減少して、腫...

ケルセチンはNrf2/HO-1シグナル伝達経路を介して、シスプラチンが心筋細胞に誘発した酸化的損傷とアポトーシスを軽減する

Quercetin Mitigates Cisplatin-Induced Oxidative Damage and Apoptosis in Cardiomyocytes through Nrf2/HO-1 Signaling Pathway

著作名:
Shih-Hao Wang
Kun-Ling Tsai
Wan-Ching Chou
Hui-Ching Cheng
Yu-Ting Huang
Hsiu-Chung Ou
Yun-Ching Chang
出典:
The American Journal of Chinese Medicine
2022
50
1281-1298
DOI:
10.1142/S0192415X22500537
要旨:
シスプラチンは汎用される抗癌剤だが、強い心筋毒性の副作用がある。心筋細胞H9c2にシスプラチンを作用させ、毒性のシミュレーションとしてケルセチン添加の有無を比較した。ケルセチンはNrf2とHO-1の発現を促進して、シスプラチンが...
要旨:
HepG2細胞をカフェイン・クマリン・ケルセチンで処置すると、それぞれ69, 44, 12種類のシグナル伝達に変化が起きた。その内9種の経路に、11種の同時応答キナーゼが関与していた。同定された同時応答キナーゼの中で、CDK1・MAPK1・MAPK...

λ-シハロトリンがラットに誘発した肝毒性および腎毒性に対する、ルチンとβ-シクロデキストリンの保護効果

Protective effect of rutin and β-cyclodextrin against hepatotoxicity and nephrotoxicity induced by lambda-cyhalothrin in Wistar rats: Biochemical, pathological indices and molecular analysis

著作名:
Walaa A. Ali
Walaa A. Moselhy
Marwa A. Ibrahim
Maha M. Amin
Shaimaa Kamel
Ehab B. Eldomany
出典:
Biomarkers
2022
27
625-636
DOI:
10.1080/1354750X.2022.2087003
要旨:
ラットに殺虫剤λ-シハロトリンを投与すると肝および腎損傷が誘発され、TNF-αが上昇し、NRF-2は減少した。しかし、このバイオマーカーの関係はルチンの共投与で逆転した。ルチンとβ-シクロデキストリンを組合せると、更に良好な保護効...

ネットワーク薬理学による、ケルセチンがヘモクロマトーシスに作用する主要メカニズムの解明

Network pharmacology-based identification of the key mechanism of quercetin acting on hemochromatosis

著作名:
Haoxuan Ding
Lingjun Chen
Zuopeng Hong
Xiaonan Yu
Zhonghang Wang
Jie Feng
出典:
Metallomics
2021
13
mfab025
DOI:
10.1093/mtomcs/mfab025
要旨:
ヘモクロマトーシスは、体内に過剰な鉄分が蓄積されて発症する。本研究では、ヘモクロマトーシスに対するケルセチンの保護効果と、そのメカニズムをネットワーク薬理学にて解明した。ヘモクロマトーシスの疾患標的をデータベースで探...

脂質を基盤とするナノ製剤で経口送達されたルチンは、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害して強力な抗血栓効果を発揮する

Orally delivered rutin in lipid-based nano-formulation exerts strong antithrombotic effects by protein disulfide isomerase inhibition

著作名:
Dan Chen
Yurong Liu
Peiwen Liu
Yang Zhou
Longguang Jiang
Cai Yuan
Mingdong Huang
出典:
Drug Delivery
2022
29
1824-1835
DOI:
10.1080/10717544.2022.2083726
要旨:
ルチンのプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)阻害作用は、血栓症治療薬として期待される。しかし、ルチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さが、克服すべき問題点である。そこで、ルチンのナトリウム塩(NaR)と脂質を基盤と...